CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲集 イザベル・ファウスト、ベルリン古楽アカデミー

テレマン(1681-1767)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902756F
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


最高の顔合わせによるテレマンの決定的名盤の誕生!

イザベル・ファウストと、「古楽界のベルリン・フィル」ともいわれるベルリン古楽アカデミーよる至高のテレマン。ヴァイオリン協奏曲と、ヴァイオリンがセンター的役割を果たす作品を織り交ぜたプログラムで、このうえない豪奢な響きです!
 ヴァイオリンのイザベル・ファウストは今やヴァイオリンの女王と呼んでも誰も反対する人はいないでしょう。ただしその人柄はきわめてフランクで、振る舞いも大変自然。彼女に接した人は誰もが魅了されてしまうことも付け加えておきます。ベルリン古楽アカデミー(AKAMUS)は1982年に設立された、こちらも言わずとしれた世界屈指のバロック室内オーケストラ。J.S.バッハの協奏曲集(2017年録音)およびブランデンブルク協奏曲(2021年録音)でもファウストとAKAMUSは共演しており、その即興感と心地よい疾走感に満ちた演奏で世界を驚かせました。そんな顔合わせによるテレマンとは、これはもう間違いなし!
 偉大なバロックの巨匠ゲオルク・フィリップ・テレマン。テレマンは125曲ほどの協奏曲をのこしており、協奏曲のジャンルのパイオニアのひとりです。大胆さ、ユーモアと情感を織り交ぜながら、持ち前の形態模写上手なところや抒情豊かさを存分に発揮しながら、ヴァイオリンの技巧を探求しています。ライプツィヒでの学生時代、ゾラウ及びアイゼナハの宮廷楽長、そして最終的にはフランクフルト及びハンブルクの市音楽監督という長きに渡る創作活動の中で、テレマンは様々な音楽ジャンル、様式、演奏状況を探求し、それらを巧みに統合した作品を数多く残しました。この録音には、華やかな技巧、多彩さ、ユーモアなど、テレマンの魅力がすべて詰まった楽曲がセレクトされており、最高の名手たちによる望みうる最高の1枚となっております。
 冒頭に収録の『序曲ロ短調』は、定かではありませんが、ヴァイオリンの大変な名手の委嘱を受けて作曲されたと考えられる作品。つづくソナタは、様々なジャンルの要素を融合させており、各楽章では協奏曲的要素と舞曲的要素の両方が含まれています。
 テレマンは同時代人から「画家のような作曲家」と言われていました。自然の音や情景、状況を音楽的擬音表現する比類なき才能の持ち主でした。その最高の例のひとつが『ヴァイオリン、5部編成の弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲イ長調 TWV.51:A4』です。ファウストとAKAMUSのメンバーたちによる見事なソロ・ヴァイオリンのバリオラージュが繰り広げる蛙の合唱は必聴です!
 組曲『ガリヴァー旅行記』は楽曲集『忠実なる音楽師』に収められた作品。『ガリヴァー旅行記』になぞらえた楽曲がならびます。
 『ファンタジア』はもともとはトラヴェルソのための作品ですが、ここではファウストによるヴァイオリン・ソロで演奏。神々しい空気が張り詰める中で、ファウストの弓が自在に舞います。
 『サークル・カノン(無限カノン)ホ短調』は長らくテレマン作とされていましたが、クヴァンツ[1697-1773]の作であると確定されています。二重対位法、ギャラント様式など、聴きどころ満載です。
 最後に収録の2作の協奏曲(いずれも3楽章構成)は、火花の散るような超絶技巧、独奏とオーケストラの丁々発止のやりとりもたのしい華やかな楽曲です。

※日本語解説と帯が付属した、国内限定仕様での発売です。(輸入元情報)

【収録情報】
テレマン:

● 序曲 ロ短調 TWV.55:h4〜ヴァイオリン、弦と通奏低音のための
● ソナタ ニ長調 TWV.44:1〜トランペット、弦と通奏低音のための
● ヴァイオリン協奏曲イ長調 TWV.51:A4『蛙』〜ヴァイオリン、弦と通奏低音のための
● 組曲 ニ長調 TWV.40:108『ガリヴァー旅行記』〜2つのヴァイオリンのための
● ファンタジア第3番ロ短調 TWV.40:4(原曲:無伴奏フルートのための12のファンタジアより)

クヴァンツ(伝テレマン):
● サークル・カノン(無限カノン)ホ短調 TWV.Anh.40:130
〜2つのヴァイオリンのための(原曲:2つのフルートのための6つの二重奏曲集より終曲)

テレマン:
● ヴァイオリン協奏曲イ短調 TWV.51:a1
● 協奏曲ニ長調 TWV.53:D5〜ヴァイオリン、トランペット、チェロ、弦と通奏低音のための

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス『スリーピング・ビューティ』)
 ベルリン古楽アカデミー
 ベルンハルト・フォルク
(コンサートマスター)
 ウテ・ハルトヴィヒ(トランペット)

 録音時期:2024年10月
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 収録時間:79分35秒


ユーザーレビュー

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非常にバラエティに富んだ演奏だった。何か...

投稿日:2025/12/02 (火)

非常にバラエティに富んだ演奏だった。何かの動物の鳴き声みたいなバイオリンの曲とかが目新しい。今までピアノと声楽にしか興味がなかったのだが、イザベル・ファウストのバイオリンを聴いてからというもの、バイオリンの良さに目覚めた。この人のバイオリンのCDをもっと集めたいと思っている。

ojisan さん | 埼玉県 | 不明

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厚みがあり豪華な響きに魅了される。やはり...

投稿日:2025/11/01 (土)

厚みがあり豪華な響きに魅了される。やはり格が違う演奏であり、この奏者でなければ聞けないと思うほどテレマンの良さが伝わってくる、

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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