CD 輸入盤

バルトーク作品全集 イヴァン・フィッシャー、ドラティ、ショルティ、コチシュ、アルゲリッチ、ムター、ムローヴァ、他(32CD)

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4789311
組み枚数
:
32
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


バルトーク作品全集(32CD)
イヴァン・フィッシャー、ドラティ、ショルティ、コチシュ、アルゲリッチ、ムター、ムローヴァ、他


20世紀を代表する作曲家バルトークの記念碑的全集
バルトークは後期ロマン派の影響下で作曲をスタートさせますが、ハンガリーや東欧諸国の農民音楽の収集・研究をおこない、民謡の語法をもとに印象主義音楽以降の同時代の手法を取り入れて独自の様式を確立しました。
 このボックスでは、バルトークの管弦楽や舞台作品、民族音楽からの編曲、数多くのピアノのための作品だけでなく、室内楽作品、歌曲、合唱作品など彼にとって重要な作品、初期の大変珍しい作品、新発見の作品まで、全ての作品を収録。Decca、DG、旧フィリップスだけでなく、ASVやフンガロトンなどの音源も含まれています。これまでなかった音源(初期ピアノ作品や声楽作品)に関しては、新しく録音も行っています。
 ブックレットには、バルトークの伝記執筆者として知られるケネス・チャルマースによる新規ライナーノーツ(欧文のみ)、声楽作品の歌詞と英語対訳が収録される予定です。ディスク30〜32には、演奏史上重要な演奏録音が収録されています。
 ボックスの大きさは、13.5cm x 12.5cm x 8.5cm、 重量は1.2Kgです。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
Disc1
● 交響曲変ホ長調よりスケルツォ
 ジェルジ・レヘル指揮、ブダペスト交響楽団(録音:1970年)

● 交響詩『コッシュート』
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1997年)

● 2つの映像
 アンタル・ドラティ指揮、デトロイト交響楽団(録音:1978年)

● ルーマニア舞曲
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1996年)

● 4つの管弦楽曲
 ピエール・ブーレーズ指揮、シカゴ交響楽団(録音:1992年)

Disc2
● 組曲第1番
 アンタル・ドラティ指揮、デトロイト交響楽団(録音:1976年)

● 組曲第2番
 アンタル・ドラティ指揮、ミネアポリス交響楽団(録音:1955年)

Disc3
● ルーマニア民俗舞曲
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1996年)

● 舞踏組曲
● 『中国の不思議な役人』組曲
 サー・ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団(録音:1981年)

● トランシルヴァニア舞曲
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1996年)

● ハンガリーの風景
 ピエール・ブーレーズ指揮、シカゴ交響楽団(録音:1993年)

● ハンガリー農民の歌
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1996年)

Disc4
● ディヴェルティメント
 サー・ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団(録音:1990年)

● 管弦楽のための協奏曲
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1997年)

Disc5
● ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調
 チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
 サー・ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団(録音:1983年)

● 2つの肖像
 クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1979年)

● ヴァイオリン協奏曲第2番
 ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
 エサ=ペッカ・サロネン指揮、ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1997年)

Disc6
● ラプソディ第1番、第2番
 ギル・シャハム(ヴァイオリン)
 ピエール・ブーレーズ指揮、シカゴ交響楽団(録音:1998年)

● 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1985年)

● ヴィオラ協奏曲(シェルイ補筆完成版)
 ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
 ピエール・ブーレーズ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:2004年)

Disc7
● スケルツォ
● ピアノと管弦楽のためのラプソディ
 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1985年、1986年)

● 2台のピアノと打楽器のための協奏曲
 マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)
 ヤン・ラボルダス、ヤン・パストヤンス(打楽器)
 デイヴィッド・ジンマン指揮、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団(録音:1985年)

Disc8
● ピアノ協奏曲第1番イ長調
● ピアノ協奏曲第2番ト長調
● ピアノ協奏曲第3番ホ長調

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1984-1987年)

Disc9
● 歌劇『青ひげ公の城』全曲

 ヴァルター・ベリー(バリトン)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 イシュトヴァーン・ケルテス指揮、ロンドン交響楽団(録音:1965年)

Disc10
● バレエ音楽『木製の王子』
● バレエ音楽『中国の不思議な役人』(全曲)

 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1996年)

Disc11-12
● 弦楽四重奏曲全曲(全6曲)

 タカーチ四重奏団(録音:1996年)

Disc13
● ピアノ五重奏曲
 スザンヌ・ブラッドバリー(ピアノ)
 シルヴェストリ弦楽四重奏団(録音:1996年)

● 2台のピアノと打楽器のためのソナタ
 マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)
 ペーター・ザードロ、エドガー・ガッジーズ(打楽器)(録音:1993年)

Disc14
● アルバムの一葉(アンダンテ)
● ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
 スザンネ・スタンツェライト(ヴァイオリン)
 グスターフ・フェニェー(ピアノ)(録音:1995年)

● シク地方の3つの民謡
 カーッライ・ガボール(リコーダ−)
 エメシェ・ヴィラーグ(ピアノ)(録音:1998年)

● ラプソディ第1番
 ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
 ジェルジ・シェベック(ピアノ)(録音:1963年)

● コントラスツ
 アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)
 エルマー・シュミット(クラリネット)
 アンドラーシュ・シフ(ピアノ)(録音:1993年)

Disc15
● ヴァイオリン・ソナタ第1番
 リーラ・ジョセフォウィッツ(ヴァイオリン)
 ジョン・ノヴァチェク(ピアノ)(録音:1997年)

● ヴァイオリン・ソナタ第2番
 アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
 ランバート・オーキス(ピアノ)(録音:1995年)

● ラプソディ第1番、第2番
 レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
 ペーテル・ナジ(ピアノ)(録音:2013年)

Disc16
● 44のヴァイオリン二重奏曲
 サラ・ネムタヌ、デボラ・ネムタヌ(ヴァイオリン)(録音:2015年)

● 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)(録音:1987年)

Disc17
● 4つの古いハンガリー民謡の編曲
● セーケイの歌
● 過ぎ去った時より
 ゾルターン・ヴァーシャールヘイ指揮、ハンガリー軍男声合唱団(録音:1966年)

● 2声または3声の合唱曲集
 ミクローシュ・サボー指揮、ジュール少女合唱団(録音:1983年、1966年)

Disc18
● 夕暮れ
 アンドレアス・トート指揮、ホンヴェード・アンサンブル男声合唱団(録音:1998年)

● 2つのルーマニア民謡
 ラーズロー・ドブジャイ指揮、エトヴェシュ・ロラーンド大学合唱団(録音:2008年)

● 4つのスロヴァキア民謡
 ミクローシュ・サボー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団(録音:1966年)

● 5つのスロヴァキア民謡(兵士の歌)
 ゾルターン・ヴァーシャールヘイ指揮、ハンガリー軍男声合唱団(録音:1966年)

● 田舎の情景
 SLUKスロヴァキア民俗アンサンブル合唱団
 イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1997年)

● 4つのハンガリー民謡
 ミクローシュ・サボー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団(録音:1966年)

● カンタータ・プロファーナ『魔法にかけられた鹿』
 ハンガリー放送合唱団
 サー・ゲオルグ・ショルティ指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団(録音:1997年)

● 5つのハンガリー民謡
 ユリア・ハマリ(メゾ・ソプラノ)
 ヤーノシュ・コバーチュ指揮、ハンガリー国立管弦楽団(録音:1972年)

● 7つの合唱曲
 リスト音楽大学室内合唱団
 アンタル・ドラティ指揮、ブダペスト交響楽団(録音:1970年)

Disc19
● 10のハンガリー民謡第1集
● 8つのハンガリー民謡
 エステル・コヴァーチ(ソプラノ)
 アーダーム・フェレギ(ピアノ)(録音:1972年)

● 10のハンガリー民謡第2集
 テレジア・エルツルム(ソプラノ)
 ローラント・スジュクス(ピアノ)(録音:1974年)

● 20のハンガリー民謡
 エリカ・シクレイ(ソプラノ)
 イシュトヴァーン・ラントシュ(ピアノ)(録音:1979年)

Disc20
● 私が摘んだこのバラ
● あなたの息に触れて
● ハンガリー民謡
● 4つのスロヴァキア民謡
● スロヴァキア民謡『トニは紡ぎ車を回す』
● ハンガリー民謡
 マリア・チェレン(ソプラノ)
 サイモン・レッパー(ピアノ)(録音:2015年)

● 4つの歌
● 夕暮れ
● セーケイ民謡
● 2つのハンガリー民謡
 アンドレア・メラース(ソプラノ)
 エメシェ・ヴィラーグ(ピアノ)(録音:1998年)

● 5つの歌 Op.15 & Op.16
● 村の情景
 ユリア・ハマリ(メゾ・ソプラノ)
 コンラート・リヒター(ピアノ)(録音:1973年)

● デブレツェンには川がある
 エルジェーベト・タラク(ソプラノ)
 イシュトヴァーン・ハイデュ(ピアノ)(録音年不明)

● ウクライナ民謡『天の嘆き』
 ギュラ・ナジ(バリトン)
 サイモン・レッパー(ピアノ)(録音:2015年)

Disc21
● 14のピアノ小品(バガテル)
● 2つのエレジー
● ルーマニア民俗舞曲
● トランシルヴァニアの民謡によるソナチネ
● 3つのハンガリー民謡

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)(録音:1991年)

Disc22
● 2つのルーマニア舞曲
● シク地方の3つの民謡
● アレグロ・バルバロ
● 4つの哀歌
● ピアノのための組曲
● ルーマニアのクリスマスの子供の歌
● 3つの練習曲
● 民謡の旋律による3つのロンド
● ピアノの初歩

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)(録音:1993年)

Disc23
● 子供のために

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)(録音:1994年)

Disc24
● ピアノ・ソナタ
● 戸外にて
● 9つのピアノ小品
● 小組曲

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)(録音:1996年)

Disc25-26
● ミクロコスモス

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)(録音:1997年)

Disc27
● 3つのブルレスケ
● 7つのスケッチ
● 15のハンガリー農民歌
● ハンガリー農民歌による8つの即興曲
● 10のやさしいピアノ小品

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)(録音:1996年)

Disc28
● 舞踏組曲
● ラプソディ(ロング・ヴァージョン)
● 4つのピアノ曲
● 『コッシュート』の葬送行進曲
● ラプソディ(ショート・ヴァージョン)

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)(録音:1999年)

Disc29
● ファンタジア
● ポルカ『ガビ』
● レントラー第2番
● ワルツ『ラヨシュ』
● 私を忘れないで
● 3つの小品
● レショフスキー・ピアノ教本より
● スロヴァキア舞曲
 ダニエル・レブハート(ピアノ)(録音:2015年)

● スケルツォと幻想曲
● ハンガリー民謡
 イシュトヴァーン・カッシャイ(ピアノ)(録音:1998年)

● F.F.の主題による変奏曲
 ジュゼッペ・アルバネーゼ(ピアノ)(録音:2000年)

● ミクロコスモスより6曲
 チック・コリア、ニコラス・エコノム(ピアノ)

Disc30
● ピアノ協奏曲第1番、第2番、第3番

 ゲザ・アンダ(ピアノ)
 フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団(録音:1960年、1959年)

Disc31
● 2つのエレジー
● ピアノのための組曲
● ピアノ・ソナタ
 アンドール・フォルデス(ピアノ)(録音:1955年)

● ミクロコスモスより8曲
 ジュリアス・カッチェン(ピアノ)(録音:1952年)

● トランシルヴァニアの民謡によるソナチネ
● 戸外にて
 スティーヴン・コワセヴィチ(ピアノ)(録音:1969年)

● 3つのブルレスク
 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)(録音:1989年)

Disc32
● ヴァイオリン協奏曲第2番
 ゾルターン・セーケイ(ヴァイオリン)
 ウィレム・メンゲルベルク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(録音:1939年)

● 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリンRIAS交響楽団(録音:1953年)

● 『中国の不思議な役人』組曲
 アンタル・ドラティ指揮、シカゴ交響楽団(録音:1954年)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Scherzo from the Symphony in E Flat Major, DD68 Budapest Symphony Orchestra, Gyrgy Lehel 10:02

ディスク   2

  • 01. Bartk: Suites Nos.1 &2

すべての収録曲を見る >

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
これだけの名演CD32枚の大全集が15000円...

投稿日:2018/01/27 (土)

これだけの名演CD32枚の大全集が15000円程度で驚きます。いままでレコードやCDを買ってきた人生を後悔してしまいます。ピエール・ブーレーズ指揮の「4つの管弦楽曲」や「ヴィオラ協奏曲」に感銘大。40年前にはあまり売っていなかった作品で、入手(確か指揮はヤーノシュ・シュタルケルやオーマンディー)に苦労した憶えがあります。ピエール・ブーレーズの演奏は新鮮に聴こえます。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

0
★
★
★
★
★
これだけの名演CD32枚の大全集が15000円...

投稿日:2018/01/27 (土)

これだけの名演CD32枚の大全集が15000円程度で驚きます。いままでレコードやCDを買ってきた人生を後悔してしまいます。ピエール・ブーレーズ指揮の「4つの管弦楽曲」や「ヴィオラ協奏曲」に感銘大。40年前にはあまり売っていなかった作品で、入手(確か指揮はヤーノシュ・シュタルケルやオーマンディー)に苦労した憶えがあります。ピエール・ブーレーズの演奏は新鮮に聴こえます。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

2
★
★
★
★
★
素晴らしい『全集』だ。録音は色々と寄せ集...

投稿日:2016/05/11 (水)

素晴らしい『全集』だ。録音は色々と寄せ集めには違いないから、玉石混淆になりそうなものだが、殆どが最高レヴェルの名演である。掛け値なしの「最高」はタカーチによるSQの全集。同曲はこれまで6-7セット持っているが、結局は60年のジュリアードに帰っていったけれども、ようやく、より新しくより素晴らしい演奏(と録音)に出会えた。オケ演奏の多くにフィッシャーとブダペスト祝祭管を得たのも大きい。他の曲でいくつかを担当しているショルティとブーレーズのCSO 吹き込みが、ちょっと角が丸くなっている巨匠芸でやや喰いたらない所を見事に補っている。ショルティやブーレーズでなくて良かったと言わせるとは凄くないですか?彼らに加えてコチシュを得たピアノ協奏曲もSQに匹敵するレヴェル。これまた本全集についているアンダとフリッチャイの歴史的名演をようやく超えたと言えるのではないか?                        コチシュは大部分のピアノ独奏曲も担当しているけれども、これらも録音共々とてもいい。知らない曲も多くて、初期はドビュッシー風とかシェーンベルク風とかもあるけれど、段々バルトークらしくなるし(でもリスト・ハンガリー狂詩曲そっくりみたいなのもあって―実際ラプソディという曲が弦のも含めて幾つもある―、リスト結構バルトークしていたんだなぁとか)、子供の曲とかも楽しい。ピアノといえばアルゲリッチを得た(パートナーは違う)二台のピアノと打楽器のための協奏曲とソナタも凄い。キョンとムローヴァのヴァイオリン協奏曲二曲はともにやや物足らなくて、ムローヴァでは無伴奏ソナタの方が張りつめたダイナミズムで素晴らしい。協奏曲はどちらもちょっと緊張感が足らない。ヴィオラ協奏曲のバシュメットも思ったほどではなかった、残念。ネムタヌ姉妹の二台のヴァイオリンの無伴奏ソナタもとてもいい。無伴奏ではないソナタではムターがやはり良い。ラプソディは、シャハムは民族色の点でなかなかいいけど線は細いと思ったら、チェロの方のラプソディが獰猛な独奏で、名前を見たら何とシュターカー。これは凄い。納得。                                声楽曲は民謡の蒐集・編曲が多いが、それなりに面白い。歌手も不満がないが、いいのはやはりユリア・ハマリ。「青髯」は有名な名演で、かなり古い録音だが、全く音質面での不満はないし、ケルテスは最後の方になるほど感銘を増す。歌手二人は当時おしどり夫婦といわれたルートヴィッヒとベリーだが、ルーヴィッヒは素晴らしい。ベリーも悪くないし、妻を閉じ込めてしまわざるを得ない男の悲哀は不足していないが、一方の性格である冷徹な公爵の存在感という感じはあんまりない。       最後の三枚はもっと古い、いわば「歴史的名演」が収められている。だったら、バルトークの自演も入れてよとないものねだりを言いたくなるが、仕方がない。アンダ・フリッチャイについては上述の通り、今聞いても名演で、音質も改善されたような気がする。フォルデスからリヒテルに至るピアニスト達のらなり時期的にも、録音的にも(モノからデジタル・ステレオまで)幅の広いピノ曲集も聞き応えがある。とくにフォルデスは目覚ましい。一番新しいリヒテルのはその割に音が良くないし(ライブでモノ?)、演奏もさほどではない(後年のリヒテルはどうも音の粒の立ち上がりが鈍い。前記コチシュと比べてもそうだ)。セーケイとメンゲルベルク・コンセルトへボウのヴァイオリン協奏曲の39年という一番古い年代のライブ(初演)は、実に熱っぽい名演で、ムロ−ヴァより遥かに聞き応えがある。作曲の依頼者でもあるセーケイはシゲティもかくやという名演で、メンゲルベルクも恰幅が良く迫力に富んでいる。思い入れの深さが並大抵ではない。音質が良かったら今でもトップを張るだろう。第一楽章が盛大な針音で始まる(今もっている盤よりもノイズが多いがその分音はちょっぴりいいかな?)が、徐々に収まり、二楽章以降は気にならないレヴェルに落着く。ともに54年録音のフリッチャイの「弦チェレ」とドラティの「不思議な役人」(こっちはずっと後のデジタル録音がある)はともにやはり緊迫感に満ちた最高級の名演。やはり核の脅威がダモクレスの剣よろしく頭上にぶら下がっていた頃の演奏は迫力が半端でない。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バルトーク (1881-1945)

【新編名曲名盤300】 管弦楽のための協奏曲 | 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 | 弦楽四重奏曲(全曲)

プロフィール詳細へ

バルトーク (1881-1945)に関連するトピックス

おすすめの商品