ジョージ・チョーンシー

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同性婚 ゲイの権利をめぐるアメリカ現代史 世界人権問題叢書

ジョージ・チョーンシー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750323367
ISBN 10 : 4750323365
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,297p

内容詳細

ゲイに対する抑圧の歴史を振り返り、同性婚を巡って二分化されたアメリカの社会と文化の現状を、アメリカの社会・文化変動の歴史の中で起こるべくして起こった当然の事象と捉え、今後の展望を示す。

【著者紹介】
ジョージ・チョーンシー : 1954年生まれ。イェール大学にて歴史学を学ぶ。Ph.D.(イェール大学)。20世紀アメリカの社会と文化、ジェンダーとセクシュアリティ、冷戦時の文化と政治などに関する歴史的研究を専門とする。現在、シカゴ大学歴史学科教授。今夏よりイェール大学歴史学科に移籍。アメリカのゲイ社会と文化に関する記念碑的著作、『ゲイ・ニューヨーク―1890〜1940年のジェンダー、都市文化、ゲイ世界の形成』の刊行に対して、権威あるアメリカ歴史家協会やロサンゼルス・タイムズ社などから各種の出版賞を授与される。ソドミー法を違憲とする2003年のアメリカ連邦最高裁判所の画期的判決(「ローレンス対テキサス州判決」)では、歴史学者による法廷助言者報告書の作成で主導的役割を果たすなど、歴史学の立場から法廷においてもゲイ解放運動を推進している

上杉富之 : 1956年生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。博士(社会人類学・東京都立大学)。社会人類学・東南アジア地域研究専攻。国立民族学博物館助教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)客員研究員などを経て、成城大学文芸学部・大学院文学研究科教授。人類学の観点から先端的生殖医療が現代の社会や文化(特に親子・家族関係)に及ぼす影響を研究し、その関連から同性婚や同性カップル家族などについても関心を持つ

村上隆則 : 1972年生まれ。成城大学大学院博士後期課程修了。修士(文学・成城大学)。文化人類学・セクシュアリティ研究専攻。現在、成城大学民俗学研究所研究員。「同性パートナーの法的保障を考える全国リレーシンポジウム・東京シンポジウム(第1回)」(2006年)の運営スタッフなどとして、実践活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tellme0112 さん

    結婚ってなんだろなあ。家族ってなんだろうなあ。

  • んあー さん

    アメリカにおける同性婚をめぐる歴史がわかりやすく書かれている。ジョセフ・マッカーシーによる「赤狩り」よって公職追放された者は共産主義者より同性愛者の方が多かった等、我々の常識が覆るような事実も散りばめられている。今日、世界中で「同性婚」が注目されている。同性婚を同性愛者固有のものと捉えるのではなく、そもそも「結婚」という制度は何であるかを熟考するのにも役立つであろう。

  • ありさと さん

    そもそも結婚とはなんなのか、というところからアメリカの同性愛者がなぜ結婚の権利を求めるようになりその運動がどう展開したかを考察する。短めだし大変読みやすくて、日本における問題を考える参考にもなる。

  • Kana Akazawa さん

    論文の研究のために読んだ本。イラク戦争時にはほとんど注目されていなかった、同性愛者の権利が、ジェーダーレスやエイズの流行により徐々に認められていくことになった。同性愛者もよりリベラルな裁判所を選んで、戦略的に訴訟を起こしていたことは興味深かった。キリスト教の理念を持つ者として、読み進めるのが難しかったところもある。

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ジョージ・チョーンシー

1954年生まれ。イェール大学にて歴史学を学ぶ。Ph.D.(イェール大学)。20世紀アメリカの社会と文化、ジェンダーとセクシュアリティ、冷戦時の文化と政治などに関する歴史的研究を専門とする。現在、シカゴ大学歴史学科教授。今夏よりイェール大学歴史学科に移籍。アメリカのゲイ社会と文化に関する記念碑的著作

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