チャイコフスキー(1840-1893)

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Blu-ray Disc 輸入盤

歌劇『イオランタ』+バレエ『くるみ割り人形』 チェルニアコフ演出、アルティノグリュ&パリ・オペラ座、ソーニャ・ヨンチェヴァ、他(2016 ステレオ)(日本語字幕付)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BAC445
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


歌劇『イオランタ』とバレエ『くるみ割り人形』を融合した意欲作!

盲目のイオランタ姫は、自分の目が見えないことを知らずに父ルネ王の庇護のもとに育てられています。そこに姫の目を治療できるというムーア人の医師、さらにイオランタ姫を一目見て恋に落ちた求愛者ヴォーデモンと、その友人でイオランタの許婚ロベルトを巻きこんで…
 チャイコフスキーの最後のオペラとなった一幕の歌劇『イオランタ』が『くるみ割り人形』の舞台となるマリーの誕生日に居間で行われる劇中劇として上演され、その終演がバレエ『くるみ割り人形』の始まりにつながるという独創的な演出です。
 『くるみ割り人形』は3人の優れたコンテンポラリー・ダンスの振付家(アーサー・ピタ、エドゥワール・ロック、シディ・ラルビ・シェルカウイ)が、伝統的なプティパの振付に拠らず、それぞれの場面を大胆に読み替えた振付を施します。 チェルニアコフの演出はオペラでイオランタに求愛するヴォーデモンは、そのまま「くるみ割り人形」の世界で主人公マリーにも心を寄せるなど、共通するプロットで、全体をまとめ上げています。
 オペラの題名役はブルガリア出身の話題のソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァがつとめ、バレエではパリ・オペラ座のエトワール、ステファーヌ・ブリヨン、アリス・ルナヴァンらが見事な踊りを披露します。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)


【収録情報】
● チャイコフスキー:歌劇『イオランタ』全曲 (1892)


 イオランタ…ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
 ルネ王…アレクサンドル・ツィムバリュク(バス)
 ヴォーデモン伯爵…アルノルト・ルトコフスキ(テノール)
 ロベルト…アンドレイ・ジリホフスキ(バリトン)
 エブン=ハキア…ヴィート・プリアンテ(バリトン)、他

● チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』 (1892)

 マリー…マリオン・バルボー
 ヴォーデモン…ステファーヌ・ブリヨン(ダンスール・エトワール)
 ドロッセルマイヤー…ニコラ・ポール
 マリーの父…オーレリアン・ウェット
 マリーの母…アリス・ルナヴァン(ダンスーズ・エトワール)

 パリ・オペラ座合唱団、児童合唱団
 パリ・オペラ座管弦楽団
 アラン・アルティノグリュ(指揮)

 演出・装置:ドミトリー・チェルニアコフ
 振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
 振付:エドゥアール・ロック
 振付:アーサー・ピタ
 衣装:エレナ・ザイツェヴァ
 照明:グレブ・フィルシティンスキ
 映像:アンドレイ・ツェルニン

 収録時期:2016年3月
 収録場所:パリ、ガルニエ宮(ライヴ)
 収録監督:アンディ・ゾマー

● 特典映像:イオランタとくるみ割り人形の舞台裏から(字幕:フランス語、英語)

 収録時間:本編190分、特典映像53分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1
 字幕:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、韓国語
 50GB
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

ユーザーレビュー

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初演時と同じく『イオランタ』と『くるみ割...

投稿日:2018/12/02 (日)

初演時と同じく『イオランタ』と『くるみ割り人形』を続けて上演する。『イオランタ』の舞台は一部屋だけで、そこはバレエのヒロイン(ここではマリーという名前)の家の居間、つまりオペラは彼女の誕生日兼クリスマス・パーティーの余興として演じられた劇中劇という設定はHMVレビューの通りだが、オペラとバレエ、両方の人物が相互乗り入れするのが、この演出の新味。マリーは冒頭と最終場ほか計3回にわたってオペラにも登場するし、イオランタ姫もパーティーのお客として「行進曲」のあたりまでは舞台上にいる。ヴォデモンも両方に登場(もちろん歌手とバレエ・ダンサーは別人だが)。オペラのルネ王(父親)とマルタ(乳母)はそのままバレエではマリーの両親になり、オペラのエブン=ハキアは意図的にヴォデモンとロベルトをこの館に招き入れるなど、オリジナルのト書き以上に活躍するが、バレエではやはり狂言回し役のドロッセルマイヤーになる(この二人は特にそっくり)。このように若干の読み替えはあるものの、オペラ部分の演出はおおむね無難。しかし、バレエの方(こちらのストーリーもチェルニャコフが書いている)はヒロインの見た夢、それを通しての彼女の成長という基本軸は揺るがないものの、くるみ割り人形も鼠の王様も出てこない(代わりにパーティー場面で元の題材にちなむ踊りがある)かなり大胆な『くるみ割り』になっている。「シゴーニュおばさんと子供たち」を省略、その位置にパ・ド・ドゥのコーダを入れ換えた以外は、音楽は元のまま。振付家が三人というのもユニークで、ピタは退屈になりがちな第1幕前半のパーティー場面を面白く見せてくれるし、第1幕最後の「冬の松林」「雪のワルツ」と第2幕「花のワルツ」以降を担当するシェルカウイはクラシックのパを参照しつつ、新味を盛り込んでいるが、第1幕後半と第2幕前半のディヴェルティスマン担当のエドゥアール・ロックは相当に表現主義的な振付(いわばピナ・バウシュ風)で他の二人の振付との切り替え部分はなかなかショッキングだ。 オペラでは主役ヨンチェヴァが断然素晴らしい。彼女の憂いを含んだ美声がこの役にぴったり。相手役のルトコフスキは線が細いが、見た目は若くてイケメンという条件通り。指揮者アルティノグリュのセンスの良さも光る。劇的な部分のさりげない(どぎつくならない)強調、バレエでの各舞曲への対応も見事だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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