シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

交響曲第8番『未完成』、第9番『グレート』 ジュリーニ&ベルリン・フィル(1977)(日本語解説付)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JSBT8463
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シューベルト:交響曲第8番『未完成』、第9番『グレート』
ジュリーニ&ベルリン・フィル
国内プレス&日本語解説書付


1970年代のジュリーニの演奏には、イン・テンポによるがっちりとした巨大な枠組みの中で、重厚なカンタービレを聴かせるという傾向がありましたが、その中で最も徹底したカンタービレへの傾斜をみせたことで知られるのが1977年シカゴ響との『グレート』でした。
 そのセッション録音の3ヶ月前にライヴ録音されたのが、今回登場するベルリン・フィルとの演奏で、第1楽章の演奏時間はシカゴ響よりも10秒ほど長くなっています。なのでもしかするとあの重厚なレガートをベルリン・フィル・サウンドで聴くことができるかも知れません。(HMV)

【収録情報】
シューベルト:
・交響曲第8番ロ単調 D.759『未完成』
・交響曲第9番ハ長調 D.944

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

 録音時期:1977年1月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

ユーザーレビュー

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魅力的な曲目を揃えたジュリーニさんの遺産...

投稿日:2012/07/04 (水)

魅力的な曲目を揃えたジュリーニさんの遺産。「未完成」は曲調そのまま、やや陰鬱な抒情の第1楽章、一転晴れやかな気分の第2楽章、いずれも結構でしょう。「グレート」は無窮動的な推進力があり、ベルリンフィルの見事な合奏力を活かしたよい出来栄え。但し、毎度このテスタメントのシリーズについて思うのですけれど、録音バランスが不審でなりません。要はティンパニがオフで、迫力を削ぐのみならず、要所要所の「締め」が欠けているように思えてなりません。ジュリーニさんの「グレート」の他盤ではそういう不満はありませんから、やはりこのシリーズならではの問題ではないでしょうか。残念であります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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大変素晴らしい演奏です。音質も聴きやすい...

投稿日:2011/07/30 (土)

大変素晴らしい演奏です。音質も聴きやすいと思います。いい買い物をしました。シューベルトがお好きな方はぜひ購入してはいかがでしょうか。以下、ご参考までに。 8番@12.11A12.20 9番@14.44A16.22B11.09C11.54

フランツ さん | 新潟県 | 不明

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ジュリーニは、シューベルトの交響曲第8番...

投稿日:2011/07/29 (金)

ジュリーニは、シューベルトの交響曲第8番「未完成」と第9番「ザ・グレート」を得意としており、「未完成」については、フィルハーモニア管弦楽団(1961年)、シカゴ交響楽団(1978年)、そしてバイエルン放送交響楽団(1993年ライヴ)との演奏、「ザ・グレート」については、ロンドン・フィル(1975年ライヴ)、シカゴ交響楽団(1977年)、そしてバイエルン放送交響楽団(1993年ライヴ)との演奏といった数多くの録音が遺されており、いずれ劣らぬ名演と言えるところだ。若き日のフィルハーモニア管弦楽団との演奏やオーケストラの力量にいささか難があるロンドン・フィルとの演奏は別として、本盤のベルリン・フィルとの両曲の演奏は、シカゴ交響楽団との録音とほぼ同じ時期のものであると言える。そして、スタジオ録音とライヴ録音の違いはあるものの、演奏内容としてはほぼ酷似していると言えるのではないだろうか。ジュリーニのこれらの演奏におけるアプローチはきわめて格調が高いものであり、そしてイタリア人指揮者ならではの豊かな歌謡性と気品のある優美な極上のカンタービレに満ち溢れた指揮に、堅固な造型と重厚さを兼ね備えたものであると言える。そして、シカゴ交響楽団との演奏と比較して、本演奏の方は、ライヴ録音ならではの熱気が演奏全体を更に強靭な気迫のこもったものとしており、その圧倒的な生命力に満ち溢れた迫力においては、そしてベルリン・フィルのドイツ風の重厚な音色の魅力も相まって、シカゴ交響楽団とのスタジオ録音を大きく凌駕していると言える。また、ジュリーニは前述のように、晩年になってバイエルン放送交響楽団とともに両曲を録音しており、テンポがゆったりとした分だけスケールは大きくなっているが、全体の造型にいささか綻びが見られるとともに、若干ではあるが重厚さよりも優美さに傾斜し過ぎている傾向があることから、私としては、本演奏の方をより上位に掲げたい。いずれにしても、本演奏は、ジュリーニによる両曲の数ある演奏の中でも最高の名演と高く評価したいと考える。音質についても、今から30年以上も前のライヴ録音とは思えないような鮮明な高音質であると評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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