チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、フランク:交響的変奏曲、ドビュッシー:夜想曲 クリュイタンス&フランス国立放送管、ギレリス、ギーゼキング

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TAH741
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

巨匠クリュイタンス&フランス国立放送管
ギレリスとのチャイコ、ギーゼキングとのフランク、
そしてドビュッシーの『夜想曲』!
珠玉の歴史的録音を一挙収録!


ファン必見の朗報です! このたび、数々の歴史的録音を発信してきた「TAHRA」レーベルから巨匠クリュイタンスの名録音を一つにまとめた注目の新譜がリリースされる運びとなりました! 収録されているのは、ギレリスと共演したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、ギーゼキングとの名演であるフランクの交響的変奏曲、そしてドビュッシーの『夜想曲』の3つ。いずれもオーケストラは名門フランス国立放送管弦楽団。クリュイタンスが当団と蜜月関係を築き上げていた黄金期、1950年代に残された珠玉の演奏をまとめた、まさにファン必携のアルバムと申せましょう!

【ギレリスとのピアノ協奏曲】
「鋼鉄のピアニズム」の名で一世を風靡したエミール・ギレリスをソリストに迎え、1959年に行った歴史的ライヴ録音。クリュイタンスが描く繊細な抒情性と、ギレリスが硬めのタッチで生み出す清廉な抒情性とが融け合った骨太のチャイコフスキーです。若きギレリスは、お馴染みの超高速な指さばきとピアノを壊さんばかりの強烈なパワーで、多少のミス・タッチなど指摘する暇も与えぬとばかりの熱演を見せています。最終楽章が終わるや否や割れんばかりに響き渡る拍手とブラボーの嵐に、当時の演奏会場の熱気が伝わってくるようです。本録音はEMIレーベルおよびVAIレーベルより発売されたライヴDVDと同一の演奏となります。

【ギーゼキングとの交響的変奏曲】
『交響的変奏曲』はピアノとオーケストラのために書かれたフランク晩年の傑作のひとつ。管弦楽曲というよりピアノ協奏曲的な要素が強い作品で、曲冒頭に提示された3つの主題が複雑に絡みあいながら綿々と変奏されていきます。巨匠ギーゼキングの『交響的変奏曲』といえば1940年のメンゲルベルク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管、1951年のカラヤン&フィルハーモニア管との名演などが知られておりますが、これらに次いで収録されたクリュイタンス&フランス国立放送管との1955年のライヴは知る人ぞ知る名演として語り継がれる熱演。特にアンサンブルの安定感は他にも増して格別で、大胆なテンポ変化を仕掛けるギーゼキングのピアノ・ソロと絶妙な応酬を繰り広げるクリュイタンスの名匠ぶりに魅入られます。録音状態も比較的良好で、ギーゼキングの濃密な表情付けや煌びやかなソロの音色も明瞭に感じられます。

【ドビュッシーの夜想曲】
唯一の来日公演で披露したベルリオーズの『幻想』の熱演が今なお語り草であるように、フランスものを多く得意としたクリュイタンス。その筆頭に挙がるのはラヴェルですが、『映像』や『遊戯』、『ペレアスとメリザンド』といったドビュッシーの作品にも数々の名演を残しています。1958年に録音されたフランス国立放送管弦楽団との『夜想曲』は、ドビュッシーの定番曲でありながらこれまで正規録音としての発売には至っていないプログラムであるだけに、今回の収録は嬉しい限りです。クリュイタンスの『夜想曲』は非常に明晰な音運びが特徴で、鋭利な冷たさと抒情性あふれる温もりのコントラストが絶品。全体的にやや硬めの響きではありますが、淀むことのない颯爽とした音の流れに魅入られる名演です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 op.23
2. フランク:交響的変奏曲
3. ドビュッシー:夜想曲

 エミール・ギレリス(ピアノ:1)
 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ:2)
 フランス国立放送管弦楽団
 アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音時期:1959年6月19日(1)、1955年7月18日(2)、1958年9月4日(3)
 録音場所:パリ、シャンゼリゼ劇場(1)、ザールブリュッケン(2)、不詳(3)
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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何故かドビュッシーの録音が乏しいクリュイ...

投稿日:2015/10/30 (金)

何故かドビュッシーの録音が乏しいクリュイタンスの唯一の「夜想曲」。音質自体は比較的明快だが、レンジが狭くて、SN比も今イチなため、この曲に欲しい香りのようなものが飛んでしまったと聞こえてしまうのは、惜しい、悔しい。お目当てだったのに残念。☆三つかな?チャイコフスキーは、とにかくギレリスが凄い。文字通り鉄腕振りを縦横無尽に披露。ワレ鐘のような冒頭から、ノリノリの終楽章までいや凄い!終った直後の客席の熱狂もこれまた凄まじい。ライナーとのスタジオより数倍の大迫力。☆7つ!フランクは死の前年のギーゼキングが、老獪振りを発揮している。☆4こ。平均してまぁ、4こ。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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