デュオ・アルニカンス
ドイツ出身のフローリアンとラトビア出身のアルタ、お互い「アルニカン」の苗字を持つ２人のデュオによるショパンとエルネー（エルンスト・フォン）・ドホナーニの作品集です。
ハンガリー民謡のリズムを根底に持つドホナーニのソナタ、ショパンの晩年の傑作であるソナタと、どちらの曲も熱く燃えるようなリズムと扇情的な表現が勝る見事な演奏で、とりわけショパンでは、これでもかと言えるほどの迫力を有しており、これまで多くの人がこの曲に対して抱いていたイメージが変わってしまうと思えるほどの感情の発露が見てとれます。珍しいドホナーニのソナタも、こんなに良い曲だったのかと目から鱗が落ちるのではないでしょうか。（Solo Musica）
【収録情報】
● エルンスト・フォン・ドホナーニ：チェロ・ソナタ 変ロ短調 Op.8
● ショパン：序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
● ショパン：ワルツ第3番イ短調（A.アルニカーネによるチェロとピアノ編）
● ショパン：チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
デュオ・アルニカンス
フローリアン・アルニカンス（チェロ）
アルタ・アルニカーネ（ピアノ）
録音時期：2014年12月21-23日
録音場所：チューリッヒ、SRF2ラジオ・スタジオ
録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
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