チャイコフスキー(1840-1893)

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CD

交響曲第6番 ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD2104
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

デッカ定盤50タイトル
旧PHILIPS音源の中からベストセラー・アイテム50タイトルをセレクト、デッカ・ロゴで再発売。

【収録情報】
チャイコフスキー:
・交響曲 第6番 ロ短調 作品74『悲愴』
・幻想序曲『ロメオとジュリエット』
 マリインスキー(キーロフ)劇場管弦楽団
 指揮:ワレリー・ゲルギエフ

 録音:1997年7月4,6,7日、フィンランド、ミッケリ、ミカエリ・ホール(デジタル)

『悲愴』は死の直前に完成したチャイコフスキーの「辞世の句」ともいうべき交響曲で、標題が示すとおり人間の抱く悲愴的な感情を劇的に表現した、極めて高い人気を誇っている傑作です。ゲルギエフによる燃え上がるような高揚感に満ちたこの演奏は、作品が持つ作曲家の内面の苦悩や絶望、悲嘆といった人間的な情念を強烈なまでに表出したもので、同時に深い悲哀感やロマンティックな旋律も美しい響きで紡ぎ出しています。(ユニバーサルミュージック)

内容詳細

「悲愴」は、2種あるゲルギエフの録音のうち最初に録られたもの。「悲愴」というタイトルに表された文学的表現を追求したかのような、濃密なロマンティシズムに彩られた熱演で話題になった。「ロメオ」も同様に濃密さが際立った演奏だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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1997年ゲルギエフ(当時44歳頃)が手兵とも言...

投稿日:2010/06/19 (土)

1997年ゲルギエフ(当時44歳頃)が手兵とも言えるKOを振っての「悲愴」交響曲、現代的なロシア風の演奏と申せましょう。中々説得力もあるとは思えます。後年2004年VPOとのライブのもの(演奏タイム@18’19A6’59B8’13C10’28)が今一必ずしも評価が高いとは言えないのに反してオーケストラの違いというか意気込みが異なるようです。第1楽章ロシア的重苦しさからスタートしややテンポを早め進めて行きます。突然の強奏後の展開はボリューム感たっぷり・・・しかしスピードは相変わらずでアクセントをつけながらまるで装甲車進軍。管楽器の扱いがやや単調とも思いましたが後段詠嘆の前の盛り上がりとスローダウンして「溜め」を大きく凄いティンパニーと共に吐き出すなどストーリー性は充分! 最後の方の第2テーマの反省回想は割りとゆっくりです。この演奏、タイムとしては@20’15A7’33B8’27C11’39と両端楽章が少し長めになっているのですが第1楽章では全く冗長さを感じさせません。第2楽章、結構美しい弦ですが線太いです。中間部はやや篭もったティンパニーで早めに。第3楽章あの挑発的なスタートをします。先ずテンポは早く管楽器とティンパニーの炸裂低音が凄みを利かせます。弾むように進み本格的マーチに突入直前のティンパニーの轟きは大袈裟なくらいです。マーチでの弦は少し流すような処がありティンパニーのアクセントとブレンドされた具合。最終楽章出だし弦はレガート気味なのですが詠嘆部は割りと力強くそう硬質的なものがあり悲しみとは隔たりがあるように聴こえます。ピークの抉りは大いに見栄を切りますがその後の繰り返し弦は早く弱よわしいのが意外。長い最後の引っ張る絶望感の割には悲愴感とは異なる健康感・・・ゲルギエフの野心が聴きとれました。幻想序曲「ロメオとジュリエット」(20’51)も丁寧な出だしなのですが次第に本性、展開前の凄いティンパニーは底深く太いです。しばらく単調な面もありますが活発場面は実にドラマチック、結びの管弦の持続も印象的で結構素晴らしいです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ゲルギエフとキーロフ管の悲愴は、何と言ってもテンホ...

投稿日:2010/03/08 (月)

ゲルギエフとキーロフ管の悲愴は、何と言ってもテンポの素晴らしさに感動を揺さぶられます。ウィーンフィル盤では、悲しみらしきものは微塵も感じられなかっただけに、今回のデッカによる復刻盤は実にありがたいです。第2、3楽章での痛快なマーチ、そして終楽章でのドロドロと流れるようなゆったりしたテンポは、指揮捌きが見事なゲルギエフらしき演奏に仕上がっています。堂々とした金管や弦楽の響きも抜群です。そしてロメジュリ、ゆったりから突然怒涛へと聴いているだけで、オケの性格も見えます。終焉も遅めのスピードから長めのトゥッティの緊迫した和音まで最後まで、まさに彼らしい熟練の籠った音楽に進化を遂げているので、これから買う予定の方は、輸入盤(税込2405円)よりこちらを買うほうがお得です。ですので、あえて投稿させていただきました。

音楽連合 さん | 山口県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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