CD 輸入盤

ヴィオラ協奏曲、他 プリムローズ(va)シェルイ&ロンドン新交響楽団

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TKC308
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

プリムローズ/バルトーク:ヴィオラ協奏曲

(制作者より)
今回、オタケンCDのために某氏から提供されたレコードは、何とバルトークの子息にして、すぐれたレコーディング・エンジニア、ピーター・バルトークの主宰したバルトーク・レコーズの一枚です。しかも曲目は、父・ベラの遺作「ヴィオラ協奏曲」で、さらに演奏者がこの曲の依頼者プリムローズとこの曲の完成者T・シェルイの指揮という豪華版です。
 この曲の初演は1949年で、1955年刊の「THE DISC BOOK」(米)にはすでにこのレコードが掲載されていることから、この録音は1950年代前半であったと推定されます。前掲書にはさらにバルトーク・レコーズの紹介もあって、それによれば、少ないが厳選されたカタログと「ハイ・ファイ」マニアが高く評価する音質を特徴とするレーベル、とあります。なるほど納得の演奏であり音質と言えましょう。
 カップリングは言わずもがなのライナー・シカゴ響の「オケ・コン」。今回は某所提供のテープ音源で、「ルツェルンの第九」(TKC307)同様、特製オタケン・リマスタリングで再現しました。驚きのステレオ臨場感をお楽しみくださいませ。
(オタケン・レコード  太田憲志)

【収録情報】
バルトーク:
・ヴィオラ協奏曲
 ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
 ロンドン新交響楽団
 ティボール・シェルイ(指揮)
 録音:1950年代前半、ロンドン、キングズウェイ・ホール(モノラル)
 原盤:米バルトークレコーズ #309

・管弦楽のための協奏曲
 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)
 録音:1955年10月22日、シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ)
 音源:米RCAビクター

ユーザーレビュー

総合評価

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この復刻の意義は極めて大きい。素晴らしい...

投稿日:2011/01/29 (土)

この復刻の意義は極めて大きい。素晴らしい業績だと思う。バルトーク最晩年の遺言ともいえるこの曲は、人生の最後の際にありながら、天才の創造の炎が燃え上がり、貧困と闘病の苦しい生活の中でも、なお一歩も退くことのない、徹頭徹尾透徹した、妥協のない世界観、音楽観、そして涅槃に至るような哲学が構築されている。バルトークに作曲を依頼したプリムローズはこの演奏が残せたことを奇跡だと言ったという。録音もその筋では、有名なシュタルケルのコダーイとともに伝説的なものであった。我が国日本でこの素晴らしい復刻がなされたことに心から敬意を表したい。この録音から半世紀以上たった今日、その後、メニューインによってステレオ録音が残されたが、適任のビオラ奏者は、なかなかいなかった。唯一、今日の希望の星は、BPOのトップ奏者を務めている清水直子氏だと思う。世界中からドイツ音楽の規範と目されている、BPOのような輝かしい歴史と伝統のある世界で、日本人が、しかもオーケストラの中音部のトップ奏者という、単に音楽的な傑出だけではなく、オーケストラの政治学が理解出来なければ、一日たりとも務まらないポストにいること自体が、真の驚異で、その深い解釈力と国際的な演奏芸術、そして音楽に対する希に見る真摯な姿勢に期待したい。この曲の深層にある東洋的なものの本質を、最も美しく自然に表現できる人として彼女は最適任だろうと想う。

黒熊怪 さん | 兵庫県 | 不明

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このヴィオラ協奏曲の演奏は珍しいものだけ...

投稿日:2007/06/13 (水)

このヴィオラ協奏曲の演奏は珍しいものだけにこの盤の登場は歓迎。強靭な技巧と精神性が光るソロに衒いのない指揮。長くカタログに残してほしいものだ。有名なライナーのオケコンは、このレーベルの例にもれず売り口上が怪しいが、上々の音質だ。

eroiika さん | tokyo | 不明

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この復刻の意義は極めて大きい。素晴らしい...

投稿日:2007/03/10 (土)

この復刻の意義は極めて大きい。素晴らしい業績だと思う。バルトーク最晩年の遺言ともいえるヴィオラCは、人生の最後の際にありながら、天才の創造の炎が燃え上がり、貧困と闘病の苦しい生活の中でも、なお一歩も退くことのない、徹頭徹尾透徹した、妥協のない世界観、音楽観、そして涅槃に至るような哲学が構築されている。プリムロースはこの演奏が残せたことを奇跡だと言ったという。録音もその筋では、有名なシュタルケルのコダーイとともに伝説的なものであった。 我が国日本でこの素晴らしい復刻がなされたことに 心から敬意を表したい。

黒熊怪 さん | 神戸 | 不明

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バルトーク (1881-1945)

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