ピエール・ルメートル

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その女アレックス 文春文庫

ピエール・ルメートル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167901967
ISBN 10 : 416790196X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;16

内容詳細

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。

【著者紹介】
ピエール・ルメートル : 1951年、パリに生まれる。教職を経て、2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ第1作Travail soign´eでデビュー、同作でコニャック・ミステリ大賞ほか4つのミステリ賞を受賞した。『その女アレックス』はヴェルーヴェン・シリーズ第2作で、イギリスで話題となり、イギリス推理作家協会インターナショナル・ダガー賞の受賞作となった。2013年、はじめて発表した文学作品Au revoir l`a‐hautで、フランスを代表する文学賞ゴンクール賞を受賞する

橘明美 : 1958(昭和33)年、東京生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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幸運にも今から読まれる方は、「悲しみのイ...

投稿日:2021/03/04 (木)

幸運にも今から読まれる方は、「悲しみのイレーヌ」から読んでください。こちらがシリーズの第一作目となります。とにかく日本語訳がすばらしくて海外の翻訳とは思えないほどストレスなく読めます。作品は各賞を総なめしたとおりの間違いなくおもしろい作品です。

kotobuki さん | 広島県 | 不明

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これが海外の小説か!?グロ過ぎるのが問題...

投稿日:2021/02/27 (土)

これが海外の小説か!?グロ過ぎるのが問題だが、それを差し引いても読む価値あり。 ミステリーとして上質なのはもちろんだが、訳者の橘明美先生も素晴らしいと思う。言葉が迫ってくる感覚がした。

みっちゃん さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    いやあ素晴らしい。普段はミステリーを読まないものだから、これがどれくらい標準的なそれを超えているのかがよくわからないのだが、この作品が少なくても犯人を推理するといったようなレベルにないことは確かだ。なにしろ、犯人はほとんどはじめからわかっているのだから。したがって、ここで問われるのは「何故?」ということに尽きる。それを突き詰めていくのがカミーユ警部だ。次々に明らかになってゆく真実と、それぞれの心の動き。筆者は別の作品でゴンクール賞を受賞しているのだが、さすがに心理の「あや」を描き出すのに傑出した作家だ。

  • サム・ミイラ さん

    本当に凄い作品だ。不条理な誘拐劇から一転、衝撃的犯行の数々と想像を裏切る展開に思わず息を呑む。ラストに問いかける真実と法と正義。今まで読んだ事のない感情が込み上げる犯罪小説であり警察小説の傑作。この掟破りの一部始終を見逃す手はない(笑)

  • 遥かなる想い さん

    2015年度このミス海外第1位。 誘拐される美貌の女アレックスが 圧倒的な色彩感を放つ。 追うカミーユ警部たちのキャラも よい。 誘拐されたアレックスが 自力で脱出後、物語は 大きく動く…いったい アレックスは何者なのか? 何のためにこんなことを 繰り返すのか? 一転して、心がない アレックスの存在感は むしろ鮮やかなのだが… アレックスの視点と 警部たちの視点が交互に 切り替わり、徐々に物事が 明らかになっていく様は 見事で…終盤のアレックス の真実も大変哀しい…そんなミステリだった。

  • starbro さん

    本屋大賞まで受賞して遂に7冠までなった「その女アレックス」ようやく読めました。さすがに7冠は伊達でなく、いい意味で予想を裏切る展開で一気読みしました。ピエール・ルメートルの他の作品も読んでみたいと思います。話は変わりますが、ここまで売れた本に、こんな遅いタイミングで受賞させる本屋大賞は制度、スケジュール等を見直す必要があるのでは・・・

  • W-G さん

    過剰なまでの宣伝文句に釣られたせいで、自分の中でハードルが上がりすぎましたが、それでも面白いと思わせてくれました。今、振り返ると書店のプッシュし具合はかなり熱烈だったと思う。カミーユとそのチームはかなり好き。アルマンが特に個性的でいいとこ持っていく。ただ、この着地は個人的には微妙。シリーズ物でコレをやっちゃうと、ここから先の作品で感情移入しづらくなる気がする。そして・・・ネタバレ連発するシリーズ物を二作目から出版するのは駄目です。

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