エリザベス・フェラーズ

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カクテルパーティ 論創海外ミステリ

エリザベス・フェラーズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784846015039
ISBN 10 : 4846015033
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
284p;20

内容詳細

イギリス、ロンドン郊外の小さな村。平穏な日常に忍び込む殺人事件。元女優、大学講師、医師、作家。犯人は誰だ。ミステリ本格黄金時代イギリス女流作家の巨匠、本邦初訳の代表作が今!

【著者紹介】
エリザベス・フェラーズ : 1907‐1995。本名モーナ・ドリス・マクタガート。別名義にE.X.フェラーズ。ミャンマー、ヤンゴン生まれ。6歳の頃、英国に移住。ロンドン大学でジャーナリズムを専攻。1932年、モーナ・マクタガート名義で普通小説を発表し作家としてデビュー。ミステリ作家としては「トビー・ダイク」シリーズの第1作目「その死者の名は」(40)が処女作となる。イギリス推理作家協会(CWA)の創設メンバーとしてミステリの普及に尽力し、1977年にはCWA会長を務める

友田葉子 : 非常勤講師として英語教育に携わりながら、2001年、『指先にふれた罪』(DHC)で出版翻訳家としてデビュー。その後も多彩な分野の翻訳を手がけ、多数の訳書・共訳書がある。津田塾大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雪紫 さん

    弟の婚約パーティー。得意料理のロブスターパイが何故か苦く、それを食べていた人が後々毒で死亡。ひとつの村で何が起こった? クリスティー的な平和な村で起こる事件だけど後半から目まぐるしく展開が変わる変わるだけど、あれ、これでいいのよね。と思いながらも驚きの読了。なんとまあ、ここまでやったこと。この人、ノリはクリスティー、中身はブランド?

  • 星落秋風五丈原 さん

    警察関係者も核となる探偵役も登場せず、各人が思い思いに推理を巡らせる多視点コ―ジ―・ミステリー。推理する側は容疑者でもあり、それぞれの語りを100%信じられない所がある点を念頭に置いて読むと緊張感が保てる。被害者も加害者も限られた人間関係の中で展開される点はアガサ・クリスティー作品のミス・マープルシリーズに似ている。ファニーとキットの人間関係が面白い。お互いに「相手には自分がいなきゃだめだ」と強く思い込んでいて、それが二人の関係を変える枷に。こんな男性と結婚すると苦労すると思うのだがいいのかスーザン?

  • 周到&執拗 さん

    御近所さんたち+ゲスト2名の気取らないカクテルパーティーで、毒死事件が発生。平穏な生活を取り戻すため、それぞれが組み立てた推理とは…? 多視点で描かれた多重推理もの。真相も探偵役も最後の最後まで判らない。偽解決用の伏線は大胆だが本解決用の仕込みにはチキンなあたりがいかにもフェラーズらしい(イニシャルの件とか)。生活者への温かいまなざしと、悪人の末路に容赦ないところは、クリスティー流を受け継いでいる。ただ、ゲスト2人が似た体質という偶然は余りにも無茶。あと、不確実な方法だと事後に気付いた、ってのはどうよw。

  • cinos さん

    小さな町での毒殺事件に、関係者たちがそれぞれ推理を語ります。そんな偶然が、と思いましたが、最後の真相は予想外でした。

  • koo さん

     フェラーズ中期のノンシリーズもの。村のお屋敷で毒殺事件が起こり警察、探偵役不在のまま事件関係者同士で事件の推理が行われ三人称多視点描写で次々と関係者を循環してゆくスタイルは中々ユニークでした。登場人物たちはキャラが立っていて退屈しませんでしたが反面登場人物たちの主観に満ちた予想が飛び交うままストーリーが進行し終盤になって予想外の探偵役と戦争を色濃く反映した苦い結末は意表を突かれましたね。

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エリザベス・フェラーズ

1907‐1995。本名モーナ・ドリス・マクタガート。別名義にE.X.フェラーズ。ビルマ、ラングーン(現在のミャンマー、ヤンゴン)生まれ。6歳の頃、英国へ移住し、ロンドン大学でジャーナリズムを専攻。1930年代にモーナ・マクタガート名義の普通小説で作家デビューし、ミステリ作家としては、「その死者の名

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