グルック・オペラ・ガラ〜オペラ・ハイライト集（2CD）

グルック・オペラ・ガラ

この2枚組は、グルックの数多い歌劇の中から7つの作品の聴きどころをまとめたもの。どれも「ORFEO」レーベルが誇る名演からの抜粋です。中でも1964年録音の『オルフェオとエウリディーチェ』 は、1954年に設立されたばかりのカペラ・コロニエンシスを名匠フェルディナント・ライトナーが指揮したという記念碑的演奏のライヴ。古楽器による演奏がまだ充分認知されていなかった時代の先鋭的な演奏。モノラル録音ではありますが、奏者と歌手たちの迫真の息遣いが伝わります。他は1980年代から1990年までに収録された演奏で、ジェシー・ノーマンやフランコ・ボニゾッリ、イレアナ・コトルバスら当時を代表する名歌手たちが登場。個性的な歌唱を存分に楽しむことができます。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
● 歌劇『アルチェステ』 GluckWV1.46（1776年パリ版）より　フランス語歌唱
　ジェシー・ノーマン（ソプラノ）
　ニコライ・ゲッダ（テノール）
　ロバート・ギャンビル（テノール）
　バイエルン放送交響楽団＆合唱団
　セルジュ・ボド（指揮）

　録音：1982年6月7-18日　ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ（ステレオ）

● 歌劇『タウリスのイフィゲニア』 GluckWV1.48（1779年パリ版）より　フランス語歌唱

　フランコ・ボニゾッリ（テノール）
　ディートリヒ・フィッシャー＝ディースカウ（バリトン）
　ピラール・ローレンガー（ソプラノ）
　バイエルン放送合唱団
　ミュンヘン放送管弦楽団
　ランベルト・ガルデッリ（指揮）

　録音：1982年9月25日〜10月6日　ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ（ステレオ）

● 歌劇『中国人』 GluckWV1.17より

　トーマス・モーザー（テノール）
　アレクサンドリナ・ミルチェヴァ（アルト）
　カーレン・エリクソン（ソプラノ）
　ミュンヘン放送管弦楽団
　ランベルト・ガルデッリ（指揮）

　録音：1983年6月22,26日　ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ（ステレオ）

Disc2
● 歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』 GluckWV1.30（1762年ウィーン版）より

　ディートリヒ・フィッシャー＝ディースカウ（バリトン）
　エリーザベト・セーデルストレム（ソプラノ）
　ルート＝マルグレート・ピュッツ（ソプラノ）
　ケルン放送合唱団
　カペラ・コロニエンシス（古楽器使用）
　フェルディナント・ライトナー（指揮）

　録音：1964年11月8日、Groser Sendesaal des Funkhauses, Koln, Germany（モノラル・ライヴ）

● 歌劇『パリーデとエレーナ』 GluckWV1.41より

　イレアナ・コトルバス（ソプラノ）
　シルヴィア・グリーンベルグ（ソプラノ）
　フランコ・ボニゾッリ（テノール）
　ORF交響楽団
　ローター・ツァグロゼク（指揮）

　録音：1983年6月20-25日　Funkhaus, Vienna, Austria（ステレオ）

● 歌劇『メッカの巡礼、または思いがけないめぐり合い』 GluckWV1.33より

　ジュリー・カウフマン（ソプラノ）
　ロバート・ギャンビル（テノール）
　ヤン＝ヘンドリック・ローテリング（バス）
　ミュンヘン放送管弦楽団
　レオポルド・ハーガー（指揮）

　録音：1990年9月18-27日　ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ（ステレオ）