ゴーン・ガール 上 小学館文庫

ギリアン・フリン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094087925
ISBN 10 : 4094087923
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
413p;15

内容詳細

全米で200万部のベストセラーミステリ!


ニックは34歳、ニューヨークで雑誌のライターをしていたが、電子書籍の隆盛で仕事を失い、2年前に妻エイミーとともに故郷ミズーリ州の田舎町に帰ってきた。しかし、両親ともに高名な童話作家で、その人気児童文学シリーズのモデルでもあったニューヨーク育ちのエイミーにとって、この田舎町での生活は決して満足するものではなかった。


そんななか、結婚5周年の記念日にエイミーが突如謎の失踪を遂げる。家には争った形跡があり、確かなアリバイのないニックに容疑がかけられる。次々とニックに不利な事実が浮上するなか、彼はみずから妻探しを始めるが、その一方で何かを隠すかのように嘘を重ねるのだった……。


ニックの語る結婚生活と、交互に挿入されるエイミーの日記。夫婦双方の言い分からなるふたつの物語が重なるとき――。大胆な仕掛けと息苦しいほどの緻密さで描写される夫婦のリアルな愛憎劇、やがて浮かび上がる衝撃の真実とは――。


【エルパカBOOKS企画:編集担当者からの特別コメント】

 個人的にデヴィッド・フィンチャー監督のファンであったため、「ゴーン・ガール」の映画化にはかなり期待していました。しかも、脚本は著者のギリアン・アリン自身が担当するということで、原作のスリリングな展開が全面的に生かされたものになるにちがいないと考えていました。そして、実際に映画を観て、その予測は裏切られるものではありませんでした。

 ある時点からがらりと変わる展開、これは映画でも見事に「実現」されていました。ただ、少しそれが早すぎるかなと思ったのも事実です。もちろん映画と小説は別物であって、必ずしも映画は小説の絵解きではないことは充分承知です。でも、この「ゴーン・ガール」という物語を味わうには、ぜひ小説も読んでいただきたい。

 ちなみに、この小説の上巻では、主人公のニックの一人称とエイミーの日記が交互に登場します。これが夫婦の関係を丁寧に解き明かしていきます。この物語の進め方は著者ギリアン・フリンの才気があふれているところではないでしょうか。

 やがて明らかになっていくこの二人の真実。それは下巻の冒頭から一気に急展開を見せます。編集者として上下巻のかたちを取ったのは、この小説の白眉とも言うべき転回点を強調したかったからでもあります。まったく様相の変わる下巻以降は、もう巻を擱く能わずとはまさにこのこと、一気に最終ページまで読み進めてしまいます。

 ぜひ、小説でも、この「ゴーン・ガール」という物語をお楽しみいただければ幸いです。

『ゴーン・ガール』 2014年12月12日(金)全国ロードショー!
『セブン』『ソーシャル・ネットワーク』の奇才デヴィッド・フィンチャー監督が描く男と女の刺激的サイコロジカル・スリラー!





あなたはこの衝撃の展開に耐えられますか?
独創的な映像表現と力強いストーリーテリングで世界中の映画ファンを熱中させているデヴィッド・フィンチャー。新作が待ち望まれるハリウッドのトップ監督のひとりである彼の最新作は、幸福の絶頂にいるはずの夫婦をめぐるスリラー『ゴーン・ガール』。アメリカで600万部以上を売り上げたベストセラー小説の映画化だ。





夫のニック役には監督作『アルゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞したベン・アフレック。
ミステリアスな美しさを持つ妻のエイミーには、『アウトロー』の英国女優ロザムンド・パイクが扮している。
誰よりも長い時間を一緒に過ごしてきたパートナーの、知られざる秘密が次々と暴かれていく。
鬼才デヴィッド・フィンチャーが仕掛ける衝撃の展開にあなたは耐えられるか──
『ゴーン・ガール』配給:20世紀フォックス映画 (画像提供:20世紀フォックス映画)
"GONE GIRL" film artwork © 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.



編集者からのおすすめ情報
著者は、ミズーリ州カンザスシティ生まれ、カンザス大学卒業後、ノースウェスタン大学でジャーナリズムの修士号を取得。デビュー作「Sharp Objects」(『KIZU―傷―』早川書房刊)で2007年度のCWA賞最優秀新人賞、最優秀スリラー賞をW受賞、第2作「Dark Places」(『冥闇』小学館文庫)も09年度のCWA賞最優秀スリラー賞にノミネートされ、第3回ブラック・キル(Black Quill)賞ダーク・ジャンル・ノベル賞を受賞。現在、いまアメリカでもっとも活躍が期待される女性ミステリ作家のひとりです。




【著者紹介】
ギリアン・フリン : 米国ミズーリ州カンザスシティ生まれ。現在はシカゴに在住。カンザス大学卒業後、ノースウエスタン大学でジャーナリズムの修士号を取得。『KIZU―傷』(SHARP OBJECTS)で作家デビュー。第二作目『冥闇』(DARK PLACES)ではスティーヴン・キングなどに激賞され、CWA賞最優秀スパイ・冒険・スリラー賞にノミネートされる

中谷友紀子 : 神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。ジェイムズ・エルロイ、カール・ハイアセンなどの作品の翻訳者である田村義進氏に師事する。ミステリ小説の翻訳を中心に手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こーた さん

    貧すれば鈍する。不景気のあおりで職を失った若い夫婦は、NYを追われてアメリカの真ん中へ。灰色の中西部は、ふたりの心も荒ませる。失踪した妻。争った形跡。結婚記念日恒例の宝探し。夫は体面を気にして不必要な嘘を繰り返し、完璧(アメージング)だった日々を忘れらない妻の日記は、FBのタイムラインのように虚飾にまみれている。どちらの語り手も信頼できない。いや、本当にそうなのか?何かが歪んでいるように感じる。奇妙な違和感の重なりをおぼえながらも、先が気になってわたしは本の頁をめくる。嘘だ嘘だ嘘だ。(下巻へつづく)

  • 修一郎 さん

    日記らしくない妙な手記でいい子ちゃんぶるエイミーが嫌で仕方がなかったけど,そのうちにニックも嘘つきがバレだしたらもうどうにも嫌な奴ばかりだ。情報小出しで全容が見えない上に偽りがちらついて不快感この上なし。上っ面重視のニューヨークの生活と閉塞感いっぱいの田舎生活の描かれようも皮肉一杯。女性作家の方がこういう空気感を書くのが得意なのだろうか… イヤミスと知りながら読み始めて、まんまと術中にはまっている感ありあり,100%イヤミス読者の気分で、下巻へ…

  • Tαkαo Sαito さん

    映画⇒小説の流れです...。映画を観ていて終始、どこか気持ちの悪い違和感を感じていましたが、小説ではもっとゆるやかに夫婦関係の崩壊が描かれ、また妻が失踪してからの周りの人々の反応の変化に徐々に気持ち悪さが感じられました。ゴーン・ガールの前半なのですが、後半の展開を読みたいのでこれから書店に行って(下)を買おうと思います! あ、ちなにみ映画はとても面白かったですよ!?手汗と顔の脂汗が止まらないくらい怖かったですが...笑。

  • ケイ さん

    冒頭では、何となく妻がいなくなった話かと思う。しかし、次第に不穏な話になってくる。夫の語りが、まさか「アクロイド殺し」のようなパターンとも思えず、何がどうおかしいのか気になるから、下巻も一気に読むしかないだろう。些細なことだが、エイミーが「ねじまき島クロニクル」としかめっ面で格闘したというところにひっかかかった。舞台に出てくるミズーリ州、特にハンニバルのあたりは15年前に車で旅行して回ったので、ミシシッピ川も含め、情景が浮かんでくる。

  • 紅はこべ さん

    映画の脚本はギリアン・フリン本人が手がけたそうで、これは期待持てるかも。夫婦のすれ違いを描いて、ここまで凄まじい作品は初。どっちもどっちとも言えるが、妻の財産を遣い込んでいる分、夫の方が質悪いかな。

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