スカルラッティ、ドメニコ(1685-1757)

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CD

ソナタ集 ポゴレリチ ポゴレリッチ

スカルラッティ、ドメニコ(1685-1757)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4435
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

イーヴォ・ポゴレリチ来日記念7タイトル
2010年、3年ぶりの来日公演を行う奇才イーヴォ・ポゴレリチの来日を記念して、カタログ7タイトルを再発売します。その独特の解釈が常に議論を呼ぶ天才の色褪せぬ名盤です。
 ポゴレリチは、1980年のショパン・コンクールで前代未聞の大胆な解釈で物議を醸し、衝撃的なデビューをかざりました。予選での落選に当時審査員のひとりだったアルゲリッチが「彼は天才よ!」と猛抗議し、審査員を降り会場を去ったというのは有名な話です。結果その事件がポゴレリチの名を世界中に知らしめることとなりました。
 現在ポゴレリチは51歳、自らの芸術を求め、ピアノ界の異端児として大胆且つ奔放な演奏で常に音楽界の話題をさらうアーティストです。(ユニバーサルミュージック)

ポゴレリチ/D.スカルラッティ:ソナタ集

【収録情報】
D.スカルラッティ:ソナタ集
・ソナタ K.20 ホ長調
・ソナタ K.135 ホ長調
・ソナタ K.9 ニ短調
・ソナタ K.119 ニ長調
・ソナタ K.1 ニ短調
・ソナタ K.87 ロ短調
・ソナタ K.98 ホ短調
・ソナタ K.13 ト長調
・ソナタ K.8 ト短調
・ソナタ K.11 ハ短調
・ソナタ K.450 ト短調
・ソナタ K.159 ハ長調
・ソナタ K.487 ハ長調
・ソナタ K.529 変ロ長調
・ソナタ K.380 ホ長調
 イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)

 録音時期:1991年9月
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェンザール
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

総合評価

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ホロヴィッツのスカルラッティを聴いていま...

投稿日:2021/02/27 (土)

ホロヴィッツのスカルラッティを聴いていましたが今ひとつピンと来なかったがポゴレリチ盤では良い曲だなと感じることができました。他のナンバーも録音してくれないかな。

浜っ子 さん | 愛媛県 | 不明

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スカルラッティといえばホロヴィッツの抜き...

投稿日:2012/12/26 (水)

スカルラッティといえばホロヴィッツの抜きん出た演奏があるので、他の演奏を聴いても心揺さぶられることがなかったが、ポゴレリチには驚いた。 変人クラスのピアニスト、という印象しかなかった。ショパンにしても正直「疲れる演奏をするんだ」と思っていた。 その彼がこれほどセンシティヴでプログレッシヴな演奏をするとは!   まさに「光彩陸離」、なおかつ、ポルトガル王宮で鬱屈した日々を送るドメニコの心がにじみでいている。王妃に音楽を教える仕事があっても、彼にとってポルトガルや後のスペインは「音楽の都」ではない。そこは「辺境」であり「表舞台」ではない。ナポリに帰りたい、その望郷の思い、歯がゆさ、わびしさが音楽の間から感じられるのが良い。 久々にスカルラッティを堪能させていただきました。

shef さん | 栃木県 | 不明

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スカルラッティのソナタ集のピアノ演奏版に...

投稿日:2010/04/30 (金)

スカルラッティのソナタ集のピアノ演奏版には、ホロヴィッツの超弩級の名演がある。それ故に、後に続くピアニストは、なかなかこの超名演の高峰の頂に登ることは出来なかったが、漸く、ホロヴィッツ盤に匹敵する名盤があらわれた。その名盤こそ、本盤のポゴレリチ盤である。ポゴレリチは、ホロヴィッツと同様に、ラルフ・カークパトリックが付した番号順に演奏するという型どおりなことはしていない。555曲もあるとされているソナタ集から、15曲をランダムに選んで、ポゴレリチ自身が考えた順番に並べて演奏している。演奏も、卓越したテクニックをベースとして、力強い打鍵から情感溢れる抒情豊かな歌い方など表現の幅は実に広く、緩急自在のテンポ設定を駆使して、各曲の描き分けを完璧に行っている。それにしても、各曲の並べ方の何と言うセンスの良さ。ランダムに選んだ各曲の並べ方には、一見すると一定の法則はないように見えるが、同一調を何曲か続けてみたり、短調と長調を巧みに対比して見せたりするなど、全15曲が有機的に繋がっており、前述のようなポゴレリチの卓越した演奏内容も相まって、あたかも一大交響曲を聴くようなスケールの雄大さがあると言える。これだけの超名演を聴かされると、他のソナタ集もポゴレリチの演奏で聴きたくなったのは、決して私だけではあるまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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