グリエール(1875-1956)
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グリエール(1875-1956) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

46件
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  • サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニ...

    投稿日:2023/12/07

    サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニックの演奏で収録された、レインゴリト・グリエールの交響曲第3番『イリヤー・ムーロメツ』を収録したCD。 グリエールの作品では代表曲の1つであり、その華麗なるオーケストレーションも手伝い、現在でもグリエールの交響曲で録音される機会の多い作品です。 このダウンズの演奏は数少ないグリエール交響曲全集の1つで、BBCフィルの優秀なアンサンブルを駆使した、演奏で派手さはないが堅実で手堅い仕上がりの演奏と言えます。 録音はシャンドスの標準的なもので、不満なく聴けるでしょう。 グリエールの3番はこれといった決定的名演がなく、どれから聴くか迷いますが、この演奏ならとりあえず作品を知るには十分であり、おすすめできます。

    レインボー さん

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  • サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニ...

    投稿日:2023/11/28

    サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニックの演奏で収録されたレインゴルト・グリエールの交響曲全集の一枚。 最初に登場するのは『交響曲第1番』で、数少ない同曲の録音。 初期の作品らしくロマン派風の作品で、チャイコフスキーやグラズノフに影響を受けたかの様な作品。 ナクソスのガンゼンハウザー盤ぐらいしか他に録音は見かけないが、このダウンズ盤はオケが充実している事もあり、現在出ている録音の決定盤と言えます。 併せて収録されているのはバレエ『赤いけしの花』より組曲。 ロシア水兵の踊りは有名ですが、バレエ本体やそれから編まれた組曲の録音はあまり多くありません。 このダウンズの演奏は、丁寧に安定した出来であり安心して聴けると思います。 録音も良好。

    レインボー さん

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  • サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニ...

    投稿日:2023/11/22

    サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニックでシャンドス・レーベルに録音された、グリエールの録音の一つ。 バレエ組曲『青銅の騎士』と『ホルン協奏曲』を収録しています。 青銅の騎士はこんにち、吹奏楽界で非常に有名な作品となっています。 グリエールのバレエ作品でも赤いケシの花と並ぶ代表作ながら、オーケストラによる録音は現在ダウンズ盤しかありません(過去に遡ってもCDでリス盤、LPでジュライチス盤ぐらいしかないようです) 偉大な都市への讃歌もオケ版だとまた違った印象を受け、吹奏楽より音に厚みがある分に感動的な作りになっています。 ホルン協奏曲は元フィルハーモニア管弦楽団の主席を務めたリチャード・ワトキンスをソリストに迎えたもの。 ホルン協奏曲の録音はいくつかありその中でもバウマンがソロをとった音源が有名かと思われますがこのワトキンスのソロもなかなか良いです。 ダウンズとBBCフィルの演奏は、非常に丁寧な端正な仕上がりとなっており、ロシア的な力強さは薄いものの、なかなかの出来だと思います。 録音、音質良好。

    レインボー さん

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  • シャンドス・レーベルが録音した、レインゴルト・グリ...

    投稿日:2023/11/18

    シャンドス・レーベルが録音した、レインゴルト・グリエールの録音をBOX化したものである。 交響曲全集と2つのバレエ組曲に、ホルン協奏曲、そしてオーケストラ曲を収録したもので、このBOXを買うととりあえずグリエールの代表的な管弦楽作品は揃う様になっている。 これらは過去に単品で発売されたものだが、今回BOX化されたもの。 演奏は全て、BBCフィルハーモニック、指揮は1枚目から4枚目が、サー・エドワード・ダウンズ、5枚目がワシリー・シナイスキーである。 ダウンズの演奏は、この指揮者の代表的な音源の1つと言われるもの。 その評価通り、どれもが丁寧に端正な仕上がりに仕上がっており、ロシア的な力強さは欠けるものの、手堅い演奏で作品を知るには十分。 シナイスキーは知られざる管弦楽作品を振っており、殆どが社会主義リアリズム路線転向後の作品で、いかにもな民族的旋律が出てきたりと曲自体も楽しいが、シナイスキーの骨太な音楽が1番の聴きどころと言えます。 録音、音質も問題ありません。 ただ、元のCD単品を全て持っている人にはおすすめできません。 内容自体はそれぞれ単品で出ていたのと同じであり、特に目新しいものはないからです。

    レインボー さん

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  • シャンドスのレインゴルト・グリエールの交響曲全集よ...

    投稿日:2023/11/15

    シャンドスのレインゴルト・グリエールの交響曲全集より、『交響曲第2番』交響的絵画『ザポロージェのコサック』を収録したもの。 サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニックの演奏で収録されている。 交響曲は有名なのは3番であるが、この2番もロシア的な民族的表現も出てくるロマン派交響曲としてなかなか良い佳作でいくつかの録音がある。 一方でザポロージェのコサックはウクライナの旋律を使ったグリエールが社会主義リアリズム路線転向後の作品。 ナクソスにもクラーク盤という本CDと同じ収録曲の録音があるが、このダウンズ盤はオケがBBCフィルという事もあり、演奏は充実しており、2曲とも録音は少ない中、現時点で決定盤の名演奏と言えるのではないだろうか。 録音も特に不満なく聴ける。

    レインボー さん

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  • グリエールは、いくつかのバレエ音楽や協奏曲でその名...

    投稿日:2021/03/16

    グリエールは、いくつかのバレエ音楽や協奏曲でその名を知られるが、現在、いちばん知名度の高い作品は、この交響曲第3番「イルヤ・ムーロメッツ」であろう。伝承に基づく傑物を描写した叙事詩的交響曲であり、そのコンセプトはチャイコフスキーのマンフレッド交響曲を彷彿とさせる。4つの楽章にはそれぞれタイトルが付されているが、参考まで該当するエピソードを書くと、第1楽章は病弱だったイリヤが巡礼者の紹介により英雄スヴャトゴールの能力を引き継ぐ物語。第2楽章は戦士となったイリヤが悪辣な殺人鬼ソロヴェイを殺し、その死体をウラジーミル公の許に送り届ける物語。第3楽章がイリヤが、ウラジーミル1世の祝宴に招かれる物語。第4楽章が戦うことに憑りつかれたイリヤが、天使の軍によって、軍勢もろとも石化される物語となる。長大な交響曲であるが、これをスリムにしたストコフスキーによる改訂版による演奏がかつてはメインであったが、現在では原典版により、演奏・録音されることが一般的で、このファレッタも原典版による演奏で、その結果演奏時間は70分を超過している。ただ、これでも早い方だ。ファレッタの解釈はきわめて平明でわかりやすい。いたずらに間延びすることを警戒し、テンポが沈滞化することを未然に防ぎながら、勇壮たる前進力を示す。音楽は、後期ロマン派やスクリャービンの影響を感じさせるが、この作曲家特有の土俗性やケレン味があり、ファレッタはこれを適度に外に開放していく。その様は、熱く、気持ちが良い。現在入手可能なこの曲の録音としては、質の高いものの一つとなるに違いない。

    ココパナ さん

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  • グリエールの魅力(と限界)を知ることができる格好の...

    投稿日:2021/02/28

    グリエールの魅力(と限界)を知ることができる格好のボックス・セットだと思う。とかく若書き扱いされる第一番の交響曲の、何と人懐っこく愛らしいことか。やたら長いイリヤ・ムロメツよりも、個人的にはこちらの方が最も好みに合う。

    やすさん さん

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  • グリエールの代表曲ながら、『赤いけしの花』はロシア...

    投稿日:2019/12/07

    グリエールの代表曲ながら、『赤いけしの花』はロシア水兵の踊りのみで知られていると言ってよく、その他の曲となると抜粋の組曲版が数点という音源の少なさで、ましてや全曲となると今もってこの盤しかありません。 演奏はアンドレイ・アニハーノフ指揮、サンクトペテルブルク国立交響楽団。 このコンビは1990年代半ば頃にナクソスに、リムスキー=コルサコフの交響曲全集、ハチャトゥリアンのバレエを録っていますが、それらと同じく、端正な音楽かつ、リズム感の良い演奏で、さすがバレエ団と共に来日した経験をもつアニハーノフだけあり、この手の作品は得意中の得意なんでしょう、充実した良い演奏です。 オケは1969年にロシア国立コンサート管弦楽団として創設されたオケと解説にありますが、正直あまり正体が分かりません。 パワータイプの多いロシアでは整ったサウンドですが、金管が時々往年のロシアオケを彷彿とさせる響きを奏でているのが嬉しい。 現時点で唯一の全曲盤ですが、ファーストチョイスに充分推せる良いアルバムです。 録音も良好。

    レインボー さん

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  • 手塚治虫や筒井康隆が熱中したロシアの英雄譚の音楽版...

    投稿日:2018/12/05

    手塚治虫や筒井康隆が熱中したロシアの英雄譚の音楽版というイメージから想像される派手な演奏効果はなく全体に仄暗い感じの曲なので、初めてこの曲を知ったオーマンディ盤があれば、わざわざ新しく買う必要はないと思っていた。でも、近年のラフマニノフが凄く良かったフェルツのSACDということで購入しました。サッカー以外、この曲が作曲された当時はヨーロッパの火薬庫と言われ、政情不安のイメージが強いセルビアのオケですが、そんな不安を一掃する立派な演奏です。さすがにオーマンディ盤のようなゴージャスな美音はありませんが、マーラーでの奇人ぶりとは打って変わったフェルツの落ち着いた指揮で、じわじわと盛り上がっていき、旧ロシアの聖歌を思わせる終盤は実に感動的です。SACDの威力か、トライアングルが今まで聞いたことがないほど部屋中に鳴り響くのには驚かされました。最近増えてきたこの曲の録音でも最高のものと言ってよいでしょう。

    ビアだる太郎 さん |60代

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  • 『12の小品』Op.51はとても美しい作品だ。有名チェリ...

    投稿日:2018/09/14

    『12の小品』Op.51はとても美しい作品だ。有名チェリストの録音が無いようなので知られざる作品なのだろうが、チェロのリサイタルにはもってこいの作品だと思う。 グリエールは室内楽作品での楽器の組み合わせ方が面白い。

    ユローヂィヴィ さん

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ありがとうございました

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