SACD

La Mer, Orchestral Works : Rattle / Berlin Philharmonic (Hybrid)

Debussy (1862-1918)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WPGS50022
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

ラトル&ベルリン・フィル / ドビュッシー『海』

ラトルにとってドビュッシー等のフランス近代作品は、バーミンガム時代からさかんに取り上げてきた十八番の演目。レコーディングもおこなっていますが、ドビュッシーの代表作であるこの『海』は、今回が初の録音となります。
 ラトルとベルリン・フィルは、ラトルの音楽監督就任以来、世界各地でお披露目的なコンサートをおこなっていますが、この『海』は、そのプログラムの主要演目のひとつとして、ロサンジェルス、ザルツブルク、ルツェルン、そしてもちろん本拠ベルリンでも演奏され、日本でも、同コンビ初の来日となった2004年の公演で披露されて話題を呼んだことは記憶に新しいところです。
 また、2005年の来日公演で演目のひとつに予定されている『牧神の午後への前奏曲』が収録されていることにも注目です。
 他のカップリング曲は、前奏曲集の管弦楽編曲版と、作曲者最晩年の『おもちゃ箱』という比較的珍しい作品が選ばれているあたり、通り一遍なアルバム作りをしないラトルならではのことと言えるでしょう。

【収録情報】
ドビュッシー:
・牧神の午後への前奏曲
・交響詩『海』
・バレエ音楽『おもちゃ箱』
・西風が見たもの〜前奏曲集第1巻第7曲(マシューズ編)
・枯葉〜前奏曲第2巻第2曲(マシューズ編)
・花火〜前奏曲第2巻第12曲(マシューズ編)

 エマニュエル・パユ(フルート・ソロ)
 マジェラ・シュトックハウゼン・リーゲルバウアー(ピアノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2004年9月17-19日(デジタル)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid

Track List   

  • 01. Prelude A L`apres-midi D`un Faune
  • 02. La Mer 1: De L`aube A Midi Sur La Mer
  • 03. La Mer 2: Jeux De Vagues
  • 04. La Mer 3: Dialogue Du Vent Et De La Mer
  • 05. La Boite A Joujoux Prelude: Le Sommeil De La Boite
  • 06. La Boite A Joujoux 1er Tableau: Le Magasin De Jouets
  • 07. La Boite A Joujoux 2eme Tableau: Le Champ De Bataille
  • 08. La Boite A Joujoux 3eme Tableau: La Bergerie A Vendre
  • 09. La Boite A Joujoux Changement A Vue-4eme Tableau: Apres Fortune Faite-epilogue
  • 10. Three Preludes Ce Qu`a Vu Le Vent D`ouest
  • 11. Three Preludes Feuilles Mortes
  • 12. Three Preludes Feux D`artifice

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Comprehensive Evaluation

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ベルリンに断崖絶壁の海があればこんな演奏...

投稿日:2008/09/11 (木)

ベルリンに断崖絶壁の海があればこんな演奏になるのかも知れない。冗談はさておき、硬質でテンポの変化がユニークなドビュッシー。RCOヤンソンスの同曲を愛聴していたが、こちらも非常に良い。言うまでもなく演奏水準は申し分ない。

徳力 さん | 東京都 | 不明

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アバド、ラトル、ゲルギエフらは本当にスコ...

投稿日:2006/04/16 (日)

アバド、ラトル、ゲルギエフらは本当にスコアをよく読む!「よくここまで」と思うほど楽譜に記されている微妙なニュアンスを生かして、それによって曖昧に演奏され続けている作品が却って新鮮に聴こえる事があり、そうした発見の喜びがユニークです。そこでアバドとラトルが共にBPOを指揮した「牧神」の聞き比べが面白くなってきますが、「手馴れ、流した」感じのアバドよりももうひとつ踏み込んだラトル盤が勝利。これは見事な演奏です。本場物でないとか何とかの議論は問題外です。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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ラトルがBPOを掌握したことを感じさせる1...

投稿日:2006/01/18 (水)

ラトルがBPOを掌握したことを感じさせる1枚。なるほどフランス風の鼻にかかったような管楽器の音はないが、BPOの「硬質な色彩感」という美質はそれを克服する。『牧神』については、私はジュリーニ/RCOのやわらかな演奏のほうが好きだが、『海』はその硬質感が極めて鮮烈な光のイメージと一致する。ラトルの抜群のコントロール能力がいい意味で発揮されている盤である。

trigger さん | 東京都 | 不明

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