オッフェンバック(1819-1880)

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CD 輸入盤

喜歌劇『ヴァイオリン弾き』、喜歌劇『66』 マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ&ケルン・アカデミー、ブエンディア、ショミアン、ノゲラ(2022 ステレオ)

オッフェンバック(1819-1880)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
555585
組み枚数
:
1
レーベル
:
Cpo
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オッフェンバック:喜歌劇『ヴァイオリン弾き』、喜歌劇『66』

1855年、ジャック・オッフェンバックがパリに設立したオペラ・ブフとオペレッタの公演のための劇場ブフ・パリジャン座。劇場は収容300人ほどの小さいものでしたが、パリ万国博覧会の正面入り口の真向かいにあり、多くの人々が訪れたため、オッフェンバックにも多大な成功をもたらしました。
 この年の夏に初演されたのが『ヴァイオリン弾き』(副題『ブルターニュの伝説』)でした。この作品で主役を歌ったホルテンス・シュナイダーは素晴らしい演技で観客を魅了し大人気となりました。
 その翌年の1856年7月31日には同じく1幕物の『66』が初演され大成功。こちらも『ヴァイオリン弾き』と同じく登場人物は3人のみ。小さい規模ながらもチロルの民俗音楽が効果的に用いられた、ちょっぴり皮肉の効いた楽しい作品です。ちなみにタイトルの「66」とは主人公のフランツが購入した宝くじの番号のこと。
 ケルン・アカデミーによるこの演奏は、19世紀の楽器を用いピリオド奏法によって行われたもので、初演時の雰囲気が良く伝わります。3人の歌手の巧みな歌唱も魅力的です。(輸入元情報)

【収録情報】
オッフェンバック:
1. 喜歌劇『ヴァイオリン弾き』全1幕
2. 喜歌劇『66』全1幕

 サンドリーヌ・ブエンディア
(ソプラノ)
 ピエール=アントワーヌ・ショミアン(テノール)
 アルマンド・ノゲラ(バリトン)
 ケルン・アカデミー(古楽アンサンブル)
 マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)

 録音時期:2022年8月27-29日
 録音場所:ドイツ、Deutschlandfunk Kammermusiksaal
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 収録時間:85分

ユーザーレビュー

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マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ指揮...

投稿日:2023/11/06 (月)

マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ指揮、ケルン・アカデミーの演奏で演奏されたこのCDは、ジャック・オッフェンバックの1幕物の喜歌劇を収録したCD。 ウィレンズとケルン・アカデミーは以前にも『紅いりんご』『火山の上に』という1幕の喜歌劇を録音、このCDはそれに続くもの。 CDは2枚組で1枚目は、1855年8月31日に初演された『ヴァイオリン弾き』という作品。 南ドイツを舞台にしたこの作品、オッフェンバックの喜歌劇でも初期の作品に位置し、現在では忘れられているが、オッフェンバックらしい、軽妙な音楽は後のパリの生活等を思い起こさせる。 録音はかなり少なく1950年代にドイツで録音された音源がドイツのマイナーレーベルからCDになっているぐらいで、今回の新録は歓迎される。 2枚目は『66』という作品が収録されている。 この作品も初期の曲で、ヴァイオリン弾きが初演されてからほぼ一年後の1856年7月31日に初演されたもの。 こちらも録音は少なく、ベルギーのレーベルから出ていたシャウヴェ盤に続く商用録音と思われる。 さて、本CDで演奏しているケルン・アカデミーは、バロックあたりや19世紀頭の知られざる作品の紹介に力を入れているようで、このオッフェンバックもそうでしょう。 楽譜等作曲時のスタイルをだいぶ研究して録音しているようですが、演奏は堅苦しい物ではなく、ドイツらしい重量な響きと明るいサウンドと生命力に満ちた演奏が特徴となっています。 歌手もそこそこ良い歌を聴かせてくれます。 ほぼ世界初録音の様な物と考えれば充分な演奏です。 録音は2022年8月、音質は良好です。

レインボー さん | 不明 | 不明

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