エネスコ、ジョルジュ(1881-1955)
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エネスコ、ジョルジュ(1881-1955) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

34件
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  • ARTE NOVAのエネスコ作品集中で、この1枚は迷わずお...

    投稿日:2013/01/19

    ARTE NOVAのエネスコ作品集中で、この1枚は迷わずお薦めできる。均一セールで500円になることがあるので、その際に購入されのがよいだろう。ルーマニア狂詩曲は、ヴァイオリン独奏用の編曲で耳にされている方も多いだろう。組曲は、2番がバロック時代の形式に民族性を織り込む試みが成功し、大変面白い曲に仕上がっている。3番はタイトルからして「村人たち」であるから、民族性を表に出しているのは当然と言えるが、管弦楽法がショーソンかオネゲルでも聴く感じで凝り過ぎていて、ストレートに村人の生活に溶け込めない。演奏は「お国もの」に懸ける意気込み十分で、大変活き活きしたもの。録音も適度に生々しく、抜けの良さ、音場の広がり、申し分ない。

    ニャンコ先生 さん

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  • エネスコの交響曲に「民族性」を期待してはいけない。...

    投稿日:2013/01/19

    エネスコの交響曲に「民族性」を期待してはいけない。その点で、ボロディンの交響曲などとは大いに異なる。19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランスを拠点に活躍した作曲家の作品を渉猟している、という方にだけは一聴をお薦めしたい。交響曲3番は、若い頃に受けたR.シュトラウスからの影響が濃厚であるように感じた。全楽章で、暗くも明るくもない中間的な響きが続き、不思議な雰囲気を醸し出している。ARTE NOVAにエネスコ管弦楽作品集を録音している演奏家達だが、この曲の演奏に関しては、音が明晰すぎて曲の魅力を伝えきれていない。「ルーマニア民謡の主題による序曲」でも、あまり民族性は表立たない。

    ニャンコ先生 さん

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  • Enescu’s sonatas are characterized by complex rh...

    投稿日:2013/01/14

    Enescu’s sonatas are characterized by complex rhythms which are typical of Eastern Europe whose content are not as explicit as Romanian rhapsody no. 1. Somber tones, besides, more or less mystic and dreamy harmony in their slow movements remind me of Brahms’s and scriabin’s late piano solo works, though these movements seem not to be constructed on a sort of wabi-sabi spirit in different from Brahms’s. Sonata no.1 consists of respectively individualistic three movements − weird first movement whose climax is a little demoniac, danceable second movement that it is obscure that which inspired it, folk dance or jazz, tranquil third movement which sounds like some tiny jewels which twinkles in darkness. Especially, sonata no.3 which Lipatti liked and sometimes played is highly elaborated work. In its brisk first movement, Fujiwara’s light touch is dexterous. In the esoteric but abstruse second movement which sounds like a private prayer and a spell, her excessively slow tempo in the middle section feels awkward, which is inferior to flowing performance by Cristian Petrescu. In the kaleidoscopic third movement in which main themes of the previous two movements are reproduced, in contrast to Petrescu who played this in faster tempo, her (Fujiwara’s) subtle pauses and occasional agogik are so effective that it impresses us more magnificent than that of Petrescu. Lipatti’s works are refined and plainer than Enescu’s sonatas but somehow plaintive and solitary, which resemble Ravel’s in a way. Fujiwara also sets somewhat slow tempo in Romanian rhapsody no.1, though many male players seem to set faster tempo, her technique is sufficiently splendid. The quality of sound is not so resonant and feels as if we were situated in appropriately far from the player that it is comfortable enough to listen. 長いこと聴いていますが、国内盤のため注目されていないだろうと思い、改めてレビューを書くことにしました。エネスクのソナタは、東欧独特の複雑なリズムを持つ曲で、どこか、スクリャービンを思わせる部分もあります。緩徐楽章は、ブラームスの晩年の小品のような「“ワビサビ感”がある」と言うと語弊がありそうですが、翳りを帯びた色調はそれに通じるものがあります。第1番も、幾分悪魔的なクライマックスのある不気味な第1楽章、民謡をベースにしたのかジャズを意識したのか判然としないリズミカルな第2楽章、暗闇に光る小さな宝石のような静謐な第3楽章と、なかなか個性的な音楽になっていますが、リパッティが好んだという第3番は特に難曲で、エネスクに対してヴァイオリン奏者としてのイメージが強い方が聴いたら、驚かれるかもしれないほどの労作です。第1楽章は、藤原が軽いタッチで弾いているのがとても心地良いです。第2楽章は、ある種の祈りのような楽章ですが、中間部のテンポが遅過ぎて流れが停滞するのが残念。You tubeで聴いたC.ペトレスクの演奏(廃盤)のほうが、速いテンポで違和感がないです。第3楽章は、前の2つの楽章の主題も再登場する、壮大で華麗な内容。こちらは一転して、藤原の間の取り方が絶妙で、それが見えを切るような効果を上げており、ペトレスクよりもテンポが遅いことで、より重厚な印象を受けます。リパッティの作品は、軽妙洒脱ながらもどこか寂しげで、ラヴェルに似ている面があります。ルーマニア狂詩曲第1番は、作曲者自身による管弦楽版からの編曲。男性奏者であれば後半にもっとテンポを上げるかと思いますが、まずまずの内容。マイクから適度に遠くて残響がしつこくない録音も聴きやすいです。

    のろま さん

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  • バルトークのルーマニア舞曲にも通じる、独特の節回し...

    投稿日:2010/12/24

    バルトークのルーマニア舞曲にも通じる、独特の節回しが良いですね。特に3番。ねちっこいメロディが印象的。演奏もいい!ご一聴を。

    silver さん

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  • ピアノ組曲第2番が凄く好きで、色んな盤を買いました...

    投稿日:2009/05/24

    ピアノ組曲第2番が凄く好きで、色んな盤を買いましたが、この盤が一番オススメです。

    KENNARD さん

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  • 第二番が超オススメです!!!!!!

    投稿日:2009/05/06

    第二番が超オススメです!!!!!!

    KENNARD さん

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  • チェロソナタ第1番は親しみやすく心地よい作品でした...

    投稿日:2009/05/06

    チェロソナタ第1番は親しみやすく心地よい作品でした。 隠れた名作ではないでしょうか。 キレのある演奏ですね!

    KENNARD さん

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  • 優れたヴァイオリニストであった彼の作品はマイナーですが名...

    投稿日:2009/05/06

    優れたヴァイオリニストであった彼の作品はマイナーですが名曲がたくさんあります。このCDもその一つでした。 価格も大変安くて驚きました!

    KENNARD さん

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  • エネスコの光景描写はこれ迄にない新しい感動に満ち、...

    投稿日:2008/03/22

    エネスコの光景描写はこれ迄にない新しい感動に満ち、わい小な人間達をのみつくす自然の広大な空間と吹き荒れる弦楽のダイナミズムに他ならない。 空間構成は非常に斬新であり、またどことなく澄んだ空気とメランコリックな雰囲気が漂う。このような作品で、晩年のカラヤンには本領を発揮して欲しかったものだ。 1番はかなりイケル!

    レエル さん

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  • ローレンス・フォスター指揮による、エネスコ(1881-1...

    投稿日:2007/10/05

    ローレンス・フォスター指揮による、エネスコ(1881-1955)の交響曲全集+交響詩「海の声」。録音も大変良い感じで、演奏もすっきりとしているわりには、なかなかコクのあるものだと思います。第1番、第2番、第3番それぞれの持ち味を十分に引き出していると思います。特に第1番の終楽章や第3番の第2楽章のスケルツォはなかなかの秀演。交響詩「海の声」も声楽が編成に加わった30分に近い大作。

    たーこ さん

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ありがとうございました

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