シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)

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CD 輸入盤

『理性の女神』全曲 ポラック&スロヴァキア・シンフォニエッタ、グロイス、M.エクウィルツ、他(2009 ステレオ)(2CD)

シュトラウス、ヨハン2世(1825-1899)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8660280
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

J.シュトラウス2世:『理性の女神』(2CD)

晩年のシュトラウスが手掛けた最後のオペレッタ『理性の女神』は、完成に至るまで様々な紆余曲折を経たようです。フランス革命の時代、ドイツの国境近くの町で起こった物語。上流階級、道徳、そして軍隊。シュトラウスの軽妙な音楽は、これらの重いテーマとは相反するものなのかもしれません。そんなわけで、台本作家とは意見が食い違い、そもそもシュトラウス自身が台本を好きになれなかったこともあり、もともと創作意欲が落ちていた作曲家にとって、恐らくいやいや完成に漕ぎつけたのではないでしょうか。もちろん聴衆も批評家も、腫れものにさわるようにこの作品を扱い、序曲など一部の音楽の素晴らしさだけは認めたものの、全体を忘れ去ることで、「評価」としたのです。そんな隠れた作品を、シュトラウス名指揮者ポラックが華麗に蘇らせました。(NAXOS)

【収録情報】
・J.シュトラウス2世:喜歌劇『理性の女神』全曲

 ヴェロニカ・グロイス(ソプラノ)
 マンフレート・エクウィルツ(テノール)
 キルリアニット・コルテス(テノール)
 フランツ・フォーディンガー(テノール)
 イザヴェラァ・マァーツァッハ(ソプラノ)
 ヴォルフガンク・ヴァイト(テノール)
 エヴァ=マリア・クンプミュラー(ソプラノ)
 アンドレアス・ミッテルマイアー(バリトン)
 ニコラス・ルグー(バリトン)
 スロヴァキア・シンフォニエッタ
 クリスティアン・ポラック(指揮)

 録音時期:2009年12月2-4日
 録音方式:デジタル(セッション)

(アレンジメント集)
1. ワルツ『今日は今日』Op.471(L.バビンスキによる管弦楽編)
2. フランス風ポルカ『まあ、つべこべ言わずに』Op.472(E. ピークによる管弦楽編)
3. 我らの旗が翻るところOp.473
4. まどろむ切妻Op.474(C.ポラックによる管弦楽編)
5. ギャロップ『新しい門出」Op.475(E.ピークによる管弦楽編)
6. カドリーユ『理性の女神」Op.476(C.ポラック管弦楽編)
7. オスカー・フェトラス:ディヴェルティメント『理性の女神』Op.160

 スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団(1,2,7)
 スロヴァキア放送交響楽団(3-6)
 ヨハネス・ヴィルトナー(指揮:1)
 クリスティアン・ポラック(指揮:2, 4-7)
 ミハエル・ディトリッヒ(指揮:3)

内容詳細

序曲を除けば忘れ去られていたワルツ王最後のオペレッタを生粋のウィーンっ子ポラックが甦らせた。フランス革命の時代を描いた台本の内容とは裏腹に音楽は華やかだ。シュトラウスらしい優美な旋律とリズミカルな明るさを際立たせた演奏に賛辞を呈したい。(彦)(CDジャーナル データベースより)

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ヨハン・シュトラウスの喜歌劇『理性の女神...

投稿日:2023/03/31 (金)

ヨハン・シュトラウスの喜歌劇『理性の女神』の全曲盤。 クリスティアン・ポラック指揮、スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナ演奏で収録されたものである。 この作品は1897年に初演されたもので、作曲家存命中に初演された最後の喜歌劇である。 この作品、シュトラウス自身が気乗りせず、一度は作曲を止めるも、台本作者より催促されなんとか完成に至った作品との事で、初演時から評判は良くなかったそうだが、序曲等を除きあながちその評価は正しかったようで、このポラック盤が出るまで音源はなかったようである。 演奏そのものは室内オーケストラの響きを生かした中庸な演奏であり、歌手陣も不足はない。 世界初録音なら充分な演奏と言えるだろう。 録音も良好。 どちらかといえば資料的価値の方が高いアルバムといえるかも知れない。 余白にはこの喜歌劇のメロディを使ったワルツやポルカ等が収録されており、これは既にマルコポーロから発売されたヨハン・シュトラウス2世管弦楽作品全集からの抜粋。 スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団や、スロヴァキア放送交響楽団が演奏し、ヨハネス・ヴィルトナー、ミハエル・ディトリッヒ、クリスティアン・ポラックが指揮したもので、作品を知るには問題ない演奏である。

レインボー さん | 不明 | 不明

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