SACD 輸入盤

交響曲第3番(ペイン補筆完成版)、『威風堂々』第6番(ペイン補筆完成版) ヒコックス&BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(SACD)

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CHSA5057
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

イギリス音楽の達人ヒコックス。エルガーの交響曲第3番を遂に録音!

現代最強のイギリス音楽のスペシャリストとしてその名を馳せるリチャード・ヒコックスがエルガーの生誕150年記念として進めてきた交響曲の録音。交響曲第2番(CHSA5038)、交響曲第1番(CHSA5049)で成功を収めてきたヒコックスが遂に未完の交響曲第3番を録音。しかもカップリングも未完の威風堂々第6番です。
未完の交響曲第3番に対して「誰も手を付けてはならない」という言葉を残してこの世を去ったエルガーでしたが、その死から数十年。BBCの委嘱を受けたイギリスの作曲家アンソニー・ペインの補筆によって1997年にエルガーの「交響曲第3番」が完成。翌年の1998年にロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われた待望の初演では、ペインに対してもスタンディング・オベーションが贈られたといいます。

 「交響曲第3番」と同じくエルガーの死によって未完となり、1996年までそのスケッチすら陽の目を見ることが無かった「威風堂々第6番」。2005年にアンソニー・ペインによって補筆が着手され、2006年のプロムスでその全容が明らかとなった「威風堂々第6番」はこのヒコックスによる演奏が世界初録音となります。
また軍楽隊と合唱のために書かれた「過ぎ去りしあまた誠の王女たち」のペインによる管弦楽編曲版がカップリングされるなど、エルガーのアニヴァーサリー・イヤーを締め括るに相応しい充実の内容はイギリス音楽ファン必聴です。(東京エムプラス)

E・エルガー:
・交響曲第3番Op.88(ペイン補筆完成版)
・行進曲《威風堂々》第6番(ペイン補筆完成版)
・過ぎ去りしあまた誠の王女たち(ペイン編曲/管弦楽版)

BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
エイドリアン・パーティントン・シンガーズ
リチャード・ヒコックス(指揮)
録音:2007年7月1日〜2日、ライヴ

収録曲   

  • 01. Elgar: Symphony No. 3 (elaborated by Payne): I. Allegro molto maestoso - Cantabile - Largamente - 15:33
  • 02. II. Scherzo. Allegretto - Pi・mosso - Pi・mosso - Tempo I - 9:51
  • 03. III. Adagio solenne 15:08
  • 04. IV. Allegro - Con moto - Poco largamente - Con spirito - 15:03
  • 05. So Many True Princesses Who Have Gone (orchestrated by Payne): 6:46
  • 06. Pomp and Circumstance March No. 6 (orchestrated by Payne): 7:54

ユーザーレビュー

総合評価

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リチャード・ヒコックス指揮、BBCウェール...

投稿日:2023/02/25 (土)

リチャード・ヒコックス指揮、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団によるエルガー作品集です。 『交響曲第3番』『過ぎ去りしあまた誠の王女達』『威風堂々第6番』の3作品。 いずれもアンソニー・ペインの手が入っている。 本CDの目玉は威風堂々第6番で世界初録音。 但し、本盤は2007年7月録音で、それに先立つ事同年3月に、尾高&札幌響による録音がある事から厳密には世界で2番目。 リリースが本盤の方が早かったようで、このような表記になったようだ。 ヒコックスは2008年に若くして亡くなってしまったが、これは最晩年の録音。 演奏はさすがベテランの域に達しているだけあり、充実している。 威風堂々第6番ももちろん良いのだけど、交響曲第3番が作品の持つ魅力を見事に引き出して聴かせてくれる。 最近では録音が増えてきた同曲の中でもおすすめ出来る演奏だ。 CD層でしか聴いてないですが、音も大変優秀で聴きやすいです。

レインボー さん | 不明 | 不明

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威風堂々弟6番の世界初録音ということで、...

投稿日:2007/11/14 (水)

威風堂々弟6番の世界初録音ということで、そちらを目的に購入しましたが、なかなかエルガーのエッセンスに満ちており聴く価値のあると作品だと思います。しかし、それ以上に素晴らしいのはメインの交響曲第3番。C.デイヴィス盤を聴いた印象は正直単調でつまらない作品だと思っていましたが、ヒコックス盤でそのイメージが一新。すでに複数の録音がある3番ですが、初めて聴くならこのヒコックス盤が絶対にオススメ。

英ファン さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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