CD 輸入盤

『青ひげ公の城』、ピアノ協奏曲第3番、『中国の不思議な役人』組曲 レヴァイン&ミュンヘン・フィル(2CD)

バルトーク (1881-1945)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC505
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

Vol.5
バルトーク:『青ひげ公の城』、ピアノ協奏曲第3番、『中国の不思議な役人』組曲

レヴァイン&ミュンヘン・フィルの最終シーズンとなった2003年〜2004年シーズンは、それ以前にも増して意欲的なプログラムが組まれ、充実した演奏が展開されましたが、このアルバムは、そのクライマックスの一つとなった、2003年11月のオール・バルトーク・プロをそっくりCD2枚組で再現したもの。前半にバルトーク唯一の歌劇となった「青ひげ公の城」を置き、後半にバルトーク晩年の最高傑作の一つピアノ協奏曲第3番と、表現主義時代の代表作「中国の不思議な役人」を置く、というレヴァインならではの重量級のプログラム。
 作風の異なる3つの作品の特徴を絶妙に描き分け、レヴァインらしい精緻な解釈で、バルトークの魅力を堪能させてくれます。
 『青ひげ公の城』では、バルトークの意図通りハンガリー語の語りを冒頭に入れ、イギリスのヴェテラン・バス・バリトン歌手、ジョン・トムリンソンによる重厚な青ひげが堪能できますが、しかし、主役はやはりオーケストラでしょうか。次々に扉を開けられる各部屋の様子を鮮明に描き出すバルトークの冴えたオーケストレーションが魅力十分の仕上がりです。
 ピアノ協奏曲第3番では、アメリカの俊英ピアニスト、ジョナサン・ビス[1980− ]と共演して美しい感傷を交えた透明な叙情を聴かせてくれます。
 そして最後は、エネルギッシュなレヴァインにふさわしい凶暴大作「中国の不思議な役人」。ミュンヘン・フィルの強力なパワーを存分に引き出すレヴァインの手腕はやはり見事なもので、圧力すら感じさせる金管群を筆頭に、迫力満点のサウンドが楽しめます。


■バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』
■バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
■バルトーク:『中国の不思議な役人』
ジョン・トムリンソン(バス・バリトン[青ひげ公])、
クレメーナ・ディチェーヴァ(ソプラノ[ユーディト])、
エルス・キスファルディ(語り)
ジョナサン・ビス(ピアノ)
ジェームズ・レヴァイン(指揮)ミュンヘン・フィル
2003年11月14日〜16日、ミュンヘン、ガスタイクにおけるデジタル録音。

Vol.6
ブラームス:交響曲第1番、「運命の歌」

長いキャリアにも関わらず、レヴァインによるオーケストラ録音のレパートリーは、オペラの陰に隠れてさほどが広いとはいえませんが、ブラームスの交響曲は、彼が2度にわたって全集を録音している数少ないレパートリーであるだけに、その愛着ぶりが窺われるところです。
 一度目の全集録音は、1975年から翌1976年にかけてシカゴ交響楽団とRCAでおこなっており、二度目の全集録音は、1992年から1993年にかけてウィーン・フィルとDGにおこなっていました。
 ここに収録された交響曲第1番は、レヴァイン&ミュンヘン・フィルの最終シーズン開幕を飾った雄大な名演。「運命の歌」は、レヴァインにとって初録音となり、ミュンヘン・フィルの併設合唱団がすばらしいハーモニーを聴かせてくれています。


■ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
 2003年9月2日&3日、ミュンヘン、ガスタイクにおけるデジタル録音。
■ブラームス:『運命の歌』 Op.54
 1999年10月28日&29日、ミュンヘン、ガスタイクにおけるデジタル録音。

ジェームズ・レヴァイン(指揮)ミュンヘン・フィル&合唱団

収録曲   

ディスク   1

  • 01. (keine Angaben) - Applaus
  • 02. Dilcheva, Kremena - Herzog Blaubarts Burg Op. 11 S
  • 03. Prolog
  • 04. Bluebird's Castle
  • 05. Doors I See...
  • 06. First Door: Torture Chamber
  • 07. Second Door: Armoury
  • 08. Third Door: Treasury
  • 09. Fourth Door: Garden
  • 10. Fifth Door: Bluebird's Realm
  • 11. Sixth Door: Lake Of Tears
  • 12. The Last Door I Will Not Open
  • 13. Presentiment Seventh Door
  • 14. Seventh Door: Bluebird's Former Wifes

ディスク   2

  • 01. Biss, Jonathan - Konzert Fuer Klavier Und Orcheste
  • 02. 1. Allegretto
  • 03. 2. Adagio Religioso
  • 04. 3. Allegro Vivace
  • 05. Levine, James - Der Wunderbare Mandarin Op. 19 Sz

ユーザーレビュー

総合評価

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バルトークの名作が堪能できる素敵なアルバ...

投稿日:2014/02/06 (木)

バルトークの名作が堪能できる素敵なアルバム。 ショルティのような強烈な民族色を押し出した演奏を聴いたあとでは、物足りなく思う方もいるだろうが奇をてらいすぎず迫力にもこと欠かないところが見事。 協奏曲のジョナサン・ビスのピアノが素晴らしい!柔軟なリリシズムがこの作品にうってつけです。

martin さん | 神奈川県 | 不明

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まず、信じられないほど録音が素晴らしい。...

投稿日:2007/06/12 (火)

まず、信じられないほど録音が素晴らしい。青ひげの方は、冒頭の語りから惹きつけられる。歌唱も、オケも絶好調。そして、白眉はピアノ協奏曲。このピアニストは、初めて聴いたが、切れのよいテクニックと清涼感がいい。終楽章の打楽器の音は、風圧を伴って聞こえてくる。重ねて、言う。素晴らしいライブ録音だ。聴衆の熱狂ぶりも、納得できる、素晴らしい!!

オスカーデラホーヤ さん | FUKUOKA CITY | 不明

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お国もの云々などとあまりいいたくないが、...

投稿日:2004/10/13 (水)

お国もの云々などとあまりいいたくないが、レヴァインのバルトークはオケもよく鳴って迫力もあるのだが、何か灰汁が足りない感じがする。

かばくん さん | とちぎ | 不明

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バルトーク (1881-1945)

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