ニューロテクノロジー(仮)脳の監視・操作と人類の未来

ニタ・a・ファラハニー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309300412
ISBN 10 : 4309300413
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;19

内容詳細

「指一本動かさずにデバイスを操作する」「認知症を検知し、うつ病を治療する」「犯罪捜査で脳の取調べをする」「企業が消費者に見せたい夢を生成する」―これらは、もはや「現実」である。神経テクノロジー―脳データの追跡や侵入―は人類の希望か、それとも脅威か?第一線に立つ論客が、衝撃の実例の数々をレポート。新時代の権利「認知的自由」を守り、ニューロテクノロジーをよりよく活用するために、来るべき社会の設計図を提示する!

目次 : 第1部 脳のトラッキング(最後の砦/ 職場における脳の監視/ 国家による脳の監視/ 汝自身を知れ)/ 第2部 脳のハッキング(脳を活性化する/ 脳にブレーキをかける/ 精神を操作する/ ワイルダービースト/ 人間を超えて/ 認知的自由について)

【著者紹介】
ニタ・A.ファラハニー : 米国デューク大学法科大学院の法学・哲学特別教授。新しいテクノロジーの社会・法・倫理的影響についての研究で第一線に立つ。2010年、バラク・オバマ政権下で「生命倫理問題の研究に関する大統領諮問委員会」委員に就任(〜2017年)。TED、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)をはじめ、研究者・実業家・一般市民などに向けた講演を行っており、メディアでも積極的に発言している

鍛原多恵子 : 翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    漫画『秘密』は脳のデータ解読を実現した社会が舞台だが、死者の脳から記憶を再現する技術に限定した設定だ。しかし生きた人間の脳を監視し、思想や行動をチェックする機能は既に実用化されつつある。国家や巨大テック企業が技術開発を進めており、考える自由がなくなり精神を操作するのも可能になるとか。アルツハイマー病や麻薬依存症の治療に役立つだけならともかく、思想検閲や脳への介入など『1984年』のディストピアも近い。これにAIのシンギュラリティが重なれば、単一コンピューターによる世界支配は決してSFではなくなるのだから。

  • izw さん

    最初は、これから進化するかもしれないニューロテクノロジーの悪影響を心配して、今のうちから備えないといけないと警告する口調に嫌気がさした。EEGやEMGで脳の反応が計測できるようになった。脳データは重要な個人情報だ。知らないうちに個人情報を奪わている。そのうちに考えている内容が読み取れるようになる。すると人権侵害により自由がなくなる。眉唾もいいところかと思った。ただ、BCIがまじめに研究され実用化を目指しているところを見ると、そんな未来もあるのかな、という気にもなってきた。

  • Go Extreme さん

    脳データのプライバシー保護 インフォームド・コンセントの必要性 精神的プライバシーの保護 職場での脳データ利用制限 データの透明性と説明責任 データの匿名化の必要性 脳データの二次利用制限 技術の倫理的利用の必要性 アルゴリズムの透明性 精神的健康への影響評価 強制使用の回避 教育と意識向上 新しい法的枠組みの必要性 データの最小化原則 差別的使用の防止 脳デバイスの科学的根拠の重視 利用者の制御権強化 職場での透明性確保 長期的データ保護の必要性 脳データの商業的悪用の防止 個人の自由と自己決定権を守る

  • しいな さん

    SFなようで実は哲学的。思想の自由。

  • y さん

    タイトル買いしたので、期待外れな内容でした。 邦訳が意訳しすぎな感じです。 テクノロジーの話は薄く、個人の権利をどう守るかの話がメインに感じられました。

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