ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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【中古:盤質AB】 交響曲全集 ハイティンク&コンセルトヘボウ、ロンドン・フィル、他(11CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

中古情報

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AB
特記事項
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なし
コメント
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11CD BOX
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基本情報

ジャンル
カタログNo
4757413
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

西側初のショスタコーヴィチ:交響曲全集としてその名をとどめる記念すべき名盤が、作曲者生誕100周年の節目に装いも新たに登場。
 ハイティンクが2つのオーケストラを率いて7年がかりで完成させたショスタコーヴィチ交響曲全集は、数あるショスタコーヴィチ演奏の中でも演奏、音質ともきわめて優れたハイ・グレードな名盤という評価をすでに獲得しています。
 世界的な名声を誇る実力派ハイティンクならではの正攻法のアプローチが、ショスタコーヴィチ作品が本来備えているシンフォニックな魅力を100%引き出した見事な演奏揃いで、コンセルトヘボウ管弦楽団を起用した後半の録音、とりわけ第8番と『バビ・ヤール』の圧倒的なサウンド、虚飾を排した重厚なフル・パワーの凄みにはこたえられない魅力があります。
 ロンドン・フィルとの共演作品も素晴らしい出来栄えで、たとえば『レニングラード』でも克明なディテールと強大なトゥッティの両立した情報量豊かなサウンドを存分に響かせており、ハイティンクという指揮者の才能の大きさと深さをあらためて実感させてくれます。
 第14番のヴァラディ&F=ディースカウ夫妻をはじめ、独唱者もとびきりの人選で当全集に華を添えており、セデルストレムの怜悧な美声、リンツラーの沈痛な歌唱など強く印象に残るところです。
 また、名エンジニア、ジェイムズ・ロックやコリン・ムアフット、ジョン・ダンカーリーらが手がけた録音がきわめて優秀であることも大きなポイントであり、コンセルトヘボウとのレコーディングはすべて名録音、デジタルではない3曲もアナログ最後期の完成された高音質であり、音に関してこれにまさるショスタコーヴィチ全集はいまだに無いといっても過言ではないでしょう。

@交響曲第1番ヘ短調 op.10
A交響曲第2番ロ長調 op.14『十月革命に捧ぐ』
B交響曲第3番変ホ長調 op.20『メーデー』
C交響曲第4番ハ短調 op.43
D交響曲第5番ニ短調 op.47
E交響曲第6番ロ短調 op.54
F交響曲第7番ハ長調 op.60『レニングラード』
G交響曲第8番ハ短調 op.65
H交響曲第9番変ホ長調 op.70
I交響曲第10番ホ短調 op.93
J交響曲第11番ト短調 op.103『1905年』
K交響曲第12番ニ短調 op.112『1917年』
L交響曲第13番変ロ長調 op.113『バビ・ヤール』
M交響曲第14番ト短調 op.135『死者の歌』
N交響曲第15番イ長調 op.141
Oマリーナ・ツヴェタエワの詩による6つの歌曲 op.143a
P歌曲集『ユダヤの民族詩より』op.79

DEGJKLMアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
@ABCFHINロンドン・フィルハーモニック管弦楽団

ABロンドン・フィルハーモニック合唱団
Lコンセルトヘボウ男声合唱団
Mユリア・ヴァラディ(S)
Pエリザベト・セデルストレム(ゼーダーシュトレーム)(S)
OPオルトルン・ヴェンケル(A)
Pリシャルド・コルチコフスキ(T)
Mディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
Lマリウス・リンツラー(Bs)

ベルナルト・ハイティンク(指揮)

録音:I1977年1月、N1978年3月、C1979年1月、F1979年11月、@H1980年1月
   M1980年12月、AB1981年1月、D1981年5月、K1982年2月、G1982年12月
   J1983年5月、EOP1983年12月、L1984年10月
   [CIN以外はデジタル録音]

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sinfonie Nr. 1 F-moll Op. 10
  • 02. Shostakovich, Dmitri - 1. Allegretto - Allegro Non
  • 03. Dmitri Shostakovich - 2. Allegro (original Version
  • 04. Dmitri Shostakovich - 3. Lento (original Version)
  • 05. Dmitri Shostakovich - 4. Lento - Allegro Molto (or
  • 06. Symphony No.3, Op.20 - 1st Of May
  • 07. Dmitri Shostakovich - 1. Allegretto - Allegro (ori
  • 08. Dmitri Shostakovich - 2. Andante (original Version
  • 09. Dmitri Shostakovich - 3. Allegro - Largo (original
  • 10. Dmitri Shostakovich - 4. Moderato: V Pervoye Pervo

ディスク   2

  • 01. Symphony No.2 In B Major, Op.14 - To October
  • 02. Dmitri Shostakovich - 1. Largo - Allegro Molto (or
  • 03. Dmitri Shostakovich - 2. My Shli, My Prosili Rabo
  • 04. Symphony No.10 In E Minor, Op.93
  • 05. Dmitri Shostakovich - 1. Moderato (original Versio
  • 06. Dmitri Shostakovich - 2. Allegro (original Version
  • 07. Dmitri Shostakovich - 3. Allegretto (original Vers
  • 08. Dmitri Shostakovich - 4. Andante - Allegro (origin

総合評価

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さまざまなショスタコーヴィチの交響曲全集...

投稿日:2021/07/18 (日)

さまざまなショスタコーヴィチの交響曲全集が出ている今日においても、ほぼ「最高」の演奏といってよい全集であると思います。「西側初の」とか「ショスタコーヴィチの証言」で明らかになった作曲者の真意や「裏の意図」を反映した演奏とかいろいろ言われますが、そういった一切の雑念を排除して、ショスタコーヴィチの交響曲を純粋な音楽として聴く上で、これらの演奏を越えるものはなかなか現れていないのではないでしょうか。 唯一の難点を言えば、フィッシャー・ディスカウ夫妻が歌った「14番」がロシア語ではなく「ロシア語に翻訳する前の原詩」(ガルシア・ロルカのスペイン語、ブレンターノやリルケのドイツ語、アポリネールのフランス語など、第9曲だけはロシア語)で歌われることぐらいでしょうか(でも歌唱は最高です)。 いろいろな演奏を聴き比べるときに、ひとつのリファレンスとしてお手に取ってみてはいかがでしょうか。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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投稿日:2019/07/18 (木)

素晴らしい

oldin さん | 神奈川県 | 不明

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交響曲第11番と第12番の2曲については、「...

投稿日:2015/04/29 (水)

交響曲第11番と第12番の2曲については、「端正さ」「歯切れ良さ」「エネルギッシュさ」(言葉で表現しにくいのですが)といった漠然とした理由で、ハイティンクの演奏を超えるものを聴いたことがありません。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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