F.ドップラー&C.ドップラー:フルート作品全集 第11集
スペインのフルート奏者、アリマニーが長年熱心に研究を重ねたドップラー兄弟の音楽を音として残そうと立ち上げたプロジェクト。シリーズ開始当初は全10巻で完結予定とされていた作品全集ですが、シリーズが進むうちに収録曲が増えたため、全12巻に変更されました。
今回の第11集は「ハンガリーの羊飼いの歌」による幻想曲以外、全て世界初録音という貴重なものです。中でも3巻で構成された「ハンガリー民謡集」は、哀愁に満ちた民謡の旋律に技巧的なアレンジを加え、ひたすら伴奏に徹するピアノを従えながらフルートで奏でるというもの。耳にする機会の多い旋律も登場し、聴き手の耳をひきつけます。(輸入元情報)
【収録情報】
1. 『ハンガリーの羊飼いの歌』による幻想曲〜2本のフルートとピアノのために(フランツ&カール)
2. ペストの思い出〜2本のフルート、ヴァイオリンとピアノのために(フランツ&カール&カール・フーバー)
3. フランツ・ドップラーの歌劇『フサールの2人』よりアリア〜ソプラノ、2本のフルートとピアノのために(フランツ)
4. チャールダーシュ Op.40〜2本のフルートとピアノのために(フランツ)
5. ハンガリー民謡集 第1巻〜フルートとピアノのために(抜粋)(カール)
6. ハンガリー民謡集 第2巻〜フルートとピアノのために(抜粋)(カール)
7. ハンガリー民謡集 第3巻〜フルートとピアノのために(抜粋)(カール)
8. 牧歌『森の小鳥』 Op.21〜フルートとハルモニウムのために(フランツ)
9. なつかしさ Op.96〜フルートとピアノのために(フランツ)
10. イザーク・シュトラウス:ポルカ『黒い森の時計』〜フルートとピアノのために(フランツ編)
クラウディ・アリマニー(フルート)
ジョルト・バログ(ピアノ:5-7,9)
ヤーノシュ・バーリント(フルート:1,2,4)
エーヴァ・マダラース(ピアノ:1)
クリスティアン・キヴ(ヴァイオリン:2)
カティア・ミシェル(ピアノ:2,3,4)
サラ・ブランチ(ソプラノ:3)
アレクサンドラ・ミレティチ(フルート:3)
ビセンス・プルネス(ハルモニウム:8)
アルベルト・モラレダ(ピアノ:10)
録音:2019年、2020年 カタロニア
世界初録音(2-9)