CD

レクイエム コルボ&コロンヌ管弦楽団

デュリュフレ (1902-1986)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS22230
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ワーナークラシック NEXT BEST 100
デュリュフレ:レクイエム ミシェル・コルボ

フォーレのレクイエムで高い評価を得る名盤を生んだ、コルボによるデュリュフレのレクイエム。フォーレのレクイエムに継ぐ名曲として知られるこの曲は、グレゴリオ聖歌の使用等に独自性があります。ベルガンサやファン・ダムを起用した名演。 解説歌詞対訳付(ワーナーミュージック・ジャパン)

【収録情報】
デュリュフレ
1.レクイエム 作品9 イントロイトゥス(合唱)
2.レクイエム 作品9 キリエ(合唱)
3.レクイエム 作品9 オッフェルトリウム(バリトン、合唱)
4.レクイエム 作品9 サンクトゥス(合唱)
5.レクイエム 作品9 ピエ・イエス(メゾ・ソプラノ)
6.レクイエム 作品9 アニュス・デイ(合唱)
7.レクイエム 作品9 ルクス・エテルナ(合唱)
8.レクイエム 作品9 リベラ・メ(バリトン、合唱)
9.レクイエム 作品9 イン・パラディスム(合唱)
10.グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット いつくしみと愛のあるところ
11.グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット すべてに美しく
12.グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット あなたはペテロである
13.グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット タントゥム・エルゴ

テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)/ホセ・ファン・ダム(バリトン)/フィリップ・コルボ(オルガン)/パリ《アウディテ・ノヴァ》声楽アンサンブル
コロンヌ管弦楽団&合唱団
指揮:ミシェル・コルボ、ジャン・スーリッス*10,11,12,13
録音時期:1984年&85年
録音場所:パリ、トリニテ教会、ノートルダム・デュ・リバン教会
録音方式:デジタル

内容詳細

フォーレのレクイエムに継ぐ名曲として知られる、デュリュフレの「レクイエム」。フォーレに史上最高の名盤を生んだコルボによる、作曲者の自作自演という歴史的録音となった。安らぎと慈しみが広がるような音色は、コルボならではの手腕といえる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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デュリュフレのレクイエムは、三大レクイエ...

投稿日:2011/09/01 (木)

デュリュフレのレクイエムは、三大レクイエム(モーツァルト、ヴェルディ、フォーレ)に次ぐ名作とされているにもかかわらず、録音の点数が多いとは必ずしも言い難い。そのような中で、フォーレのレクイエムにおいて素晴らしい名演を成し遂げているミシェル・コルボが、同曲のスタジオ録音を行っているのは何と言う嬉しいことであろうか。本盤におけるコルボによる演奏は、そのような期待をいささかも裏切ることがない素晴らしい名演に仕上がっていると言える。清澄な美しさを誇る同曲であるが、コルボの指揮は、これ以上は求め得ないような繊細な表現を駆使して、精緻に同曲を描き出している。それでいて、繊細であるが故に薄味になるということはいささかもなく、どこをとってもコクがあり、加えて豊かな情感に満ち溢れるのが素晴らしい。そして、各フレーズの端々から滲み出してくるフランス風のエスプリに満ち溢れた瀟洒な味わいには抗し難い魅力があると言える。また、同曲は、フォーレのレクイエムと比較すると、時折ドラマティックな振幅も散見されるが、そうした箇所においてもコルボはいささかも力づくの無機的な演奏には陥らず、常に懐の深い崇高さを失うことがないのが素晴らしい。独唱陣も極めて豪華なキャスティングであると言えるだろう。メゾ・ソプラノのテレサ・ベルガンサとバリトンのホセ・ファン・ダムという超豪華な布陣は、本演奏でもその名声に恥じない素晴らしい歌唱を披露していると評価したい。コロンヌ管弦楽団と同合唱団も、コルボの確かな統率の下、最高のパフォーマンスを発揮していると言える。いずれにしても、コルボによる本演奏こそは、同曲演奏の理想像の具現化であると言えるところであり、録音から約30年近くが経っているにもかかわらず、現在でも同曲の演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。併録のグレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットも、デュリュフレのレクイエムがグレゴリオ聖歌を使用していることを踏まえてのカプリングであると考えられるが、演奏も清澄な美しさを誇る素晴らしい名演に仕上がっていると言える。音質は、パリのトリニテ教会やノートルダム・デュ・リバン教会の豊かな残響を効果的に活かした鮮明なものであり、従来盤でも十分に満足できる高音質であると言えるが、とりわけレクイエムは同曲演奏史上最高の名演の一つでもあり、今後はSHM−CD化、そして可能であればSACD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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