ジェンダー法政策研究所

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選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか 日本のジェンダー平等と政治

ジェンダー法政策研究所

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763420428
ISBN 10 : 4763420429
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世論調査ですでに国民の過半数が賛成している「選択的夫婦別姓制度」。生き方の選択肢を増やすこの制度の実現は、一体何に阻まれているのか―現在の法制度の問題点をはじめ、各政党の最新動向、統一教会問題であらわとなりつつある自民党政権の「価値観」まで、ジェンダーの視点でいまの日本政治を総合的に検証。

目次 : 第1部 選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか?(企画趣旨/ 当事者からの問題提起 ジェンダー平等を阻むバックラッシュ/ 夫婦同氏強制と闘うために 理論編 個人の尊重と夫婦同等の権利/ 夫婦同氏強制と闘うために 裁判外闘争 落選運動『ヤシノミ作戦』)/ 第2部 参議院議員選挙結果から展望する日本政治の課題(企画趣旨 二〇二二年参議院議員通常選挙公約・結果についてのまとめ/ 参院選からみる日本政治とジェンダー平等政策の現状/ 対談 中北浩爾×大山礼子)/ 第3部 地方議会の声を国会に届けよう(女性差別撤廃条約実現アクションがめざしているもの/ 地方議会の声を国会に―大阪府内全議会で意見書採択/ 補論 仙台弁護士会主催講演会二〇二二年一一月二六日 変わりゆく家族像―憲法学の視点から、選択的夫婦別姓と同性婚の実現をめざして/ 付録「家族の法制に関する世論調査」令和三年版の質問内容変更に関する野田・男女共同参画担当大臣答弁)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか?:日本のジェンダー平等と政治。ジェンダー法政策研究所ほかの著書。ジェンダー平等が進まない日本。ジェンダー不平等がはびこる日本。ジェンダー平等を進めてジェンダー不平等をなくすためのはじめの一歩が選択的夫婦別姓の実現なら選択的夫婦別姓の実現させない理由なんてどこにもないのかな。日本には選択的夫婦別姓に賛成している人のほうがずっと多いのに選択的夫婦別姓がいつまでも実現しないなんておかしなこと。

  • つーちゃん

    ぶっちゃけ、夫婦別姓でよくない?好きにしたらいーじゃん。何が審議をそんなに遅らせてるの?という素朴な疑問があり読んでみた。なるほど、国民を統制するにおいて、家単位でコントロールしたいから頑なに同性に拘るのか。でもそんなスタンスだから、家単位でカウントすることにより父性優位なジェンダー差別や、多様な家族の在り方を認めない傾向が引き起こされちゃうのね。本書では女性差別が大きく取り上げられてるけど、男性も父性優位思想で嫌な思いをした人いるんじゃないかな。こりゃ「個」が弱い日本にとってしばらく解決しなさそうだなぁ

  • のぶ

    2022年に2回に分けて開催されたシンポジウムの講演録に、その主催団体の共同代表の一人である辻村氏による(憲法との関連での)解説文(これも講演録だけど)を加えて構成した、悪く言えば寄せ集め本なのですが、法改正に向けてのロビー活動に関わっている人たちの経験や分析が集大成されていて、我々が(遠くからだけど)現状を理解するためには有益な本です。「ジェンダー」という単語が沢山出てきます(のは当然だけど)が、自民党とその周辺の復古主義者達が暗躍し妨害するという構図、人権に関連する他の諸問題にも共通の問題なんだよね。

  • Tad

    選択的夫婦別姓について特定の領域に限定せず、政治における問題の観点、ジェンダー平等の観点、家族論の観点などから複数の著者がそれぞれの目線で論じており、広くこの問題と関連する課題をとらえるには良いと思います。一方で、焦点は絞られていないので読み手側で理解の整理は必要かもしれません。 印象的だったのは以下です。 ・サイボウズ社長青野氏の取組み ・「家族」の定義が実は難しい一方、家意識は無意識的に社会に存在していること ・自民党の当問題に関するやや宗教的とも言えるスタンスと不誠実な対応

  • ひのき

    実現しないのは一部の政治家が反対するため。通称使用の拡大が無理なのも論破できるのに。絶対に反対の人の考えがよく分からない。

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