ウィリアム・グリル

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シャクルトンの大漂流

ウィリアム・グリル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001112603
ISBN 10 : 4001112604
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
72p;31

内容詳細

十七か月にもおよぶ極限の旅…救命ボートで嵐の海を千数百キロ…極地の山岳地帯を三十六時間で踏破…絶望の淵にあって、決して希望を捨てなかった男たちの物語。デビュー作にして、ケイト・グリーナウェイ賞史上最年少受賞作!

目次 : 資金集めと隊員募集/ 隊員/ 犬/ エンデュアランス号/ 道具と物資の調達/ いざ出帆/ イングランドからサウスジョージア島へ/ 探検地図/ ウェッデル海へ/ 流氷帯〔ほか〕

【著者紹介】
ウィリアム・グリル : イラストレーター。ファルマス大学で学び、ロンドンを拠点に活動している。老舗百貨店であるハロッズの広告イラストレーションを手がけ、ニューヨーク・タイムズの紙面などでも活躍する。デビュー作である『シャクルトンの大漂流』は、2015年度のケイト・グリーナウェイ賞を史上最年少(25歳)で受賞したほか、数々の賞に輝いた

千葉茂樹 : 1959年、北海道生まれ。翻訳家。絵本から読みもの、ノンフィクションまで幅広い作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin さん

    「エンデュアランス号漂流」を読んだ人も、これから読もうと思っている人にもおすすめの一冊。内容はかいつまんでのあらすじ本だが、大型本ならではの読みやすさと絵がイイ。新進気鋭のイラストレーターの著者、色鉛筆で描かれた絵と構成がどれも素晴らしいと感じた。「エンデュアランス号漂流」を再読しながら読むのもいいかもしれない。図書館本。

  • ぶち さん

    絵の力に魅せられました。見開きのページ一面に流氷の海、左下に小さな小さなエンデュランス号。なんと広大な流氷の海。スケールの大きさをまざまざと見せられました。文章だけの小説だと、この描写にどれだけの字数を要することか....。大きな絵だけではありません。探検に必要な物資、探検隊員の一人一人、探検に不可欠な犬たちの一頭一頭、まるで図鑑をじっくり眺めるような楽しさも味わえます。シャクルトンたちは、南極大陸に到達することができずに失敗に終わりましたが、この絵本は極限状態に陥ったときに必要なことを教えてくれます。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    ふはー。ドキドキ面白かったー☆ 20世紀初頭の南極探検の英雄時代に、世界初の南極大陸横断を試みた探検隊のお話です。GPSも通信衛星も携帯もない時代だよ。■冒頭にエンデュアランス号の、船体、乗組員、犬、装備、等々が、一人一人 一つ一つ紹介されているので、読み進める毎に隊員の個性なども読み取れて、また、何年にも及ぶ生死をかけた過酷な旅の、その冒険と危機のなかでの乗組員たちの日常を描いているので、一人一人の心の中まで想像しちゃいました。■実話に基づく、途方もない勇気と冒険の物語でした☆ (2014年)(→続

  • 野のこ さん

    《図書館の飾り棚にて》表紙の青一色のおしゃれなデザインに惹かれて借し出し。隊員26人全員の紹介や、こまごました物資などのユニークなイラスト、小さなコマで話を進めたりと思考を凝らした構成が楽しかったです。画面いっぱいに迫る嵐、大波にちっぽけな一隻の船の絵とかはもう恐ろしくて寒くなった。南極横断、死と隣り合わせでありながらもシャクルトンのリーダーシップ、隊員たちのおおらかさが無事の帰還を導いたのかな。ロス海支援のことを思うと、最後のシャクルトンの言葉は印象的でした。

  • ちえ さん

    去年読んだ角幡唯介「極夜行」でも触れられていたアーネスト・シャクルトンのエンデュアランス号の南極漂流記。準備段階から3年かけて、失敗はしたものの一人の犠牲者も出さずに故国に戻ってきた冒険談。この本でケイト・グリーナウェイ賞を25歳で史上最年少受賞したグリルの絵と構図が何といっても素晴らしい。冒険の部分はどちらかというとさらりと書かれているように感じるが、「極夜行」を読んでいたので生死の境をさまよった状況を想像できた。人は帰還したが犬は途中で射殺されたというところに、また厳しさを感じた。

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