人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった 上

グラハム・ハンコック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575315806
ISBN 10 : 457531580X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
498p;20

内容詳細

日本だけで書籍・文庫合わせ400万部以上、世界中で700万部を超える世紀のベストセラーとなった『神々の指紋』から25年。四半世紀に及ぶグラハム・ハンコックの「失われた人類史」への探求の「最終回答」がここに──。

人類のアメリカ大陸到達は1万3000年前だった──。
こうした人類史の「常識」が相次ぐ新発見や最新研究により覆され、実は13万年前から人類が南北アメリカ大陸に存在したことが明らかになってきている。しかし、そこにはさらに驚くべき真実が眠っていた!
南北アメリカ大陸から、旧世界(ユーラシア大陸)やオーストララシア(オーストラリアからニューギニアにかけての領域まで、大洋を渡って広がった先史文明。その存在を指し示す数々の遺跡が次々と発見されている。
さらに、そこまで繁栄した先史文明を一瞬で焼き尽くし、破壊した恐るべき「天からの災厄」の痕跡や、かろうじて生き延びた人々が我々の先祖に伝えた伝承が、遥か遠く離れたエジプトと北米大陸で伝えられていた!
数々の「動かぬ証拠」を繋ぎ合わせていった先に、ハンコックが見出した失われた壮大な人類文明の実像とは──、まるで上質なミステリー小説のように、次々と謎が解き明かされていく様は、まさにグラハム・ハンコックの総決算ともいうべき傑作!

○出版社から

上巻では、ハンコックの旅は米・オハイオ州にある大蛇型の墳丘「サーペントマウンド」から始まる。この謎の遺跡を遺した人々は誰だったのか? そして、最初にアメリカ大陸に到達した人々は誰だったのか? 数々の考古学上の新発見や、専門家たちに取材を重ね、「最初のアメリカ人」という考古学上のミステリーに迫ってゆく。
 さらに、探求の旅は海を越えシベリアへ。近年注目されている謎の古代人類・デニソワ人の痕跡を求め、シベリア奥地へと進むハンコック一行。このデニソワ人のDNAが、遠く離れた北米大陸、さらには南米のアマゾン奥地やオーストラリアのアボリジニにまで見つかる謎を追い、再び海を越え、今度はアマゾンの熱帯雨林へと踏み込む。
 そこで見つかったのは、アマゾンそのものが、土壌や植生に至るまで人の手によって生み出されたものという衝撃の事実! さらに、ほとんど研究が手つかずの巨大構造物や、幻覚性植物の使用、遠くアマゾンと北米大陸や古代エジプトにまで共通する幾何学のモチーフや伝承と、背後に何らかの先史文明の存在を匂わす、数々の証拠を直面していく──(以下下巻へ続く)。

上巻目次
日本の読者の皆さんへ
はじめに
第1部  精霊:サーペントマウンドの謎
第1章  魔法に掛けられた領域
第2章  時空への旅
第3章  ドラゴンと太陽
第2部  新世界? 最初のアメリカ人の謎
第4章  過去は隠されていないが否定されている
第5章  マストドンからのメッセージ
第6章  無視されている数千年
第3部  遺伝子:DNAの中にある謎
第7章  シベリア
第8章  記録の宝庫
第9章  アメリカ先住民の奇妙で不思議な遺伝子遺産
第10章  アボリジニ神話時代からのシグナル
第4部  ミーム:アマゾンの謎
第11章  アマゾンの幻の都市
第12章  ベールに覆われた古代人たち
第13章  ブラック・アース
第14章  楽園のガーデニング
第15章  聖なる幾何学
第16章  アマゾンのストーンヘンジ
第17章  死者の蔓
付録1 メラゾニア、別名アマネシア
付録2 氷河期の古地図
索引


○著者紹介
[著]グラハム・ハンコック
イギリス出身。元『エコノミスト』特派員。国際的なノンフィクション・ベストセラーの著者。主な著書は『神々の指紋』、『創世の守護神』、『神々の世界』(共に小学館文庫)、『天の鏡』(翔泳社)、『異次元の刻印』(バジリコ)、『神々の魔術』(KADOKAWA)など。冒険小説には『リアとレオーニ・時空を超えた姉妹』(講談社)、『WAR GOD』がある。彼の著作は30ヶ国語以上で翻訳され、世界中で700万部以上売れている。有名なテレビ・シリーズ『Quest for the Lost Civilization and Flooded Kingdoms of the Ice Age』をはじめ公開講演、ラジオ・テレビ出演も多数。WEBでも数千万人の視聴者を捉え存在感を示している。また、型にとらわれない思想家として知られるハンコックは、人類の過去や私たちの現在の苦境について、共感を呼ぶ疑問を投げかけている。

[翻訳]大地舜
翻訳家・作家。青山学院大学卒。主な訳書に『神々の指紋』(小学館文庫)、『神々の魔術』(KADOKAWA)、『魔法の糸』(実務教育出版)、『夢をかなえる一番よい方法』(PHP研究所)、『誰が世界を支配しているのか?』(双葉社)など多数。主な著書は『沈黙の神殿』(PHP研究所)。
Website:www.shundaichi.com
特定非営利活動法人Sing Out Asia理事。YouTubeで「WOOW」を主宰。

[翻訳]榊原美奈子
静岡県生まれ。上智大学英文科卒。『彗星への旅』(PHP研究所)、『タリズマン』(竹書房)、『神々の世界』(小学館)、『ホワイトハウスの赤裸々な人たち』(講談社)等の調査担当・翻訳アシスタントを経て、『誰が世界を支配しているのか?』(双葉社)を共訳。映像翻訳も手がける。

【著者紹介】
グラハム・ハンコック : 英国出身。元『エコノミスト』特派員。国際的なノンフィクション・ベストセラーの著者。著書は、世界中で700万部以上売れており、30ヶ国語に翻訳されている。公開講演、ラジオ・テレビ出演も多い

大地舜 : 翻訳家・作家。青山学院大学卒。特定非営利活動法人Sing Out Asia理事。YouTubeで「WOOW」を主宰

榊原美奈子 : 静岡県生まれ。上智大学英文科卒。翻訳書多数。映像翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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歴史学者や「なまじ歴史に詳しい人」は、本...

投稿日:2021/06/12 (土)

歴史学者や「なまじ歴史に詳しい人」は、本書の内容を一笑に付すのかもしれませんが、過去にも定説が覆された事象はいくらでもあるはずですよね。太古の世界を生で見た人は誰もいないわけですし、だったらここに書いてあることが事実ではないと、誰も言い切ることなんてできないのです。

pin さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    久々のグラハム・ハンコック、今回はアメリカ大陸の古代文明に拘った作品、上巻一気読みしました。内容の割に頁数が多いような気もしますが、続いて下巻へ。すぐに下巻を読みたいのですが、図書館の予約の関係で読めるのは3月になりそうです。トータルの感想は下巻読了後に。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000209.000014531.html

  • どんたこす さん

    発掘遺跡をもとに淡々と事実を積み上げるパートが続く。ハンコックの本領発揮は第14章あたりから。アマゾン多雨林が人工物で定住と人口の拡大は計画的なのではないか。ワクワクする内容で下巻も楽しみだ。

  • hal さん

    『神々の指紋』のグラハム・ハンコックの最新作。正直B級映画を楽しむようなつもりで借りたのだが、著者の奥様のサンサさんはカメラマンとかで、遺跡をドローンで上空から撮影したりして、素晴らしい写真が満載でした。その上、お二人でデニソワ洞窟まで取材に行かれたとかで、デニソワまでの行き方や状況などが生き生きと語られていて、とても満足しました。アメリカ大陸における人類史やコロンブス以前の文明に関しては、現在もわからない事が多く、著者の全体的な紹介は興味深かったです。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    本書の冒頭に、日本列島についても触れてあります。かつての日本列島は今よりも陸地面積が広く、北海道から九州までがすべて陸で繋がっていたこと、今は海面下40メートルにある大陸棚は、かつて陸地だったこと、その大陸棚には史跡が残されていること、が書かれてあります。 我々は文明の進化を、現在の姿から「線形関数」的にしか思考出来ないので、ついつい4大文明以前は、文明は無かったと思いがちですか、ひょっとして今よりも豊かな文明社会があったのかもしれないですね。

  • Book shelf さん

    『神々の指紋』で知られた著者のその続編。この間にもいくつかの著書があり、それらの内容も含めた集大成となっています。「信じる信じないはあなた次第」的な内容ですが、美しい写真や興味をそそる展開で個人的にはこのジャンルの中では好きな内容です。神々の指紋から続く知的好奇心の探究には関心させられます。彼の推理が正しければ面白いと思う反面、科学的な確証なく想像が先行してしまうこわさもありますが、著者はそれをわかった上で書いてると思いますので、すなおに知的探求を楽しめばいいのではと思います。

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