ウィリアム・b・アーヴァイン

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ストイック・チャレンジ 逆境を「最高の喜び」に変える心の技法

ウィリアム・b・アーヴァイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140818466
ISBN 10 : 4140818468
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;19

内容詳細

目標を達成しようとするとき、困難や逆境にはどのように対処するべきか?古代ストア派の哲学者たちは、マイナスの感情にとらわれず、喜びや楽しみなどのプラスの感情を増大することが必要だと説いた。こうしたストア哲学の教えは、ストレスフルな環境下で高いパフォーマンスを発揮するための理論として、シリコンバレーで大流行している。「禅」「マインドフルネス」に連なるかたちで注目されているストア哲学の考え方を20世紀後半の心理学と組み合わせ、主体的に感情をコントロールし、よりよい人生を送る方法を記した一冊。

目次 : ある日空港で/ 第1部 基礎編 試練に対処する/ 第2部 理論編 感情はコントロールできるか/ 第3部 実践編 「ストイック・テスト」に取り組む/ 第4部 応用編 ストア主義者として生きる/ ふたたび空港で

【著者紹介】
ウィリアム・B・アーヴァイン : オハイオ州デイトンにあるライト州立大学哲学科教授。ミシガン大学で数学と哲学を学んだ後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で哲学の修士号と博士号を取得。『欲望について』(竹内和世訳、白揚社)でアメリカ図書館協会CHOICE誌2006年度優秀賞受賞

月沢李歌子 : 津田塾大学英文学科卒。外資系金融機関勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Votoms さん

    ストア派の哲学が現代の認知科学の領域で結構再評価受けているらしい。私はストア哲学について殆ど勉強していなかったのだが、この本はそうした人でもすんなり読めるもので、かなり具体的かつ実践的に不快な感情を避けつつ世界に自分を適応させる方法が記載されている。特に「怒り」を避ける方法に関してはかなり勉強になったと思う。非常に勉強になったのでこれからストア哲学者の原典にもあたっていきたい。

  • KEN さん

    逆境は神が自身に下したテストであると本気で捉える(=ストイックテスト)ことができれば、前向きになれそう。「ストイックとは、出来事を前向きに解釈する能力である」という本書で書かれている定義は聞いたことがなかったが、確かに世の中のストイックと呼ばれる人は、苦しそうではない。

  • 古民家でスローライフ さん

    ストイックという言葉を聞くと、大谷翔平や井上尚也のようなアスリートが真っ先に思い浮かぶが、そのストイックという言葉の原点となった古代ギリシャのストア哲学について、わかりやすく解説しつつ、それが、現代社会においても有効であることを示した一冊。ストア哲学は、逆境をゲームに変える、怒りのコントロール、レジリエンス、感情のコントロール、フレーミング効果という五つが重要であり、それを日常的にトレーニングすることによって、幸福に近づくことを目的としている。現実を受容した上で、鍛錬を行う大切さを含め大きな学びを得られる

  • bibliotecario さん

    最後のパスポートを失くしたエピソードでは、ストア哲学の達人を思わせる境地に達しているようだ。見習いたいものです。

  • Q さん

    セネカに代表されるストア哲学の教えを21世紀の視点で解釈する本。解説される内容としては、楽観主義、自責思考、レジリエンス、アンチ共感力、怒りに対して冷静に、神からの試練、失敗を受け入れる、幸運に浮かれない、死後から今の幸福を噛み締める、といったところだろうか。自動思考に対する対処など抑鬱の手法にも似たところがあった。しかし共感力は社会をまわすために必要なのではないかとも感じた。

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