ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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弦楽四重奏曲全集[新全集版楽譜使用] ラズモフスキー・クァルテット(5CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC562
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集[新全集版楽譜使用](5CD)

ラズモフスキー・クァルテット・ザールブリュッケン

この全集によって、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の真の姿が明らかに。

当録音に際しては、モスクワのDSCH出版社から現在も出版が続けられている、最新の全集版の楽譜が使われています。この全集版は、作曲者の最終の自筆譜のみを参照して作成されていますが、弦楽四重奏曲については、まだ全曲が出版されているわけではなく、それらに関しては、既存の出版譜と自筆譜との比較検討が行われ、これまで放置されていた出版時のミスプリントなどが修正されています(例えば第12番での12音列の誤りなど)。この過程で、作曲者の息子で指揮者のマクシムと未亡人のイリーナが全面的に協力しており、これらの修正もマクシムの承認済み。それゆえに、この全集録音によって初めてショスタコーヴィチが書いたとおりの音が再現されることになったのです。「父の弦楽四重奏曲の最高の解釈」とマクシムが絶賛する決定盤の登場です。

・ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集

ラズモフスキー・クァルテット・ザールブリュッケン

【ラズモフスキー・クァルテット・ザールブリュッケン】
2001年に結成。主にロシアとウィーンの音楽をレパートリーにしている弦楽四重奏団。

ドラ・ブラチュコワ(Vn)
ブルガリア生まれで、ヴァイオリンをマンハイムで学ぶ。ライプツィッヒ・バッハ国際コンクールなどで優勝して以来、ソリストとして活躍していたが、現在ではザールブリュッケン放送交響楽団のコンサートマスターとして、スクロヴァチェフスキーの片腕として務めている。CPOやダイナミックなどにソロ録音もしている。また室内楽も演奏も積極的に行い、ピリオド楽器によるアンサンブルも行っている。CPO、Kochなどにもソロ・アルバムを録音。

エフゲニア・グランジェン(Vn)
ワイマール、ベルリン、ザールブリュッケンでヴァイオリンを学んだ。ザールランド州立管弦楽団を経て、現在ザールブリュッケン放送交響楽団の第2首席コンサートマスターを勤めている。

ゲルハルト・ミュラー(Va)
ヴァイオリンをカールスルーエ音楽院で学ぶ。室内楽を中心としたヴァイオリンやヴィオラ奏者を務め、現在ではピリオド楽器の演奏を中心に行っているが、現代音楽も最も得意としている分野でもある。

アリーナ・クデレヴィチ(Vc)
チャイコフスキー音楽院でチェロを学んだ。その後様々なコンクールで優勝。現在では室内楽を中心として演奏活動を続けている。彼女が最も触発されたアーティストは、アンナー・ビルスマ。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Rasumowsky Quartett - Streichquartett Nr. 1 C-dur
  • 02. 1. Moderato
  • 03. 2. Moderato
  • 04. 3. Allegro Molto
  • 05. 4. Allegro
  • 06. Rasumowsky Quartett - Streichquartett Nr. 2 A-dur
  • 07. 1. Overtuere: Moderato Con Moto
  • 08. 2. Rezitativ - Romanze: Adagio
  • 09. 3. Walzer
  • 10. 4. Tema Con Variazioni
  • 11. Rasumowsky Quartett - Streichquartett Nr. 3 F-dur
  • 12. 1. Allegretto
  • 13. 2. Moderato Con Moto
  • 14. 3. Allegro Non Troppo
  • 15. 4. Adagio
  • 16. 5. Moderato

ディスク   2

  • 01. Rasumowsky Quartett - Streichquartett Nr. 4 D-dur
  • 02. 1. Allegretto
  • 03. 2. Andantino
  • 04. 3. Allegretto
  • 05. 4. Allegretto
  • 06. Rasumowsky Quartett - Streichquartett Nr. 5 B-dur
  • 07. 1. Allegro Non Troppo
  • 08. 2. Andante
  • 09. 3. Lento
  • 10. Rasumowsky Quartett - Streichquartett Nr. 6 G-dur
  • 11. 1. Allegretto
  • 12. 2. Moderato Con Moto
  • 13. 3. Lento
  • 14. 4. Lento - Allegretto

すべての収録曲を見る >

総合評価

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たしかに、エマーソンなどとくらべれば、大...

投稿日:2009/07/05 (日)

たしかに、エマーソンなどとくらべれば、大人しくソフト。聞きやすい。悪く言えば没個性。入門者向けだと思う。演奏者の名前を見れば分かるとおりヴィオラ奏者のみ男性。

KM さん | 福岡県 | 不明

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ショスタコーヴィチのファンのためというよ...

投稿日:2007/04/02 (月)

ショスタコーヴィチのファンのためというより普通の弦楽四重奏曲ファンのためのショスタコーヴィチ入門用の全集だと思います。どちらかというと、大人しい演奏だと思います。演奏内容はなかなか良いと思います。

真性タコ さん | 中部 | 不明

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修正版と言っても、劇的な変化はないし、音...

投稿日:2007/03/10 (土)

修正版と言っても、劇的な変化はないし、音程やリズムが若干直されているのみです。しかし、新鮮味はあり、演奏も録音も非常に安定しています。曖昧にされがちなパッセージもしっかりと描かれていて洗練されています。もっと注目されてよい演奏です。

ABC さん | 富士市 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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