ドヴォルザーク(1841-1904)

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SHM-CD

交響曲第8番&第9番『新世界より』 クーベリック&ベルリン・フィル(SHM−CD)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG9710
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

Super High Material CD
SHM−CDシリーズ

CDの新たな可能性を追求!
液晶パネル素材(高透明性)を活用した新素材による高音質CDが登場!
初回プレス限定

ドヴォルザーク:交響曲第8番&第9番《新世界より》
クーベリック&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

死後ますますその評価を高めたクーベリック。しかしドイツ・グラモフォンに残したドヴォルザークの交響曲は以前から定評のあるものでした。この2大交響曲のカップリングで今は亡き巨匠の唯一無二の芸術のエッセンスを窺い知ることができます。(ユニバーサル ミュージック)

ドヴォルザーク:
1. 交響曲 第8番 ト長調 作品88
2. 交響曲 第9番 ホ短調 作品95《新世界より》
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ラファエル・クーベリック
 録音:1966年6月(1)、1972年6月(2) ベルリン(ステレオ)
 OIBP

SHM−CDについて(ユニバーサル ミュージック)
CD発売から25年、様々な形で音質の向上を目指した商品が開発されてきましたが、今回、ユニバーサル ミュージックと日本ビクターの共同開発により、新素材による高音質CDを発売します。
 通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系を使用することにより、さらに透明性を向上させた、新たなCDの誕生です。

SHM−CDの品質特性
・通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系で透明性を向上、さらに優れた光学特性を兼ね備えている。
・特に円周方向の複屈折特性に優れており、高流動性、高転写性でDISC成形に適した素材となっている。

SHM−CDの音響特性
・従来のCDに比べ、歪度の少ない、透明感の高い音質。
・解像度が大幅に向上したことにより、よりバランスのとれた音質を実現。
・従来ありがちだった、低域の量感不足も解消。

内容詳細

クーベリックがBPOと成し遂げたドヴォルザーク交響曲全集からの1枚。第8番が最初の録音で、第9番は3番目となった。ともに数種類ある録音中、最高の演奏との評価もされており、作品の核心を突いている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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3.5

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クーベリックは、ドヴォルザークの交響曲、...

投稿日:2011/04/15 (金)

クーベリックは、ドヴォルザークの交響曲、とりわけ第8及び第9については何度も録音しているが、その中でも最も優れた演奏は、本盤におさめられたベルリン・フィル盤であると考える。第8については、その後、バイエルン放送交響楽団とともにライブ録音(1976年)、第9については、バイエルン放送交響楽団(1980年)、次いでチェコ・フィル(1991年)とともにライブ録音しているが、バイエルン放送交響楽団との演奏は、いずれも演奏自体は優れた名演に値するものであるが、ノイズの除去のために低音域を絞ったオルフェオレーベルの音質が演奏のグレードを著しく貶めていることになっており、私としてはあまり採りたくない。第9のチェコ・フィル盤は、ビロード革命後のチェコへの復帰コンサートの歴史的な記録であり、演奏全体に熱気は感じられるが、統率力にはいささか綻びが見られるのは否めない事実である。こうした点からすれば、クーベリックによるドヴォルザークの第8及び第9の決定盤は、本盤におさめられた演奏ということになる。それどころか、他の指揮者による名演と比較しても、トップの座を争う名演と高く評価し得るのではないだろうか。このうち第8は、1966年と録音年がいささか古いが、それだけにベルリン・フィルが完全にカラヤン色に染まっていない時期の録音であり、チェコの大自然を彷彿とさせるような情感の豊かさや瑞々しさが演奏全体に漲っているのが特徴だ。テンポなども随所で変化させており、トゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫が漲っているが、音楽の自然な流れをいささかも損なっていないのが素晴らしい。本盤の4年後に、セル&クリーヴランド管弦楽団による同曲最高の超名演(1970年)が生まれているが、本演奏はそれに肉薄する超名演と高く評価したい。これに対して、第9は1972年の録音。ベルリン・フィルがほぼカラヤン色に染まった時期の録音だ。それだけに、全体的にはチェコ風の民族色がやや薄まり、より華麗で明瞭な音色が支配しているように感じるが、それでも情感の豊かさにおいてはいささかの不足もなく、第9の様々な名演の中でもトップの座を争う名演であることには変わりはない。ただ、名演としての評価は揺るぎがないものの、クーベリックらしさと言う意味においては、第8と比較するとややその個性が弱まっていると言えるところであり、このあたりは好き嫌いが分かれるのかもしれない。ベルリン・フィルも、両演奏ともにクーベリックの指揮の下、素晴らしい演奏を繰り広げており、各管楽器奏者の卓越した技量には惚れ惚れするほどだ。録音は、これまで何度もリマスタリングを繰り返しているだけに鮮明で良好な音質であるが、SHM−CD盤が、現時点においては、音場の広がりといい、鮮明さといい、ベストの高音質であると高く評価したい、

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ドヴォ8は以前から愛聴盤。60年代のBPO...

投稿日:2010/08/25 (水)

ドヴォ8は以前から愛聴盤。60年代のBPOの響きがいい。あまりローカル色が出すぎてないのもいい。BPOだからだろう。新世界はカラヤン色全盛の時代のBPOでクーベリック指揮という感じがしない。でも指揮自体はあきらかにカラヤンと違うから,へんな感じがする。でも演奏はいいと思う。

オットー さん | 奈良県 | 不明

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BPOにとって初めてのドヴォルザークの交響...

投稿日:2009/12/03 (木)

BPOにとって初めてのドヴォルザークの交響曲全集の契機になった1966年録音のクーベリック指揮交響曲第8番(旧4番)で出版がイギリスでなされた為「イギリス」とも曲名がつけられていたものです。演奏は本全集トップを飾ってか大変活き活きした覇気のある・・・クーベリックが単なるローカルに留まらず表現・・・それもインターナショナルなツールを使ってライブに劣らぬ入れ込み様です。タイム的には@9’58A10’19B6’38C8’55であり私が好む演奏盤 セル/CLO(1958年@9’55A10’03B6’20C9’00)、 カラヤン/VPO(1961年@9’53A11’09B6’07C9’35)、ケルテス/LSO(1963年@10’01A9’59B6’00C8’58)とそんなに違いはないのですがオーケストラが全開近く鳴りきってクーベリックに導かれている時間であります。第1楽章序奏から次への駆け込みの勢いでこれから始まるドラマを予感させます。弦のアタックが生々しく又溜めから奔流する流れ、その燃焼追い込みは管楽器と共に拍車がかかります。第2楽章はやや説明的な感じが一時しますが舞曲風メロディでは音の質感の訴えが勝り第3楽章の美しい旋律がつなぎ部分の情緒で効果を上げ最終楽章へのストーリー作りに寄与します。その最終楽章ファンファーレに始まるのですがテンポも微妙に変化させて以降たっぷり揺らせもあり印象的な結びであります(私の聴いたのはやや高い音域残響が気にはなったのですが些細なことと割り切りました)。1972年収録の新世界交響曲(@9’31A13’04B8’07C11’51)の方は勿論彼もVPO他何回か録音していたのですが第8番ほどのインパクトを私は持てませんでした・・・OKランク以上のはずなのですが。しかし二つの曲の演奏盤として総合して素晴らしいランクにしたいですね。

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