オラトリオ『スザンナ』　Ｅ．ガッティ＆アンサンブル・アウローラ（２ＣＤ）

エンリコ・ガッティの「Glossa」専属第１弾、
ストラデッラのオラトリオ『スザンナ』が復活！

イタリアが生んだバロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティとグロッサ（Glossa）の専属リリース第１弾、アレッサンドロ・ストラデッラのオラトリオ『スザンナ』が待望の復活！
　枢機卿との女性関係のトラブルでヴェネツィアを追われ、さらにはローマ・カトリック教会の金を着服してしまうなど、波乱に満ちた生涯を送ったことでも知られるストラデッラ。音楽家としての功績は目覚ましく、わずか37年間の人生の中で、技法的な合奏協奏曲や、アリアとレチタティーヴォを明確に区別したオペラの確立など、後世に遺した影響も計り知れません。
　旧約聖書外伝「ダニエルとスザンナの物語」を題材としたストラデッラ晩年のオラトリオ。どこか作曲者自身の人生とも重なる大作で、ガッティが洗練された響きに満ちた素晴らしい演奏を聴かせてくれます。（東京エムプラス）

【収録情報】
・ストラデッラ：オラトリオ『スザンナ』

　エマヌエラ・ガッリ（ソプラノ）
　バルバラ・ザニチェッリ（ソプラノ）
　ロベルト・バルコーニ（カウンターテナー）
　ルカ・ドルドーロ（テノール）
　マッテオ・ベロット（バス）
　アンサンブル・アウローラ
　　クラウディア・コムス（ヴァイオリン）、ガエターノ・ナジッロ（チェロ）
　　ジャンカルロ・デ・フレンツァ（ダブル・ベース）
　　ロレダーナ・ジントーリ（ダブル・ハープ）
　　アンナ・フォンターナ（チェンバロ）、フランチェスコ・バローニ（オルガン）
　エンリコ・ガッティ（ヴァイオリン＆ディレクター）

　録音時期：2003年7月
　録音場所：イタリア、プレージョ、聖フランチェスコ教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）