デイヴィッド・フィンケル

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アメリカの悪夢

デイヴィッド・フィンケル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750518473
ISBN 10 : 4750518476
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;20

内容詳細

不誠実なトランプ大統領に違和感を抱いている元軍人の主人公カミングズと、熱烈なトランプ支持者が隣りあって暮らすジョージア州の町を舞台に、人種差別、BLM運動、イスラエル・パレスチナ問題を交えつつ、国家規模の分断にあえぐ市民たちの姿をありありと描く。アメリカを代表するピュリツァー賞ジャーナリストが2度の大統領選挙に挟まれた4年余りを丹念に取材し放つ最新作。

【著者紹介】
デイヴィッド・フィンケル : ジャーナリスト。「ワシントン・ポスト」紙で23年にわたり記者として働き、2006年ピュリッツァー賞受賞。その後イラク戦争に従軍する兵士たちを取材するために新聞社を辞めバグダッドに赴く

古屋美登里 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aloha0307 さん

    舞台はアメリカ南部ジョージア州 イラク戦争から帰還した元将校が主人公。時代背景は2016年 著者はトランプの攻撃性を次々に明らかにしてゆく。アメリカ社会の分断は支持政党の違いだけではない。戦争に行ったか、障害者であるか、人種、貧富格差...などなど重なり絡み合っている。だが、この分断を乗り越えようとしているのが本書の世界。 これぞthe United States of America🗽だね...

  • 駒場 さん

    黒人がリンチされ、何十年も黒人がいなかったという歴史を持つジョージア州の町。PTSDに苦しむ退役軍人のカミングズは、自分が30年かけて守ってきた国が分断され、暴力を扇動する大統領の国になったと戸惑う。妻のローラはダウン症の娘を育てながら、障害者を嘲るトランプを見て不安を募らせる。一方、木から落ちて以来、四肢麻痺の障害を抱える隣人・マイケルはトランプに心酔し、自分から銃を取り上げるであろう民主党と「影の支配者」を恐れる。赤い州のミクロな様子を描くことで、分断がリアルに迫るイマージョン・ジャーナリズムだ

  • 石 さん

    常識があり、国家に忠誠を誓う一人の兵士から見た現代のアメリカ トランプ派と反トランプ派の、言葉を交わせば交わすほど互いの距離が遠のき、齟齬が生じていく状況がもどかしい 主人公の誠実な態度だけでは救えないほどアメリカは広

  • Go Extreme さん

    兵士は戦場で何を観たのか・イラク従軍時の副司令官ブレントカミング少佐 彼とその家族の日常・隣人・近隣の人々・職場・デモ・大統領選 トランプは自分が煽っていることを知っているのだろうか それが招いているのが暴力だとわかっているのだろうか 暴力についてどんなことを知っているのか 人生の目的と意味・国家の目的と意味 理想と現実との狭間・人に言えない悪夢 隣人マイケル・神への浸透とツ前の愛情 トランプの言動をめぐる険悪な関係 アメリカ人であるとはどういうことなのか 不安定に揺らいでいるアメリカという国

  • Humbaba さん

    国を守るというと綺麗に聞こえることもあるが、実際にそれを行うためには綺麗事だけでは成立しえない。どうしたって被害をゼロにすることはできないし、その被害にあったにとっては自分自身のことが全てとなる。やらなければもっと多くの人が苦しんでいた可能性もあるため、行動が間違っていたということは必ずしも正しくはないが、何を犠牲にしてどうしていくべきなのかを考えることはやめてはいけない。

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