基本情報
内容詳細
自由と秩序のバランスを求め、華麗な弁舌をふるった政治家・文人エドマンド・バーク。その代表作について、刊行当時のインパクトを甦らせるべく再構成したのが本書である。理想的な社会の建設を謳い、以後のあらゆる変革の原型となったフランス革命。だが高邁な理念は、凄惨な現実と背中合わせだった!三色旗の向こうに、混乱を重ねる日本の姿が見えてくる、古典新訳、待望の文庫化。
目次 : プロローグ 『フランス革命の省察』から学ぶもの/ フランス革命と名誉革命の違い/ 過去を全否定してはいけない/ 人間はどこまで平等か/ 革命派の暴挙を批判する/ 教会は大事にすべきだ/ フランスに革命は不要だった/ 貴族と聖職者を擁護する/ 改革はゆっくりやるほうが良い/ メチャクチャな新体制/ 社会秩序が根底から崩れる/ 武力支配と財政破綻/ フランス革命が残した教訓
【著者紹介】
佐藤健志 : 1966年、東京生まれ。評論家・作家。東京大学教養学部卒業。1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で、文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を当時の最年少で受賞。1990年、最初の単行本となる小説『チングー・韓国の友人』(新潮社)を刊行した。1992年の『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』(文藝春秋)より、作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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absinthe さん
読了日:2024/02/22
スター さん
読了日:2025/04/13
老眼のローガン さん
読了日:2025/08/23
ゆずな さん
読了日:2021/03/31
Ryosuke Kojika さん
読了日:2021/07/05
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人物・団体紹介
エドマンド・バーク
1729‐97。イギリスの政治家、思想家。アイルランド・ダブリン生まれ。アメリカ独立戦争を支持した一方、フランス革命を批判し、その主張をまとめた『フランス革命についての省察』によって「保守思想の父」として知られる
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