CD

交響曲、子供の遊び、祖国 小澤征爾&フランス国立管弦楽団

ビゼー(1838-1875)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13226
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ビゼー:交響曲、子供の遊び、祖国
小澤征爾&フランス国立管弦楽団


どの曲も小澤征爾の繊細な指揮が当時のフランス国立管弦楽団の魅力的なサウンドと相乗効果を発揮した素晴らしい演奏。交響曲第2楽章アダージョでのミシェル・クロケノワの物悲しいオーボエ、絡むホルンやフルートの明るい響き、軽やかでどこまでも伸びていくヴァイオリンの澄んだ美しさなど病みつきになる魅力にあふれています。

【収録情報】
● ビゼー:交響曲ハ長調
● ビゼー:序曲『祖国』 op.19
● ビゼー:『子供の遊び』 op.22


 フランス国立管弦楽団
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1982年4月
 録音場所:パリ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 制作レーベル:EMI

内容詳細

小澤のフランスものは若い時から相性が良く、当時このフランス国立管も毎年のように客演していた。活きのいいリズム、精密な響き、心地よいテンポなど、ビゼーの美質を十二分に表出した快演といえる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ビゼーがまだ十代の時に書いた彼の唯一?の...

投稿日:2012/04/28 (土)

ビゼーがまだ十代の時に書いた彼の唯一?の交響曲は何と1930年代半ばあの大指揮者ワインガルトナーによって初演されたもので青春時代の作品そのものというか各楽章分かり易い楽想でメロディ・メーカーであるビゼーの芽が聴かれます。従ってこの演奏にはそれなりの「活き活きさ」「瑞々しさ」が求められるわけでその点では小澤/FNOの本演奏(小澤47歳の1982年録音、タイム@10’20A10’09B5’55C8’56)は比較的満足度の高いものとなっていると思いました。第1楽章は歯切れよくスタートし覇気感も充分です。日本人の茶漬け感覚とフランスオーケストラのお洒落れ感覚が程よくブレンドした雰囲気ではありますがちょっと弦の生々しさがザラツキ感に結びつく処もあります。第2楽章はオーケストラバックでオーボエが哀愁あるテーマが流れる楽章でやはりオーボエが決め手となりました。途中場が変わっての弦はよく歌いやがて入る弦掛け合いはゆっくり目に進めるところも実に印象的です。そして又初めの楽想に戻って行く過程も充分足どりをとって先ほどの「弦掛け合い」の面影を残しつつ余韻を持ってこの楽章を終えます。第3楽章は私がまだ小中学生の頃、TVでのニュースでよくBGMに使われたもので、クラシック音楽とは無縁の頃ではあっても記憶に残った曲です。小澤のこの演奏は反復してじっくり腰を据えたもので弦の美しさがこの楽章では活きています。最終楽章も通常得てして先を急ぐ様な或いは軽々しく扱われ勝ちなところを精妙に軸足しっかりとした運びに好感を持ちました。とにかく全体片手間的な演奏にはなっておらず透明感ある仕上がりになりこの曲では最高ランクにしたいです。小澤には後年1995年水戸COと録られたこの交響曲演奏盤(タイム@9’49A10’55B6’02C8’55)もありますね。本盤併録分・・・劇的序曲「祖国」(13’07)は私は初めて聴いた曲でマァ愛国心高揚の為の音楽でもあるのでしょう・・・賑やかなものです。組曲「子供の遊び」(10’49)は洒落た小品で正しく「遊び」的な処が余裕が感じられました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

1

ビゼー(1838-1875)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品