オッフェンバック(1819-1880)

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Blu-ray Disc 輸入盤

『ホフマン物語』全曲 シュレシンジャー演出、ピド&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、グリゴーロ、ハンプソン、他(2016 ステレオ)

オッフェンバック(1819-1880)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88985376629
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

オッフェンバック:『ホフマン物語』
ヴィットリオ・グリゴーロ、トーマス・ハンプソン
エヴェリーノ・ピド指揮、ジョン・シュレシンジャー演出
英国ロイヤル・オペラ2016


英国ロイヤル・オペラで1980年のプレミエ上演以降、同歌劇場の最も人気のある演目となっているジョン・シュレジンジャー演出によるオッフェンバック『ホフマン物語』。その最も新しい上演となった2016年11月の公演をライヴ収録した映像作品です。演出のジョン・シュレジンジャーは、『真夜中のカウボーイ』でアカデミー監督賞を受賞した映画監督。シュレジンジャーは時代設定を19世紀にして、このオペラの幻想的な世界を重厚かつ華麗に舞台化しており、ウィリアム・ダドリーのきめ細やかな舞台装置、マリア・ビョルンソンの手の込んだ衣装とともに、このオペラの代表的な舞台上演として知られています。オペラの映像作品がまだ珍しかったレーザーディスク初期からドミンゴ主演、プレートル指揮による映像(プレミエの翌年の1981年収録)でオペラ・ファンには馴染みの演出といえるでしょう。この定評ある舞台の最新映像を鮮明な画質と音声でご堪能いただけます。
 主役ホフマンを歌うのは人気爆発中のヴィットリオ・グリゴーロ、ホフマンを破滅に誘う悪役4人を担うのは名バリトン、トーマス・ハンプソンです。そして深い声で魅了し絶賛を博すソーニャ・ヨンチェヴァのアントニア、コロラトゥーラ・ソプラノのソフィア・フォミーナのオランピア、メゾのニュースターとして引っ張りだこのクリスティン・ライスのジュリエッタと女声陣など、新鋭歌手たちが見事な役を歌い演じていきます。アバド時代のミラノ・スカラ座のファゴット奏者から現在随一のベル・カント・オペラ指揮者となったエヴェリーノ・ピドの引き締まった指揮が、全曲を見事にまとめあげています。(輸入元情報)

【収録情報】
● オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』全曲


 ヴィットリオ・グリゴーロ(ホフマン)
 トーマス・ハンプソン(リンドルフ、コッペリウス、ミラクル、ダペルトゥット)
 ソフィア・フォミーナ(オランピア)
 クリスティン・ライス(ジュリエッタ)
 ソーニャ・ヨンチェヴァ(アントニア)
 ケイト・リンゼイ(ミューズ)
 ヴァンサン・オルドノー(アンドレス、コシュニーユ、ピティキナッチョ)
 ジェレミー・ホワイト(ルーテル),
 ユーリイ・ユルチャク(シュレミール)
 チャールズ・ライス(ヘルマン)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 エヴェリーノ・ピド(指揮)

 演出:ジョン・シュレシンジャー
 装置:ウィリアム・ダドリー
 衣装:マリア・ビョルンソン

 収録時期:2016年11月15日
 収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)

 収録時間:3時間8分
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1
 字幕:仏、英、独、伊
 50GB
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

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1980年ドミンゴ主演で今も名盤の誉れ高いプ...

投稿日:2018/12/15 (土)

1980年ドミンゴ主演で今も名盤の誉れ高いプロダクションの36年後の再演(特典映像は歌手・指揮者・演出家らのインタビューで制作の舞台裏を見せている)。 一番の見処は、旧版ではキャストが分かれていた四人の悪役を名バリトン歌手トーマス・ハンプソンが一人で演じている点で、悠々と楽しそうにやってるのが印象的。あとキャストの中では格が軽くなりがちなズボン役のニクラウス(ミューズ)を演じるケイト・リンジーが、なかなか芝居達者で聴かせるし、美しい!(案の定、オクタビアンも演じていた!)オランピア、ジュリエッタ、アントニアも、イメージにはまる歌唱であり、ビジュアル。演出は基本的に同じで、今ドミンゴ盤を観ると画質の粗さにびっくりするので、コベントガーデンの名舞台を克明に観られるのは買いだろう。 疑問なのは序幕。冒頭のオケの全奏の響きが薄くリズムも平板で、ノリが悪いこと。ホフマンが失恋と酩酊で廃人めいてるのはいいとして、声も弱々しくなってしまうのは本作の求心力を損なう。中間幕では若々しいホフマンなので演出の意図はわかるのだが、同じように尾羽打ち枯らしたような風情でも観客の心をつかんでしまうドミンゴとの差を感じた。そして、1980年盤を見直してもっとも驚くのは、序幕のアップテンポ気味な躍動感あるプレートルの指揮ぶりで、これがドラマにも生彩を与えているのが手に取るようにわかる。新盤も尻上がりによくなり観客の盛り上がりも出てくるが、最初から、お、これは!という名演奏感があるのは旧版の圧勝である。また画質が劣るとはいえ酒場の場面のリアリズム(いかにも200年前のドイツを想わせて欲しいものだ)も旧盤でないと気分が出ない。ニクラウスがホフマンと対等なパートナーとしてもよさそうな可能性を感じる歌手だけに、昔の演出のコピーではなく、新しいホフマン物語を追求してもよかったのではないか?という感も残る。

notabene さん | 東京都 | 不明

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