SACD Import

Concerto for Orchestra : Fritz Reiner / Chicago Symphony Orchestra (Hybrid)

Bartok (1881-1945)

User Review :5.0
(9)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CAPC1934
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description

Remastered from the original master tape by Ryan Smith at Sterling Sound
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO

Since its original release on LP in the mid-1950s, Fritz Reiner's rendition of the Concerto for Orchestra has stood as the standard against which all other recordings of the work are measured. Reiner's superb control of his orchestra and of Bartok's rhythms and textures is still unsurpassed, even by dozens of subsequent conductors in the digital age. Likewise, the "Music for Strings, Percussion and Celesta" shows just what an incredible ensemble the Chicago Symphony was under Reiner's direction. The original 2-track session tapes were used in mastering for SACDs.

Customer Reviews

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1955年にステレオでこの音質で録音されたの...

投稿日:2021/07/17 (土)

1955年にステレオでこの音質で録音されたのも驚きならば、この集中力と切れ味鋭いリズム、凄みのあるライナーの指揮にも驚きです。今回さらにXRCDの圧倒的な生命力のあるサウンドに驚き、カップリング無しでこのお値段にも驚きです。…でも、購入する価値は十二分にありますよ!

困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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鍛え過ぎた骨皮筋右衛門よろしく筋骨逞しい...

投稿日:2021/03/04 (木)

鍛え過ぎた骨皮筋右衛門よろしく筋骨逞しい音楽を志向するあまり『ミスター・メトロノーム』の渾名を頂戴し、シカゴ響の音楽監督に就くや否や楽団員の首ことごとくを挿げ替えた首切り魔フリッツ・ライナーが、ベーラ・バルトーク晩年の技巧を極めた名曲を指揮した恐怖の1枚。1955年というステレオ録音草創期にあって、45/45方式の開発元でもあったRCAの専属ゆえに、既にして立体感のある音で聞けるのがまた恐ろしい。 渡米したバルトークは、ピアニストとして生計を立てる積もりだったらしく、作曲はせず。それが心身共に行き詰まってリサイタルもできなくなった癖に、生来の潔癖症ゆえか、ヨーゼフ・シゲティやライナーほか友人たちからの支援も受け取らなかった。突き返された支援金を適当な団体名義で贈ると、色々調べた末に「架空の団体から受け取る理由がない」として全額払い戻しまでしたという。そりゃ鬱にもなるはずだ… 頭を抱えた友人たちが、クーセヴィツキー財団からの委嘱ということにして(無理やり)作曲料を受け取らせ。遂に奮起したバルトークが、3ヶ月程で書き上げたのがこの曲。その事情を知るライナーだからか、意気込みも半端でなく。タクトの代わりにナイフを振るかの、身も引き締まる壮烈さ。真冬のお化け屋敷もかくや。 至難の曲ゆえに新人指揮者の試金石ともされ、ということは第1楽章終わり近くに地獄の哄笑のように金管が奏でる逆行カノンといい、逆立ちしたゴブリンが並んで踊ってみせるような間奏曲といい、こんな化け物と比較されることになる駆け出しの若手には気の毒な限りである。

三文詩人 さん | 福岡県 | 不明

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バルトークの最晩年の傑作である管弦楽のた...

投稿日:2011/05/22 (日)

バルトークの最晩年の傑作である管弦楽のための協奏曲にはこれまで多数の録音がなされ、その中には名演との評価がなされているものも数多く存在している。そのような中で、録音から50年以上が経過してもなお、これまでの同曲のすべての名演に冠絶する至高の超名演こそは、本盤におさめられたライナーによる演奏であると考える。本演奏におけるライナーのアプローチは、テンポは幾分早めであり、全体として引き締まった筋肉質の演奏であると言える。他の指揮者による演奏が、聞かせどころのツボを心得たわかりやすい表情づけを随所に施しているのに対して、ある意味ではいささかも微笑まない辛口の演奏で一貫しているとさえ言えるほどだ。しかしながら、演奏全体に漲っている気迫や張り詰めた緊張感には尋常ならざるものがあり、我々聴き手の心胆を寒からしめるのに十分なものがあると言える。また、一聴とすると何の飾り気もない各フレーズの随所から滲み出してくるような奥深い情感には、抗し難い魅力が満ち溢れていると言えるところである。これは、ライナーの同曲への深い理解や愛着とともに、同曲に込められたバルトークの心底にあった寂寥感や絶望感などを敏感に感じ取っていたからに他ならないと言える。このような楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような彫の深い表現は、バルトークと親交があり、バルトークと同じ苦難の時代を生きたライナーだけが成し得た究極の演奏とさえ言えるだろう。ライナーの確かな統率の下、これ以上は求め得ないような完全無欠の演奏を披露したシカゴ交響楽団の卓越した技量も、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。これだけの歴史的な超名演だけに、これまでSACD化やXRCD化など高音質化への取組がなされているが、私としてはXRCD盤の方をより上位に置きたいと考える。前述のように50年以上も前のスタジオ録音であるが、XRCD化によってきわめて鮮明な音質に蘇ったところであり、ライナーによる超名演をこのようなXRCDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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