シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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SACD

交響詩『英雄の生涯』 ベーム&ウィーン・フィル、ヘッツェル(シングルレイヤー)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG9061
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

「SACD〜SHM仕様」シリーズ
リヒャルト・シュトラウス:『英雄の生涯』
ベーム&ウィーン・フィル、ヘッツェル


音が見える! 躍動する! 界が初めて耳にする、別次元のクオリティ。
透明性/流動性に優れるSHM素材をボディに使用。
さらに、DSD本来の特性が生きるシングルレイヤー(2ch)方式を採り入れた、究極のSuper Audio CDシリーズ!
生産限定盤

巨匠ベームによる『英雄の生涯』。ベーム晩年の落ち着いた音楽運びが描く雄大なスケールと、一昔前のウィーン・フィルらしいふくよかなサウンド、そしてヘッツェルが添える色どり、どれをとっても現在では味わえない古き良き時代の音がする名演です。
 ドイツ・グラモフォンのオリジナル・アナログ・マスターよりエミール・ベルリナー・スタジオで2012年DSD化。(Universal Music)

【収録情報】
・R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 op.40

 ゲルハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン・ソロ)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1976年4月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 ※SACD対応プレイヤーで再生できます。


「SACD〜SHM仕様」シリーズ

原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。

「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。(Universal Music)

収録曲   

  • 01. 交響詩≪英雄の生涯≫ 作品40 大管弦楽のための 英雄
  • 02. 交響詩≪英雄の生涯≫ 作品40 大管弦楽のための 英雄の敵
  • 03. 交響詩≪英雄の生涯≫ 作品40 大管弦楽のための 英雄の妻
  • 04. 交響詩≪英雄の生涯≫ 作品40 大管弦楽のための 英雄の戦場
  • 05. 交響詩≪英雄の生涯≫ 作品40 大管弦楽のための 英雄の業績
  • 06. 交響詩≪英雄の生涯≫ 作品40 大管弦楽のための 英雄の引退と完成

ユーザーレビュー

総合評価

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前からの愛聴盤です。今回のSACD化に期待し...

投稿日:2013/01/24 (木)

前からの愛聴盤です。今回のSACD化に期待しましたが期待通りの音で大変満足です。   深々とした響きで堂々たる進行、よく聞かれるこれみよがしの大げさな表現は無く、なんとなく聞いていると地味だし冷静すぎると思われる方もおられるでしょう。しかし、何度も聞くと実に素晴らしい。音楽の流れに自然に従っているように聞こえるのはまさに練達の演奏ぶり。派手になりすぎないところがベームのシュトラウス演奏の極意で、自己顕示欲の塊のようなこの曲のいやらしさが感じられないくらいで、だからこそこの演奏は古びないのだと思います。   更にこの時代のウィーンフィルの音がより一層魅力的!すべての楽器が素晴らしいのですが特にこのホルンの響きは今や聞くことのできないものでしょう。幸せな45分です。

1stホルン さん | 東京都 | 不明

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かつて私は、本盤の英雄の生涯を80年代に...

投稿日:2009/09/05 (土)

かつて私は、本盤の英雄の生涯を80年代に発売された初期西独プレスのCDで聴いたことがあるが、あまりのつまらなさに途中で聴くのをやめたのを思い出す。というのも、いかにも晩年のベームの欠点が露呈した硬直化したテンポによる鈍重な印象を受けたからであり、それ以降、私のCD棚に眠ったままであった。ベームの英雄の生涯については、本盤の3年前にバイエルン放響とライブ録音したオルフェオ盤があり、ライブならではの熱気もあって、私はそちらの方を愛聴してきた。しかし、今般SHM−CD化され、音質が向上した本盤を聴いて大変驚いた。そこには鈍重さなど微塵もなく、堂々たるインテンポによる巨匠の至芸を大いに感じたからである。全体にテンポは遅めであり、英雄の生涯を得意としたカラヤンの名演のように、ドラマティックとか華麗さとは全く無縁であるが、一聴すると何らの変哲もない曲想の中に、晩年のベームならではのスパイスの効いた至芸を垣間見ることができる。一例をあげると英雄の業績。ここは、R・シュトラウスの過去の楽曲のテーマが回想されるが、ベームはここで大きくテンポを落とし、主旋律を十分に歌わせながら、ティルや死と変容、ドン・ファンなどの名旋律を巧みに浮かび上がらせており、この老獪ささえ感じる巧みな至芸は、他のどの演奏よりも素晴らしいと言えるだろう。ベームが最も信頼した名コンサートマスターのヘッツェルのソロが聴けるのも、本盤の価値を大いに高めることに貢献している。併録のワーグナーの2曲も、ベームならではのドイツ正統派の重厚な名演だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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コレも買って良かったと思わせる。ベームの...

投稿日:2009/08/21 (金)

コレも買って良かったと思わせる。ベームの良さとは、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュと違い、緻密で神経が細やかである事である。だから繰り返し聞いても飽きないのである! この英雄の生涯もワーグナーの序曲も、ジャーマンポテトのようなドイツの家庭料理の味わいがある。家庭料理は一番飽きない料理なのだ。

ケルビーノ さん | 浜松市 | 不明

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