チャイコフスキー(1840-1893)

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SHM-CD

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、スクリャービン:4つの小品、練習曲 エフゲニー・キーシン、ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG53074
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン - THE HISTORY
キーシン&カラヤン/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番


【ドイツ・グラモフォン125周年記念】【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
最晩年の時期にあった80歳のカラヤンと、17歳という若さながら「天才ピアニスト」との呼び声高かったエフゲニー・キーシンによる、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。帝王と神童による至高の名演が刻まれた、歴史的な超名盤。カップリングされたスクリャービンの『4つの小品』はキーシン唯一の録音となる点も魅力の1枚だと言えます。(メーカー資料より)

【収録情報】
● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ長調 Op.23

 エフゲニー・キーシン
(ピアノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン
(指揮)

 録音時期:1988年12月
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

● スクリャービン:4つの小品 Op.51
● スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5

 エフゲニー・キーシン
(ピアノ)

 録音時期:1988年12月
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

キーシンのソロ、カラヤンの指揮、ベルリン・フィルによるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を収録(88年録音)。ベテランと神童の組み合わせで熱量を帯びた化学反応が楽しめる。カップリングはスクリャービン「4つの小品」と「練習曲」作品42の5。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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晩年のカラヤンは、ろくでもない録音が多い...

投稿日:2011/09/13 (火)

晩年のカラヤンは、ろくでもない録音が多いと言われているが、そうとは言い難いと思う。確かに、ウィーンフィルとの「新世界より」や「ブルックナー第8番」は、私はひどいと思った。本当に、あんなに金管を突出させていたのだろうか(特にトランペット)。録音のせいじゃないか、または歳をとって難聴になっていたのか。実に耳障りなほどうるさい。ところが「ブルックナー第7番」は素敵だった。ブルックナーを聴いて初めて素晴らしいと思ったのはカラヤン=ウィーンフィルの第7だったのだから。ベルリンフィルとキーシンとの、このピアノ協奏曲第1番は、かのザンデルリンクが絶賛していたと聞いたことがある。とても良い演奏だと思った。ああ、晩年のカラヤンとベルリンフィルとで、ブルックナーの7・8・9番は録音し直してほしかった。できれば第5も。

としちゃん さん | 宮城県 | 不明

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本盤には、キーシンが最晩年のカラヤン&ベ...

投稿日:2011/09/05 (月)

本盤には、キーシンが最晩年のカラヤン&ベルリン・フィルと組んで行った唯一の演奏であるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番がおさめられているが、至高の超名演と高く評価したい。それは、何よりも、バックをカラヤン&ベルリン・フィルがつとめたというのが大きいと言える。本盤の演奏は、カラヤンのベルリンでの最後のコンサートとなったジルヴェスターコンサート(1988年12月31日)の直前に収録されたものとされている(加えて、ベルリン・フィルとのラスト・レコーディングにも相当する。)。もっとも、CDにはライヴ・レコーディングと表記されており、演奏終了後の拍手が収録されていることから、ジルヴェスターコンサートでの実演をベースにしつつ、一部にゲネプロでの演奏が編集されているのではないかとも考えられるところだ。当時のカラヤンとベルリン・フィルの関係は決裂寸前。そして、カラヤンの健康も歩行すら困難な最悪の状況であり、コンサートが行われたこと自体が奇跡でもあった。それだけに、本演奏にかけるカラヤンの凄まじいまでの執念は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な迫力を有していると言える。1960年代や1970年代のカラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代の演奏のような、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマはもはや本演奏においては殆ど聴くことができない。そして、カラヤン自身の統率力にも衰えが見られるなど、演奏の完成度という意味においては随所に瑕疵が散見されると言わざるを得ないが、前述のような本演奏にかける凄まじいまでの執念と、そしてキーシンという若き才能のあるピアニストを慈しむような懐の深い指揮が、本演奏をして至高の超名演たらしめているのであると考える。テンポは極めてゆったりとしたものであるが、これはカラヤンが自らの波乱に満ちた生涯を、そしてベルリンで行った数々の演奏会を自省の気持ちを込めて振り返るような趣きもあると言えるところであり、本演奏は、カラヤンが最晩年に至って漸く到達し得た至高・至純の境地にあるとも言えるであろう。キーシンのピアノ演奏も、カラヤンに対していささかも引けを取っておらず、卓越した技量をベースとして、強靱な打鍵から繊細な抒情に至るまで表現力の幅は桁外れに広く、いかにもキーシンならではの堂々たるピアニズムを展開していると評価したい。併録のスクリャービンのピアノ曲も、キーシンならではの豊かな表現力が発揮された素晴らしい名演に仕上がっていると言える。音質は従来盤でも十分に満足できる高音質であったが、先日発売されたSHM−CD盤(カプリングが、アバドとのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番に変更されている。)は、若干ではあるが、キーシンのピアノタッチがより鮮明に再現されるとともに、音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、いまだ未聴で、カラヤン、そしてキーシンによる至高の超名演を、できるだけ良好な音質で聴きたいという者には、SHM−CD盤の方の購入をおすすめしておきたい。そして、可能であればシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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僕にとっては素晴らしい若きキーシンの記録...

投稿日:2009/11/21 (土)

僕にとっては素晴らしい若きキーシンの記録という位置づけを遥かに超えた決定盤。なんと豊かで繊細な響きなんだろう。思わず先入観でロシアの大地を想像してしまうしっとりとした第二楽章の叙情性も聞き逃せぬが、なんといっても圧巻はコーダ。キーシンの才能にBPOの名手達が父や兄の慈愛と期待をもって答えているように聞こえる。カラヤンも全くこの天才の響きを引き立てることになんのケレンもなく徹していると聞こえる。スノッブになるとちと気恥ずかしいチャイコのPコンだがこれは素直に泣いてしまう。

こもんせんす さん | 茨城県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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