CD

クリスマス・オラトリオ シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団、ドレスデン室内合唱団(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD1265
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

バッハ『クリスマス・オラトリオ』全曲
シャイー&ゲヴァントハウス管のバッハ第3弾!


『マタイ』と『ブランデンブルク』が各国で好評のシャイー&ゲヴァントハウス管が、今度は『クリスマス・オラトリオ』に挑戦します。

【伝統継承発展と着実な成果】
現代から古楽まで、幅広い音楽に情熱的に取り組むリッカルド・シャイーが、バッハ作品の伝統継承の総本山ともいうべきライプツィヒで、ゲヴァントハウス第19代のカペルマイスターに就任したのが、2005年9月のことでした。
 以来、欧州各地での数々のコンサートや、デッカへのレコーディグ、ユーロアーツへの映像収録などで着々と声望を高めているシャイーとゲヴァントハウス管弦楽団。彼らによるバッハはすでに『マタイ受難曲』『ブランデンブルク協奏曲』がリリース済み。ドラマティックな要素への対応が見事な『マタイ』と、ソロも含めて各楽器すべてが高水準な『ブランデンブルク』、どちらも評価の高い演奏でしたが、今回は祝典的要素を伴う連作カンタータ集『クリスマス・オラトリオ』ということで、それらとはまた違った傾向の魅力が味わえるものと思われます。

【古楽界の歌手陣】
歌手たちは古楽界を中心に活躍している人から選ばれており、聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年に結成されたア・カペラ・グループ、アンサンブル・アマコードに所属するマルティン・ラットケとヴォルフラム・ラットケのほか、美声で名高いキャロリン・サンプソン、ドイツのコントラルト、ヴィープケ・レームクールに、同じくドイツのバス、コンスタンティン・ヴォルフが起用されています。
 合唱は『マタイ』のときと違って、小編成で古楽界を中心に活躍するドレスデン室内合唱団が受け持っているのも注目です。

【モダン楽器オケに古楽器イディオム導入】
オーケストラは前2作と同じくゲヴァントハウス管弦楽団を小編成に絞り、ヴィブラートを抑え目にしてピリオド奏法にも配慮、一部には古楽器も用いるという手法を採用。
 シャイーはすでに古楽器アンサンブルを指揮して欧州各地で『クリスマス・オラトリオ』を演奏しており、その模様は映像に収録され放送もされていましたが、インタビューでは、コンセルトヘボウでのアーノンクール体験も例に出し、モダン楽器オーケストラに古楽器のイディオムを導入することが最上の選択であると述べており、レコーディングにあたっても、これまでと同じアプローチで臨んでいます。いろいろな意味で期待のできる演奏といえそうです。(HMV)

【収録情報】
・J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248

 マルティン・ラットケ(テノール:エヴァンゲリスト)
 キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
 ヴィープケ・レームクール(アルト)
 ヴォルフラム・ラットケ(テノール)
 コンスタンティン・ヴォルフ(バス)
 ドレスデン室内合唱団
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 リッカルド・シャイー(指揮)

 録音時期:2010年1月7〜8日
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:デジタル

内容詳細

オーセンティシティはエキセントリシティにあらず。尖鋭的な古楽器オケでも、厚手の前世紀的モダン・オケでもない、シャイーが見出した新たなバッハ演奏の規範。第3弾となるゲヴァントハウス管とのバッハ録音シリーズは「クリスマス」、21世紀的バッハ像が克明に描き出された秀演だ。★(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ユーザーレビュー

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マタイ受難曲の録音に続いてリリースされた...

投稿日:2013/04/29 (月)

マタイ受難曲の録音に続いてリリースされたシャイー指揮のバッハの有名な 宗教曲ですが、マタイ受難曲の演奏が素晴らしかっただけに大いに期待して いました。期待に違わぬ素晴らしい演奏です。実はこの曲、小職にとっては 2007年12月にリリースされたアーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクムスのCDが初体験でして、この演奏にも大変感銘を受けました。 シャイー盤では、軽快なテンポで勢いよく開始され、合唱と管弦楽のアンサンブルの素晴らしさと相成って実に心地よい響きが展開されて行きます。シャイーは本当にバッハが好きで尊敬していると感じ取れます。小職はキリスト教徒ではありませんが、全曲を通して「さあ皆さん、クリスマス(イエス様の誕生日)をお祝いしましょう!」という気持ちが伝わってきます。シャイーは2009年12月24、25日にヴェツレヘムとエルサレムでチューリッヒ歌劇場シンティルラ管弦楽団という古楽器使用の楽団とこの曲を演奏しておりNHKのBS2で2010年2月に放送も行われました。この演奏も大変素晴らしいものでしたが、今回のCDは手兵のゲヴァントハウス管弦楽団ですので(一部古楽器の使用やピリオド奏法も行われているそうですが)いわゆる”ノリ”が 違います。6部の連作カンタータから成る曲のため、受難曲のように静かで聞き手にとっては少々退屈なフレーズが長く続くということもなく、祝典的な雰囲気で満たされており小職は一気に全曲聴けました。バッハ並びにシャイーファン以外の方にも是非お勧めしたいディスクです。こうなるとロ短調 ミサ、ルカ受難曲、そしてカンタータ全集のリリースにも、このコンビ大いに期待したいところです。

オオスニタロウ さん | 長崎県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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