CD 輸入盤

『音楽の捧げもの』 リフシッツ

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEO676071
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リフシッツのピアノ
バッハ「音楽の捧げもの」

久しく新譜が途絶えていたリフシッツのオルフェオ・デビュー盤。彼の弾くピアノによるバッハでは過去にゴルトベルク変奏曲(94年)やリサイタル・アルバムなどが強い印象を残しましたが、このたび取り上げるのは「音楽の捧げもの」。
 フリードリヒ大王が与えたテーマをリチェルカーレ、カノンとさまざまに展開させてゆくこの作品でも、まだ30代ながらすでにリフシッツ(1976年生まれ)はいっそうの深みを増した哲学的表現を聴かせており、いまは亡きリヒテル、現役ではアファナシエフとロシア勢によるバッハ演奏の伝統を思い起こさせます。74分29秒収録。

@バッハ:音楽の捧げものBWV.1079
Aバッハ:前奏曲とフーガBWV.552
Bフレスコバルディ:トッカータ集第1巻より第1番
Cフレスコバルディ:同第1巻より第2番
Dフレスコバルディ:同第2巻より第4番
 コンスタンチン・リフシッツ(P)
 録音:2005年11月30日−12月3日
 ミュンヘン、ババリア・ムジーク・スタジオ(バイエルン放送との共同制作)

収録曲   

  • 01. (Piano)Musikalisches Opfer: Lifschitz(P) +Frescobaldi

ユーザーレビュー

総合評価

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6声のリチェルカーレ、並みの奏者では魑魅...

投稿日:2013/10/03 (木)

6声のリチェルカーレ、並みの奏者では魑魅魍魎が一面に蠢いているような印象に終わってしまうところだが、このリフシッツの演奏の何と清冽で透明で煌きに満ちていることか。それにしてもトリオソナタでは、奇態な半音階的巨体をくねらす大蛇かはたまた毒龍かという大王の主題を、2楽章では種も仕掛けもありません、和声的全音階的対位の檻に閉じ込め、4楽章ではお立ち会い、飛んだり跳ねたり逆立ちしたりの珍獣の芸当に仕立て上げてしまうという、猛獣使いバッハの面目躍如の作品ながら、リフシッツはそのバッハのお眼鏡にかなう優等生にまちがいなく、すべてを自己の完全な管制下に置いてしまうリフシッツにかかっては、鬱蒼として深く見通し難かったバッハ世界も白日の下にさらされて、まるで古典派の音楽を聴いているかのように見通し良くなってしまう。そのあたり、往年の鬱蒼たるバッハ愛好者には好き嫌いはあるだろうが、ピリオド楽派ともまた違う近年のバッハ演奏の新局面を切り開いているのかもしれない。フレスコバルディも結構だが、ならばバッハ青年期から壮年期のクラヴィア曲・オルガン曲の森の幸もぜひとも料理して頂きたいものだと思うが如何。

六里庵 さん | 東京都 | 不明

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「音楽の捧げもの」は個人的に大好きな曲な...

投稿日:2011/12/16 (金)

「音楽の捧げもの」は個人的に大好きな曲なのですが、聴き終えた後の充実感がイマイチ・・・   前奏曲とフーガBWV.552も、オルガン演奏による圧倒的なスケール感が無く物足りない・・・   ので、口(耳?)直しに、所有しているCDを聴きたくなりました。

gate.gate さん | 北海道 | 不明

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味わい深いバッハです。間もなく発売される...

投稿日:2010/12/28 (火)

味わい深いバッハです。間もなく発売される「フーガの技法」を聞きたくなりました。パブロ・カザルスがある本で書いていたコトバを思い出します。「この音楽は、まるで、こう言っているかのようだ---私が何者であるのか、どこまで到達したかを示そう」

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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