バッジ ウィルソン / 宇佐川晶子

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こんにちはアン 下 新潮文庫

バッジ ウィルソン / 宇佐川晶子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102113400
ISBN 10 : 4102113401
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,325p

商品説明

プリンス・エドワード島を見るのが、あたしの一生の夢でした。赤毛のアン誕生100周年記念作品。解説/梨木香歩〈「赤毛のアン」の現在〉

トマスさんちで9歳まで暮したけど、おじさんが亡くなって、こんどはハモンドさんちへ。なんと双子が3組よ。食器棚の扉に映るケティ・モーリスの代りに、こだまのヴィオレッタがお友達になったの。そのハモンドさんも急に亡くなり、あたしの引き取り手は誰も現れず……でも夢だけは捨てなかったわ。そしてついにプリンス・エドワード島へ。アンがマシュウに出会うまでの物語。

内容詳細

トマスさんちで9歳まで暮したけど、おじさんが亡くなって、こんどはハモンドさんちへ。なんと双子が3組よ。食器棚の扉に映るケティ・モーリスの代りに、こだまのヴィオレッタがお友達になったの。そのハモンドさんも急に亡くなり、あたしの引き取り手は誰も現れず…でも夢だけは捨てなかったわ。そしてついにプリンス・エドワード島へ。アンがマシュウに出会うまでの物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    幸と不幸が入り混じったような印象を受けました。預かられる家が変わり、また新たな生活が始まったと思いきや、今度は孤児院へ。それまでの想像の翼が広げられなくなりつつあるアンの姿に痛みを感じました。でも、アンに優しさを注いだ人がいることも事実であり、後に過去を全て否定したくなる思い出だけではないと思います。彼女を気にかけ、あたたかい想いを注いだ人もいた。それにしてもアンが兼ねてからプリンス・エドワード島に憧れていたのには驚きです。『赤毛のアン』につながる世界は幼い頃からあったのですね。

  • のえる さん

    図書館本。 描写はプリンス・エドワード島に到着しブライトリバー駅に降り立つまで。DV、アルコール中毒、うつ…薄情で自分たちの利益しか考えない近隣住民や親戚…など上巻に続き悲惨な場面も。孤児院を立ち結末に向かう展開は不思議と私も期待と興奮でいっぱいだった。 アンの個性や特技、愛情の芽にいち早く気付き慈悲の心で温もり溢れる精一杯の愛情と優しさで包み込む大人たちの振る舞いは尊敬に値する。美しいものを美しいと感じる、人の優しさに気付くetc.実はとてもかけがえのない大事なことなのかもしれない。

  • Yu。 さん

    生まれて直ぐに悲惨な状況下に置かれ、4歳から重労働を強いられ育っていく中でも必ず現れる慈愛に満ちた人達。と、幸と不幸がうねる下巻。物語としては十分良い作品なのだが『赤毛のアン』に繋ぐための内容としては。。特にアンを愛し、知り尽くし育った人ならこういった描き方はしないかと。非常に残念なのは、後に語られる11歳までの記憶を全否定する内容とはちょっと思えないところでしょうか。これまでの苦労は分かるが、それだと彼女を気にかけ温かく手を差し伸べてくれた人達の存在や残されたプレゼントが全く意味を無くしてしまいます。

  • たみき さん

    アンがマシュウさんとマリラさんに出会うまでのお話。興味深く上下巻一気読み。ひどい環境の中で、アンを見守る人と出会いながら、想像力でアンらしく生きてきたんだって思わせてもらえて満足。アンの生きる力の強さっていうのが自分のイメージ通りに描かれていて期待を裏切られなくてよかった。こういう本を読むとやっぱり子供は幸せに育ってほしいし、幸せにする義務があるって強く思う。

  • けいちか さん

    「赤毛のアン」でちょこっとだけ出てくる固有名詞を元に、これだけの隙間物語ができるというのは凄いことだと思う。ただ、これだけ小さいのに、台所仕事を任せられていた割には、本篇でのアンのふくらし粉事件とか、ちょっと合わないかも。

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