ライナー&シカゴ響/ドヴォルザーク:新世界より、バルトーク:オケ・コン
世界屈指のヴィルトゥオーゾ・オーケストラ=シカゴ響の基礎を築いたハンガリー出身のフリッツ・ライナーによる「RCA」の名盤。情に溺れない剛毅な音楽作りは今聴いても特徴的。バルトークは長らく決定盤とされていたもの。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
2. バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
シカゴ交響楽団
フリッツ・ライナー(指揮)
録音時期:1957年11月(1)、1955年10月(2)
録音場所:シカゴ、オーケストラ・ホール
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
【Gramola Ikonen(Ikonシリーズ)】
ウィーンに拠点を置く「Gramola」社は、1924年に「His Master's Voice」及びイギリス=ハンガリーのレーベル「Gramola」の販売代理店として発足しました。同時に小売りも手掛け、今もウィーンのグラーベン通りに立派な店舗を構えており、フォトセッションや映画撮影の舞台となることもあるウィーン名所の一つとなっています。その4代目店主がプロデュースするのが「Ikon」シリーズ。不滅の名盤を「Ikon(イコン=聖人画やアイコン)」になぞらえた命名です。
アナログ時代の名盤が廃盤になっていたり、巨大なボックス・セットの一部としてしか入手できない状況を打開すべく、自ら選んだ音源をCD化します。ジャケットは「Gramola」独自のもので、収録曲も複数のLPからカップリングしたものが多く、マスタリングについても素直な音作りにしているとのこと。初出時の状態にこだわって復元するという路線ではなく、ヨーロッパで手に入り難い名盤を単品として手軽に入手可能な状態にすることを目的としたもののようです。(輸入元情報)