SHM-CD

協奏曲集 ピエール・ブーレーズ&ベルリン・フィル、ロンドン交響楽団、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメット、ピエール=ロラン・エマール、他

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG53096
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン - THE HISTORY
ピエール・ブーレーズ/バルトーク:協奏曲集


【ドイツ・グラモフォン125周年記念】【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
20世紀における「音楽の巨人」、ブーレーズによるバルトーク協奏曲プロジェクトの完結盤。発売当時はレコード・アカデミー賞大賞を受賞するなど、大きな話題となったアルバムです。2台のピアノと打楽器の協奏曲ではエマール、ヴァイオリン協奏曲はクレーメル、ヴィオラ協奏曲ではバシュメットという最高のソリスト達が登場する魅力の1枚。伴奏を務めるのは、ベルリン・フィルとロンドン交響楽団です。(メーカー資料より)

【収録情報】
バルトーク:
1. 2台のピアノと打楽器のための協奏曲
2. ヴァイオリン協奏曲第1番 遺作 Sz.36
3. ヴィオラ協奏曲遺作 Sz.120(シェルイ・ティボールによる補筆完成版)

 ピエール=ロラン・エマール、タマラ・ステファノヴィチ
(ピアノ:1)
 ニール・パーシー(パーカッション:1)
 ナイジェル・トーマス(ティンパニ&パーカッション:1)
 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン:2)
 ユーリ・バシュメット(ヴィオラ:3)
 ロンドン交響楽団(1)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2,3)
 ピエール・ブーレーズ(指揮)

 録音時期:2008年5月(1)、2004年3月(2,3)
 録音場所:ロンドン(1)、ベルリン(2,3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
本盤には遺作となったヴィオラ協奏曲及びヴ...

投稿日:2011/08/26 (金)

本盤には遺作となったヴィオラ協奏曲及びヴァイオリン協奏曲第1番を軸として、2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲のオーケストラバージョンがおさめられている。いずれも名演であると考えるが、とりわけヴィオラ協奏曲については素晴らしい超名演であると高く評価したい。それどころか、ヴィオラ協奏曲には競合する目ぼしい名演が殆ど見当たらないことから、本演奏の登場によって漸く同曲の真価がそのベールを脱いだと言っても過言ではあるまい。それにしても、本演奏におけるバシュメットのヴィオラ演奏は圧倒的だ。変幻自在のテンポ設定や思い切った強弱の変化など、実に多彩な表現を見せており、その桁外れの表現力の幅の広さは圧巻というほかはない。同曲は、バルトークの最晩年の作品だけに、その内容の深遠な奥深さには尋常ならざるものがあると言えるが、バシュメットの多彩な表現力を駆使した彫の深い演奏は、正に同曲の心眼を鋭く抉り出していくに足る凄みさえ感じさせるところであり、我々聴き手の肺腑を打つのに十分であると言える。ベルリン・フィルの卓越した技量をベースにした名演奏も、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。ヴァイオリン協奏曲第1番は、クレーメルの超絶的な技量をベースにしたいささかも歌わない冷徹とも言える表現が同曲の性格に見事に符号していると言える。バルトークの楽曲に特有の、ハンガリー風の民族色の表現にはいささか不足しているとは言えるが、同曲を純粋な現代音楽として捉えると、かかるクレーメルのアプローチにも十分な説得力があり、何らの遜色があるわけではないと考えられる。また、本演奏でもベルリン・フィルの圧倒的な名演奏は健在だ。さらに、本盤には2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲がおさめられているが、これはオーケストラバージョンとしての作品の出来としてはいささか問題があると言える。もっとも、ピアノや打楽器パートについては見事な書法であり、純粋なソナタとしては傑作の名に値する楽曲であると言えるであろう。これをエマールなどの豪華ソリストがこれ以上は求め得ないような名演奏を繰り広げているのが素晴らしい。音質は、2004年及び2008年の録音ということもあって鮮明で素晴らしいものであると言えるが、とりわけヴィオラ協奏曲については同曲演奏史上でもトップの座に君臨する超名演であることもあり、今後はSHM−CD化、そして可能であればシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

3
★
★
★
★
☆
ブーレーズさん、ドカンとジャケットに出て...

投稿日:2010/09/15 (水)

ブーレーズさん、ドカンとジャケットに出てるけど、このアルバムの主役はあくまでバシュメットだ。空前絶後といっていいくらい多彩な表情を出してる。ヴィオラ奏者はもう彼一人でいいんじゃないか…とすら思えてくる。伴奏はこの曲の場合、問題ではない。クレーメルは彼ならもっと出来るハズ。 「2台の」は誰が演奏しても、ソナタの劣化版にしか聴こえないのを改めて認識した。それほど、ソナタの出来は凄いのだ。

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

4
★
★
★
★
★
これを“だめ!”と思う人はブーレーズが何...

投稿日:2009/02/20 (金)

これを“だめ!”と思う人はブーレーズが何故ベートーヴェンやブラームスを演奏しようとしないか考えたことがあるのだろうか。ブーレーズは元々現代音楽の作曲家として出発した人だし、現代的意義のあると認める作曲家の作品しか演奏しないのだ。私はブーレーズは現代を代表する最も重要な指揮者だと思っているし、彼の指揮する音楽はどれも全部大好きである。

エイハブ船長 さん | 千葉県 | 不明

3

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バルトーク (1881-1945)

【新編名曲名盤300】 管弦楽のための協奏曲 | 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 | 弦楽四重奏曲(全曲)

プロフィール詳細へ

バルトーク (1881-1945)に関連するトピックス

協奏曲 に関連する商品情報

おすすめの商品