シューベルト(1797-1828)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

交響曲第8番『未完成』、第9番『グレート』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1953)(平林直哉復刻)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2160
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズ
シューベルト『未完成』『グレート』(1953、ベルリン・フィル)
幻のプログラム付き!


【このCDの復刻者より】
「1953年9月15日、ベルリンのティタニア・パラストで行われたライヴです。音源としては従来から知られているものですが、今回使用したテープ(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)は、ベルリン・フィルの渋く重厚な音を見事に捉えたものです。これぞ、フルトヴェングラー&BPOの真髄でしょう。
 フルトヴェングラーは1952年夏以降、何度か体調を崩したため、多くの演奏会がキャンセルされました。さいきん、1953/54のシーズンにおいて予定されていた“幻のプログラム” をいくつか手に入れましたので、それを解説書に掲載しました。最も注目されるのは、「え?」と思われる、ある大物作曲家のベルリン初演です。この作品が、どのような経緯で予定に上がったのか、その謎については解明出来ませんでしたが、まことに興味深いものです。また、もしも演奏されていたならば戦後唯一となっただろうと思われる“超有名曲” が2曲あります。音と解説と、両方で楽しんでいただけるディスクです。」(平林直哉)

【収録情報】
シューベルト:
● 交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
● 交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1953年9月15日
 録音場所:ベルリン、ティタニア・パラスト
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 使用音源:Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 これって音質改善なのだろうか…? おま...

投稿日:2012/12/24 (月)

 これって音質改善なのだろうか…? おまけに相当高額の出費を我々に強いての…である。残念ながら私の耳には普通のCDの方がよく聴こえたりもする…。  そもそもフルトヴェングラーの作り出す音楽は,音質云々を超えたところにある。勿論この第8もその例外じゃない。この音質改善(?)によってフルトヴェングラーのブルックナーの魅力に改めて開眼した…という人は,恐らく本当のフルトヴェングラーの魅力に気づけない人なのではないだろうか…。と,ブルックナーの8番のレビューに書きました。印象は全く同じです。(評価は演奏に関してです)

masato さん | 新潟県 | 不明

1
★
★
★
★
★
先般発売されたベートーヴェンの交響曲第5...

投稿日:2012/12/02 (日)

先般発売されたベートーヴェンの交響曲第5番及び第6番(1947年及び1954年)に続く、RIAS音源のシングルレイヤーによるSACD化の第2弾の発売である。今般は、シューベルトの交響曲第8番「未完成」及び第9番「ザ・グレイト」、そして、ブルックナーの交響曲第8番だ。フルトヴェングラーによるシューベルトの交響曲第8番「未完成」の名演としてはウィーン・フィルとのスタジオ録音(1950年)が有名であり、EMIよりSACD盤が発売されたことから、現在までのところ随一の名演との地位を獲得していた。他方、交響曲第9番「ザ・グレイト」の名演としては、戦前のベルリン・フィルとのライヴ録音(1942年)、そして戦後のベルリン・フィルとのスタジオ録音(1951年)がタイプが全く異なる名演の双璧とされ、とりわけ、後者については、ベルリン・フィルの団員がフルトヴェングラーと成し得た最高の名演との高評価をするほどの名演であった。それ故に、本盤におさめられた両曲のライヴ録音は、数年前にRIAS音源によるCD化が行われるまでは、音質の劣悪さもあって、一部の熱心なフルトヴェングラー愛好者以外には殆ど無視された存在であったが、RIAS音源によるCDが素晴らしい音質であったことから、俄然注目を浴びる存在となったことは記憶に新しい。そして、今般のシングルレイヤーによるSACD化は、フルトヴェングラーによる両曲演奏の代表盤の一つとしての地位を獲得するのに大きく貢献することに繋がったと言っても過言ではあるまい。交響曲第8番「未完成」については、1950年盤と同様に、濃密でロマンティシズムに満ち溢れた彫の深い演奏であると言えるが、ライヴ録音ということもあって、とりわけ第1楽章においては、ドラマティックな表現が聴かれるのがフルトヴェングラーらしいと言える。もちろん、そうした表現が、いわゆる「未完成」らしさをいささかも損なっておらず、むしろ、表現の濃密さは1950年盤以上であり、実演でこそ真価を発揮するフルトヴェングラーの指揮芸術の真骨頂が本演奏には存在していると言えるだろう。交響曲第9番「ザ・グレイト」については、1951年盤の深遠な表現に、1942年盤が有していたドラマティックな表現を若干盛り込んだ、いい意味での剛柔のバランスがとれた名演と言えるのではないだろうか。同曲の演奏は、私も常々論評しているように極めて難しいと言えるが、1942年盤のようにベートーヴェンの交響曲に続くものとして演奏するタイプ、1951年盤のようにブルックナーの交響曲の先達として演奏するタイプが両端にあると思われるが、本盤の演奏はその中間点を模索したものとして十分に説得力のある名演に仕上がっていると評価したい。それにしても、本盤の音質はフルトヴェングラーのCDとしては極上の高音質と言ってもいいのではないだろうか。とりわけ低弦の生々しいまでの重量感溢れる響きや、高弦の艶やかな響きは、既にSACD化されている音源を除いて、これまでのフルトヴェングラーのCDではなかなか聴くことが出来ないものであり、かかる高音質が本盤の価値を更に高めるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

5

シューベルト(1797-1828)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト