スターウォーズファンが熱望した新たなスターウォーズシリーズです。本作では女性が主人公ということで、どのような作品になるのか楽しみにしていましたが、その境遇や価値観などジェダイになるに相応しい人物だと思いました。本当に続編も楽しみです。

ジャケットはこれでは無いですが、同じ内容の商品を買いました。ブルーレイは映像が綺麗だなぁと感動しました。スターウォーズのファンは新しく特典映像が付いたり、メディアが変わる度に買い替えていると思います。で、買い替え時は本編映像よりも、ボーナス映像の内容が楽しみになります。今回の作品に関しては、貴重な映像は少なかったと思います。なので評価は本編映像6枚のみで☆5としました。

エピソード1〜6を好きな熱心なファンの中にはエピソード7〜9は認めないなんて人もいるようですが、私は7は心底楽しめました。ミレニアムファルコンの登場シーン、ライトセーバーでの戦いシーン、自然と涙が溢れる事が多々あり。旧作品に出演していたハンソロ、レイア、チュウイ、ルークの出るシーンは感動しました。もう30回近くは観賞してると思います。

私はこの作品は好きです。確かにローグワンの完成度には負けますが、楽しく観賞しました。ハンソロとチュウバッカの出会い、そして友情がどのように育まれたたかを描きつつストーリーが展開していきます。ファルコン号が見慣れない形状から、見慣れた形状に変わった瞬間、やっぱこれだよなと思いました。一つだけしっくりこなかったので、パーセクという単位。スピードを示す堪能とずーっと勘違いしてました。

エピソード８でストーリーがおかしな事になって、９でどういう結末を向かえるのか？楽しみより不安でしたが、なんとか丸く収まったという感じです。大筋のストーリーを決めないでエピソード7〜9を作ったような話も聞きましたがホントなの？色々と突っ込み所はありますが、最後のレイのセリフで全てを受け入れる事に決めました。

サイドストーリーにしてはとても完成度の高い作品です。有名なあのシーンの裏側で、こんなにも過酷で切ない戦いが繰り広げられていたとは。登場人物それぞれのキャラクター像もしっかりと描かれていて、とても記憶に残る内容でした。

敵役ダースモールを演じているレイパークのアクションがひたすら恰好良い！スターウォーズは宇宙での戦闘シーンをクローズアップされがちですが、殺陣も抜群です。

スターウォーズとしてみるとやや微妙かなという作品でしたが、この作品の前に公開されたエピソード7よりもずっと楽しめる作品になっています。やはりスターウォーズはライトセーバーを用いたジェダイとシスの戦闘アクションがあってこそだと個人的には感じているので。

伝説的作品の記念すべき1作目ですが、当時としては斬新だった宇宙での戦闘シーンは今となっては流石に色褪せた印象。ライトセーバーを用いたアクションも本作ではまだ力が入れられておらず、個人的にはこの後のエピソードの方がお気に入りです。

スターウォーズの中心的人物アナキンスカイウォーカーが何故ダースベーダーとなったのか、その核心をとなるエピソードなのですが、クライマックスまでに話が詰め込まれすぎている感がやや否めません。見所の師弟対決も、それまでのエピソードのような目新しさがなく、個人的にはやや残念。