CD 輸入盤

ドビュッシー:前奏曲集第1巻より、ハイドン:ソナタ集、他 リヒテル(1984年 蕉雨園ライヴ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC2083
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

初出! NHK名演奏家幻のライヴ・シリーズ第3弾
リヒテルが日本家屋で行なった幻のコンサートが日の目をみる


録音嫌いだったリヒテルの芸術は、ライヴで味わうしか術がありませんでしたが、最高の演奏が高音質で残されていました。1984年3月27日に、東京都文京区にある蕉雨園で行われた「幻の東京リサイタル」。当時69歳のリヒテル円熟芸を味わえます。
 蕉雨園は明治30年(1897年) 建造の宮内大臣田中光顕伯の邸宅だった純日本家屋。ここを気に入ったリヒテルたっての希望でピアノが運ばれ、コンサートが催されました。このコンサートは一般公開ではなく、招待客のみのごく小さなものでしたが、NHKが収録してテレビ放映され、非常な話題となりました。
 ドビュッシーの前奏曲集第1巻から10曲も披露。全曲でないのが残念ではありますが、これだけまとめて、しかも高音質で聴くことができるのは、まさに奇跡と申せましょう。いずれも絶品なうえ、『西風の見たもの』などでは往年の凄まじいテクニックを披露してくれます。
 ハイドンの2篇のソナタも神業。あまりの凄さに曲の終りまで身動きもとれないほど。リヒテル最良の魅力と凄さをあますところなく収めた、ピアノ音楽録音の宝の出現です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ハイドン:ピアノ・ソナタ第24番ニ長調 Hob.XIV.52
・ハイドン:ピアノ・ソナタ第32番ロ短調 Hob.XIV.32
・ドビュッシー:前奏曲集第1巻より(デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/音とかおりは夕暮れの大気に漂う/アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/とだえたセレナード/沈める寺/パックの踊り)
・ドビュッシー:映像第1集〜水に映る影

 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)

 録音時期:1984年3月27日
 録音場所:東京都文京区、蕉雨園
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

内容詳細

84年3月27日、文京区にある蕉雨園。何とリヒテルが日本家屋で弾いた録音だ。非公開の小規模なコンサートだったが、これをNHKが録音していた。残響は少ないが、それだけに円熟のタッチがクリアに聴こえる。ハイドンもいいが、ドビュッシーのデリケートな色彩が絶品。幻のコンサートが甦ったのだ。(長)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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残響のない日本家屋での演奏なので、”野外...

投稿日:2014/02/05 (水)

残響のない日本家屋での演奏なので、”野外ライブ”のような音になっていますが、青柳いずみこさんが「ピアニストが見たピアニスト」で絶賛されている通り、演奏は見事です。 リヒテルのドヴュッシー演奏については、“冷たいオブジェのようになりがちなドヴュッシーから、生命力にあふれた音楽を引き出している”と評価するか、“非フランス的で泥臭い”と否定するかの2通りに分かれるかもしれませんが、前者の聴き手にとっては、必聴の演奏でしょう。アンコールの「水の反映」だけでも、星5つの価値があります。

トラツォーム さん | 静岡県 | 不明

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何度か足を運んだリヒテルのリサイタルを彷...

投稿日:2014/01/23 (木)

何度か足を運んだリヒテルのリサイタルを彷彿とさせる一枚。 録音も臨場感たっぷりですばらしく、推進力あふれるハイドンはもちろんのこと、繊細かつ剛毅なビロード・タッチのドビュッシーは、リヒテルの残されたドビュッシー録音の中でも、演奏・音質とも最上のもの。 リヒテルのディスクは内外ともにほぼ聴き尽くしていますが、リヒテルを生で聴いた人も、聴けなかった人にもあまねく一聴をおすすめしたい一枚です!

コメット☆⌒ さん | 兵庫県 | 不明

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