バッハ、C.P.E.(1714-1788)

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CD

フルート・ソナタ集 シュルツ、ブリツィ(2CD)

バッハ、C.P.E.(1714-1788)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CMCD20099
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

シュルツとブリツィの妙技が光る
たった2人の演奏とは思えないハーモニー


J.S.バッハの作品としてBWV番号が付され、親しまれてはいるものの、その作品の特徴や様式などから偽作と言われている作品が存在します。今回収録されている3つのフルート・ソナタもまたJ.S.バッハの作か疑われていましたが、最終的に息子のC.P.E.バッハの作品であることが証明され、長年の疑問に終止符が打たれました。
 これら3つのフルート・ソナタを含む、C.P.E.バッハのフルート・ソナタを収めたアルバムがこのたび2枚組で完成。ウィーン・フィルの首席ソロ奏者、ヴォルフガング・シュルツの安定したテクニックと暖かみあふれる音色による演奏は、まさにオーソリティとしての風格を漂わせています。その演奏をさらに引き立てているのが、奇才ブリツィのクラヴィオルガンによる装飾豊かな演奏です。さらにクラヴィオルガンの特製を活かし、さまざな音色を織り交ぜて演奏することにより、時にフルート奏者が2人に聞こえ、あるいはさらに別の楽器が伴なっているかのようにも聞こえてきます。
 これまでのフルート・ソナタの演奏とはひと味異なる、色彩にみちた明るく華やかな演奏は、作品に新たな息吹をもたらしています。

【ヴォルフガング・シュルツ(フルート)】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者。現在、世界で最も著名なフルート奏者のひとりである。ソリストとしてだけでなく室内楽のメンバーとしても活躍し、またデビュー当時よりザルツブルク音楽祭、ウィーン音楽週間、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ラヴェンナ音楽祭、ルツェルン音楽週間など、数多くの音楽祭にも参加。これまでにピアニストのヘルトムート・ドイチュ、エリーザベト・レオンスカヤ、アンドラーシュ・シフ、シュテファン・ヴラダーなど、多くの音楽家たちと共演。1983年以来、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管楽楽団のメンバーで構成されている管楽アンサンブル、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのフルート奏者としても活躍している。
 レパートリーはバロックから現代作品までと幅広く、アバド、マゼール、メータ、小澤征爾やプレヴィンら著名な指揮者と世界各地で共演している。特にオーストリアの現代作曲家の作品の演奏に力を注いでおり、多くの作品が彼に献呈されている。レコーディングも多く、著名な賞を受賞している録音も数多い。
 1979年よりウィーン音楽大学教授を務めるほか、彼自身の音楽への深い愛情と豊かな音楽経験を充分に活かし、フルート教育における後進の指導にも情熱を注いでおり、世界各国でマスター・クラスを定期的に開催している。

【クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)】
モルラッキ音楽院でオルガン及びオルガン作曲をW.ポルに師事。その後J.ラドゥレスク、M.モルガンに師事し研鑚を積み、さらにボローニャのG.B.マルティニ音楽院でA.コンティにチェンバロを師事。ヨーロッパ、アメリカ、日本において活躍し、E.マティス、W.シュルツ、A.アドリアン、M.トゥルコヴィチ、W.マイヤー、T.インデアミューレ、W.ヒンク、B.カニーノ、F.バルトロメイ、B.フィンク、H.シェレンベルガーら数多くの著名な演奏者と共演している。
 CDは既に40枚以上のレコーディングがあり、そのレパートリーは後期ルネサンスから前衛音楽に及ぶ。現在、コセンツァのジャコマントニオ音楽院においてオルガンとオルガン作曲の教鞭をとるほか、音楽研究機関や大学のためにしばしばマスター・クラスを受け持っている。(カメラータ)

【収録情報】
DISC-1
C.P.E.バッハ:
・フルート・ソナタ ハ長調 Wq.149
・フルート・ソナタ ト長調 Wq.86
・フルート・ソナタ ニ長調 Wq.83
・無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
・フルート・ソナタ ホ長調 Wq.84
DISC-2
・トリオ・ソナタ Wq.145 / BWV1036
・フルート・ソナタ ト長調 Wq.85
・ソナタ ト短調 H.542,5 / BWV1020
・フルート・ソナタ 変ホ長調 H.545 / BWV1031
 ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
 クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)

 録音時期:2007年10月、ほか
 録音場所:イタリア
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

ここには大バッハの作とされているソナタが3曲入れられている。確証がまだあるわけではないが、このアルバムの特徴のひとつとなっている。もうひとつはクラヴィオルガンの使用だろう。これがシュルツの端正なフルートと溶け合って、いい雰囲気を出している。(T)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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