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Die Fledermaus : Kosky, Vladimir Jurowski / Bavarian State Opera, Diana Damrau, Georg Nigl, etc (2023 Stereo)

Strauss, Johann II (1825-1899)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BSOREC2005J
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
Blu-ray Disc
Other
:
Import

Product Description


バイエルン国立歌劇場よりユロフスキー指揮、コスキー演出の『こうもり』登場!

オッフェンバックの知遇を得て刺激を受けたヨハン・シュトラウスは、ワルツ王としてその名をほしいままにしていたにもかかわらず、新たなジャンル「オペレッタ」に挑戦。作曲された『こうもり』は、ウィーンのオペレッタの黄金時代を代表する傑作となりました。19世紀末、ウィーンの大晦日のブルジョワ家庭、放蕩貴族の仮面舞踏会、軽犯罪者が収監される刑務所を舞台に繰り広げられる、シュトラウスによるてんめんとした情緒と活気に溢れた音楽に彩られた艶笑劇。この作品は今でも年の瀬に『ヘンゼルとグレーテル』やバレエ『くるみ割り人形』とともに、欧州各地のオペラ・ハウスで頻繁に上演される年末の風物詩のひとつともなっています。
 現在、最も注目を集めるオペラ演出家のひとりバリー・コスキーによる本作の演出は、現代の世相風俗に通じるひねり(ユニセックスなダンサーの舞台衣装や登場人物のコスプレなど)に辛辣な諷刺を効かせつつ、大がかりな舞台装置を駆使した豪華なもの。ディアナ・ダムラウ、ゲオルク・ニグル、アンドルー・ワッツをはじめとする歌唱演技に優れた名歌手たちと共に、ユロフスキーの指揮するバイエルン国立歌劇場管弦楽団が、映像に残る1980年代のカルロス・クライバー指揮の同歌劇場での『こうもり』に勝るとも劣らない快演を繰り広げています。(輸入元情報)


【収録情報】
● ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』全曲


 アイゼンシュタイン/ゲオルク・ニグル(バリトン)
 ロザリンデ/ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
 アデーレ/カタリーナ・コンラーディ(ソプラノ)
 フランク/マルティン・ヴィンクラー(バス・バリトン)
 オルロフスキー公爵/アンドルー・ワッツ(カウンターテナー)
 アルフレート/ショーン・パニカー(テノール)
 ファルケ博士/マルクス・ブリュック(バリトン)
 ブリント博士/ケヴィン・コナーズ(テノール)
 イーダ/ミリアム・ノイマイヤー(俳優)
 フロッシュ/マックス・ポラック(ダンサー)
 フロッシュII/フランツ・ヨーゼフ・シュトロマイヤー(俳優)
 フロッシュIII/ダニーロ・ブルネッティ(ダンサー)
 フロッシュIV/ジョヴァンニ・コッラード(ダンサー)
 フロッシュV/デニズ・ドルー(ダンサー)
 フロッシュVI/オーリヴェル・ペトリリエーリ(ダンサー)
 ダンサーたち

 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:クリストフ・ハイル)
 ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)

 演出:バリー・コスキー
 振付:オットー・ピヒラー
 美術:レベッカ・リングスト
 衣装:クラウス・ブルンス
 照明:ヨアヒム・クライン
 ドラマトゥルギー:クリストファー・ヴァルムート

 収録時期:2023年12月28,31日
 収録場所:ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)
 ビデオ監督:ミリアム・ホイヤー

 収録時間:169分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1
 字幕:日本語、ドイツ語(歌唱言語)、英語、フランス語、韓国語
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。


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ミュンヒェンの『こうもり』と言えば、クラ...

投稿日:2025/05/17 (土)

ミュンヒェンの『こうもり』と言えば、クライバー指揮の録音と録画(シェンク演出)が忘れがたいが、あれを永遠のマイルストーンとするならば、これはいかにも今風にアップ・トゥ・デイトされた『こうもり』。序曲での「こうもりダンス」からしてバリー・コスキーの才覚は早くも明らかだが、第1幕がペラペラの書き割りで作られたウィーンの街並み(一夫一婦制というタテマエの世界)の前で演じられるのに対し、第2幕の舞踏会は書き割りの裏側、すなわち本音=無意識の世界。そう、「誰もがその趣味に従う」と主張するドラアグ・クイーンのオルロフスキー公(カウンターテナーが演ずる)が主催するのは、カラフルなLGBTQの人々のパーティーなのだ。ゆえに第2幕終盤の「兄弟姉妹に私たちはなりましょう」というアンサンブルは一層心に沁みる。そして第2幕終わりでは書き割りが完全に剥がれて、枠組み(本音)だけの世界になる。それが刑務所というわけ。 コメディエンヌとして既に定評あるダムラウ以下、ニグル(アイゼンシュタイン)、コンラーディ(アデーレ)、ヴィンクラー(フランク、この人の名前がジャケ表に大きくクレジットされている理由は見れば分かる)と歌手陣はすべて適材適所。6人のフロッシュたちも好演。劇場人らしいセンスのあるユロフスキーの指揮も快調で、ほんのひととき、クライバーを忘れられる。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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