ドビュッシー(1862-1918)

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SHM-CD

ベルガマスク組曲、子供の領分、亜麻色の髪の乙女、版画、他 ワイセンベルク

ドビュッシー(1862-1918)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG50091
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ベスト100
ワイセンベルク/ドビュッシー:ピアノ作品集

SHM-CD仕様

印象主義の技法をピアノで明確に打ち出した『版画』、月光のきらめきを喚起させるような美しいメロディが印象的な「月の光」を含む『ベルガマスク組曲』、愛娘のために作られた『子供の領分』、自らのピアノ作曲技法を集大成した『前奏曲集』のなかで最も広く親しまれている「亜麻色の髪の乙女」などを収めた、ドビュッシーのピアノ名曲集です。持ち前の卓越した技巧と洗練された音色を存分に発揮したワイセンベルクの演奏で収録しています。SHM-CD仕様。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
ドビュッシー:
・版画
・組み合わされたアルペジオ(練習曲集第2巻から)
・ベルガマスク組曲
・子供の領分
・亜麻色の髪の乙女(前奏曲集第1巻から)
・喜びの島
・レントより遅く

 アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)

 録音:1985年1月、2月、ハンブルク(デジタル)


【ドイツ・グラモフォン ベスト100 SHM-CD仕様】
クラシック界No.1レーベル「ドイツ・グラモフォン」の総力を結集し大好評を博した「グラモフォン・ベスト100」シリーズ。4年ぶりのリニューアルにあたり、最新かつ高音質の最強ラインナップが揃いました。
 全100タイトルをSHM-CD仕様で大幅に音質向上させましたが、価格はお求めやすい税込み1800円を維持。これまで以上にクラシック・ファンならびに幅広いお客様にお求められるシリーズとなっております。

・グラモフォン・レーベルが誇る最高のアーティストが奏でるクラシックの売れ筋レパートリーを全100タイトルに網羅。史上最強のクラシック・ベスト・シリーズです。
・カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、アルゲリッチ、ポリーニといったグラモフォン・レーベルを代表する往年の重鎮をはじめ、ユンディ・リ、庄司紗矢香、アリス=紗良・オットといった近年の話題盤も網羅した幅広いアーティスト陣。
・可能な限りニューマスターを使用することでクオリティを確保。
・ルビジウム・クロックを使用した精度の高いカッティングにより音質の向上。
・全100タイトル、SHM-CD仕様。音質の向上と従来盤との差別化を図ります。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ワイセンベルクとは不思議なピアニストであ...

投稿日:2021/07/16 (金)

ワイセンベルクとは不思議なピアニストである。人によって毀誉褒貶が激しく、当たり外れのある(しかも打率が低い)などそいう話もよく聞いた。しかし、亡くなられた今となっては、遺されたCDからしか慮ることはできない。それを踏まえていうと、ワイセンベルクのドビュッシーはドビュッシーらしさはなく、ワイセンベルクらしさに溢れている。硬質な音鳴りから生まれる爽快で剛健な響きは、ドビュッシーの表面的な洒脱で軽妙な覆いを取り払い、やや古典的でポリフォニックな響きを表出させている。

アベマ太郎 さん | 福井県 | 不明

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ドビュッシーとは不思議な作曲家である。 ...

投稿日:2012/07/20 (金)

ドビュッシーとは不思議な作曲家である。 彼の作風の特徴は、何と言ってもその和声の響である。 そのため、彼の音楽はその独特のロマンティックな側面に目を向けられてしまいがちとなる。つまりそれは、それまでの作曲家が想像もしなかったような極めて色彩感の強い、独特の音楽世界の表出により、後期ロマン派の標題音楽家としての地位を築いたという事実からも言える。しかし、それとは裏腹に、彼の作曲技法は究極的に考え抜かれた理論性に裏付けられており、音の紡ぎやリズムを徹底的に合理的に考え抜いていることに注意を向けるべきでもある。その実証的な証明がこのCD演奏に大変良く表れている。 ワイセンベルクというピアニストは、ピアノの音を即物的に表現する天才であった。けっしてロマンティックなピアニストとは呼ばれないであろう。彼の生み出すピアノ音楽は、音符に示されているものを実にクールに完璧にピアノの音として表出させることに徹したスタイルをもっているからである。音に情感を込めようとか、意図的にけれん味たっぷりと演奏する気などまったくない。しかし、どうだろうか、それにより素晴らしいロマン性溢れる音楽を奏でてみせたのが、このCDでの彼の演奏なのである。その意味から、このCDはドビュッシーの作曲家としての偉大さと、ワイセンベルクのピアニストとしての見事な音作りの意味とを同時に感じさせてくれる名盤と言える。特に「組み合わされたアルペジオ(練習曲集 第2巻から)」 のみを聴くだけでも、このCDを買い求めた意味があるというものである。もちろん、他の演奏も十分すばらしい。

モデラート宮内 さん | 千葉県 | 不明

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